宮本コラム
所属:110 Financial Support Taiwan
宮本 大之
MIYAMOTO Hiroyuki
海外金融歴15年の国際ファイナンシャル・アドバイザー。台湾在住の、日本と海外両方に精通した専門家。
大手IT企業、内モンゴルでの沙漠植林活動を経て2002年にAXA生命入社。「ライフプランの重要性」と「資産保全」の基礎を学ぶ。2007年には総合保険代理店の創業期に役員として参画し、「増やすだけでなく守る」資産管理を追求。その後、日本と海外の金融環境の違いに着目し、2010年に「110 Financial Support」を設立。
専門分野
- 日本・海外の双方に精通したクロスボーダー資産設計
- ライフプランニング&グローバル資産保全計画
- 保険の多様性を活かした資産設計
日本の商品で増えないジレンマを海外の仕組みで解消し、肩の力を抜いた資産設計を提案します。一極集中した日本だからこそ、一般論に惑わされない「ゴール設定」と「外貨での分散投資」で家族の未来を守ります。
この専門家の最新コラム
不安定状況での資産運用 22’下期円安編
今のような円安状況 どの様に運用したら良い? 世界中に3年近くも影響を与えたパンデミックに続いて 現在のウクライナの状況等々… 今後どうなるの?運用はした方が良いの? 等々 ここ最近最も多く頂いているご質問です。 これまでは日本の貯蓄を有効活用したいというご相談が多かったのですが、ここ最近は 円安の状況下どうしたら良い?と言ったご相談が増えています。 ✅日本円?台湾元?米国ドル?何で運用? ✅お金は日本に持って行った方が良い? ✅そもそも運用より銀行貯蓄では? 答えは、お金を貯めたり・増やしたりという点ではこれまでと 大きな違いはありません。 世界情勢が大きく変わっており、益々外貨を持つ必要性が 高まっており、やり方や考え方を転換する必要はあります。(結論を知りたい方は、下記の【具体的な違いは?】を確認ください)...
月々1万円 台湾で無理なく積立 (22’下期編)
まずは少額での金額から貯蓄したい よくある質問の一つですが、もちろん可能です。以下の様な理由からまずは少額積立をしてみたいという方は多くいらっしゃいます。 ✅まだ毎月貯蓄できていない ✅海外での貯蓄は初めて ✅円安でまとまったお金はなんとなく躊躇 せっかくだから台湾(海外)のメリットを活かしたいという方が多くいらっしゃることも事実です。今年は3月頃から過去に例がないほどの急激な円安でしたが、毎月コツコツ払っていくタイプのため、今度のさらなる円安や円高への対策にもなります。 日本と比べた場合の違いとメリットは運用利回りが大きく違うという点につきます。 日本の一般的な銀行での預金金利は0.002%で、 ネット銀行のソニー銀行などでも0.02%程度です。 日本の一般的な貯蓄型保険でも条件が整って、0.75%程度です。 ところが、ここ台湾では少なくとも2.6%で、場合によっては5%以上という貯蓄型保険も存在します。 仮に毎月1万円を20年・25年と積み立てた場合は以下の様な結果となります。 総支払額:20年=240万円 25年=300万円 もちろん1万円(約2,500元)からの積立も可能ですが、 同条件で仮に3万円を積立られた場合は以下の通りとなります。...
円安に振り回されない3つの理由
今は米ドルの金融商品は購入しない方が良い? 日本にあるお金を運用(活用)したい人達から、最近よく聞かれる質問です。確かに日本の金融商品でドル建ての保険やドル建ての定期預金であるなら、今はやめておいた方が良いかもしれません。 しかし、これが海外(台湾)の金融商品となると、話は別です。 以下の3つの理由から、為替に振り回されることなく、一日も早く時間を味方につけた運用や活用を行なって頂いた方が良いと考えます。 理由その1 更なる円安の可能性が高い 1〜3年などの短期については何とも言えませんが、4月16日のコラム 「今後は円安?その仕組みとは?」の通り長いスパンで考えると、今後もさらなる円安の可能性が高いと言えるでしょう。 国の弱体→円安 長い目で考えるとさらなる円安の可能大 理由その2 為替に負けない利回り 仮に100万円を年利5.5%の金融商品に預けます。 45歳の人が退職後の生活費を目的として運用した場合に20年目は291.7%で21年目は307.8%となります。この一年でなんと16.1%も増えることになります。...
毎年安くなる 熾烈な日本の保険会社の価格競争
年々安くなる日本の保険は世界有数の安さ 実は日本の保険が激しい価格競争の結果、毎年安くなっていることをご存知でしょうか。 この20年で新しい保険会社がどんどん登場してきています。その背景には吸収合併で淘汰されている会社もありますが、新しい保険会社も続々登場しています。その結果益々保険料金の価格競争が激化しています。 ネオファースト生命・メディキュア生命・はなさく生命などなど、20年前にはなかった保険会社です。 感覚的には現在の医療(入院)保険や死亡保険は20年前の半額以下の金額となっています。 関連コラムもありますので下記も参照ください。 日本の保険 3年以上も見直してないなんて勿体ない 私は毎年、年齢が一歳ずつ上がっているにも関わらず、毎年日本の保険を見直しておりその結果、今でも毎年安くなっていっています。単純に保険料金が安くなるだけでなく、場合によっては内容が良くなって、さらに保険料金が安くなることもしばしばです。 具体的な保険料金の違い 下記は一例ではありますが、同じ保険会社で同じ商品であるにも関わらず、月額(年額)保険料金は安くなっています。 数百円から場合によっては、1,000円近く安くなっている商品もあります。 これはあくまで単品商品での比較となります。実際に保険に加入される際は、死亡保険と入院保険とガン保険など複合的に加入するだけでなく、夫婦や家族での加入となります。その為、一つの家庭では1,000円〜5,000円ほど安くなることもしばしばあります。 一度、日本の保険の現状確認をされてはいかがでしょうか?弊社ではそういった、日本の保険診断等も行っております。是非ともご利用頂き、家計の無駄を少しでも省いて、賢く有効な貯蓄計画を立てて頂ければと思います。 WEBセミナー開催日時と参加方法...
共済保険って 本当に安い? その質問に答えます
共済保険って安いんですよね?お得なんですよね? これはよくある質問です。しかし、結論からお伝えすると、決して安くもなければお得という訳でもありません。20年以上前であれば、比較的お得という時代もありましたが、保険会社の価格競争時代の今、決して割安でないばかりか、むしろ多くの年齢の方にとって共済保険はかなりの割高です。50代の方が、65歳までのプラスαで加入するのであれば、少しはお得かも知れません。その理由は後ほどお伝えしますが、まずメリットは以下の通りです。 メリット その1 一律料金で分かりやすい (結果デメリット) その2 還付金がある その3 18歳未満の子供タイプは総合的にお得 デメリット その1 結果的に高い その他 後述 共済保険の基本的内容について 一言に共済保険と言っても、Coop共済やこくみん共済や都道府県民共済等さまざまですが、ここでは県(都道府)民共済を例に解説いたします。 基本的には大きく以下の3つのパターンがあります。 こども型 : 0歳〜17歳...
年金の『新』常識 4月大改正の衝撃
年金の新常識 年金「大」改正の衝撃 4月から年金のしくみが大きく変わりました。 受給開始年齢は本来は65歳からですが、最短60歳から最長75歳と選択が可能になります。受け取れる金額も65歳から受け取るよりも、75歳から受け取った方が最大で84%も増える予定です。「長生きリスク」にどう備えるのか、考えてみます。 ✅変更のポイント 良:選択の幅が広がる 悪:受取額が減額 日本の公的年金は、主に自営業者向けの「国民年金(基礎年金)」と、会社員や公務員向けの「厚生年金」という、2階建ての構造となっています(下記の図参照)。その仕組みが4月から大きく変わりました。こういう事って知らないうちに、ジワリジワリでも急激に変わっていくものなんですね。 国民年金は満額で一人当たり1ヶ月に6万4,816円。 厚生年金は夫婦二人の標準世帯で月額21万9,593円へとそれぞれ、減額されました。昨年に比べて、0.4%のマイナスとなっており、2年連続で給付額が減ったことになります。しかし、悪いことだけでなく、選択の幅が広がるという大きな改定もありました。 最長75歳(最短60歳)から受給できる 2022年4月から日本の公的年金が大きく変わります。最大の特徴は【受給開始年齢の繰下げ延長】でしょう。 通常、年金を受け取る年齢は65歳ですが、これまで本人が希望すれば60〜70歳の間にもらう年齢を自由に選択する事ができました。今回の改正ではなんと、最長75歳まで延長可能となりました。 年金の受取を1年間、繰り下げる(遅らせる)ごとに、65歳時の予定よりも8.4%も増える仕組みとなっています。つまり、65歳から5年間繰下げて、70歳で受給を開始すれば42%増。10年間繰下げ、75歳から受給を開始する場合はなんと84%も増えるのです。 具体的には、65歳で老齢基礎年金をもらう場合は年間78万円ですが、仮に75歳開始の場合は年間143万円受給する事ができます。78万円が143万円ですから、かなりの金額ですね。 反対に、受給を1年繰り上げる(早める)ごとに、金額は4.8%減る。5年間繰り上げて60歳で年金を開始すれば24%減ってしまうため、受取金額は年間59万円となります。...
今後は円安? その仕組みとは?
今後は円高?円安? 明日・1年後・3年後の為替は誰にも分からない、とはよく言われることです。 また短期間の場合は想定外のことも、しばしばです。ところが長期間となると少々話は変わってきます。 決して私の主観ではなく、世の中の多くの経済学者は今後長い目で考えた場合、円安になると共通して言っています。 その理由は? 通貨(お金)の強さは,その国の体力(強さ)を表します つまり 国の力が強い=通貨(お金)が強い となります。 日本の通貨は”円”ですが、日本の通貨が強い事は 日本の通貨が高い=円高 となります。 その逆は以下の通りです。 国の力が弱い=通貨(お金)が弱い 日本の通貨が弱い=安い=円安...
いまさら聞けない?円高/円安 ってなに?
最近よく円安って聞くけど なに? よく耳にする「円安」や「円高」という言葉。 分かっている様で説明出来ないという方も多いのではないでしょうか?今日現在(22’4/14)、1米ドル126円となって20年ぶりの安値なんていう記事が出ていました。 115円が126円になって「円安」?金額が高くなっているのに「安」?なぜ? 分からなくても良いのです、小中高大と日本の教育ではその説明(勉強)がありません。誰も教えてはくれません。今回はその円高と円安の違いについてお伝えいたします。 理解に苦しむのは言葉とイメージが合ってないからではないでしょうか? ここに言葉の隔たりがありますよね。 100円が90円になるのに「高い」?? そして、100円が110円になることが「安い」?? 意味がわからない…。 これはアメリカ人の気持ちになって考えるとわかりやすいかもしれません。 例えば、アメリカ人のデイビッドが日本の100円硬貨を購入する場合を考えます。 アメリカ人の気持ちだと分かりやすい? 1ドルが100円の場合 100円を1ドルで購入することが出来ます。 ここまで理解はよろしいでしょうか?...
加入してはいけない日本の米ドル建て貯蓄型保険の落とし穴
【日本の米ドル建て保険の魅力が急降下】 これまで日本国内でも比較的魅力のあった、米ドル建ての貯蓄保険ですが、その魅力が完全になくなってしまいました。 日本の貯蓄型保険について魅力がないことは再三お伝えして来ましたが、とうとう、最後の砦であった米ドル建貯蓄型保険も全く魅力がなくなりました。 まずはこれまでの魅力について。 日本で加入出来る「米ドル貯蓄保険」は「円建て貯蓄保険」より保険料金が安く・解約時の払戻金が大きいという特徴がありました。日本の学資保険や個人年金保険の価値がなくなる中、唯一日本に残る魅力のある貯蓄型保険でした。 その保険が、2020年の夏に大きく変わってしまったことを以下のコラムでもお伝えしました。 【日本の外貨建貯蓄保険には近付かない】 しかし2021年以降は魅力急降下だけでなく、 さらにマイナス運用になってしまうという状況です。 マイナス運用というのは増えるのではなく、目減りすることを意味します。 現在の米ドル建て貯蓄保険に500万円を預けたとします。 20年後の解約時返戻率は124%ですので、...
安いイメージのネット保険 本当に安い?
【安いイメージのネット販売保険】 ネット販売保険=通信販売保険 については皆さんどの様なイメージでしょうか? ・安いイメージ? ・担当者がいないと不安? ・分かりやすい? 様々な印象をお持ちと思いますが、やはりその中でも「安い」という印象が多いのではないでしょうか。実際に「ネット保険は安いのでしょう?」と言う質問も多く寄せられます。 結論:必ずしもネット保険が安い訳ではありません また最近はほとんどの保険会社が通信販売(ネット)販売を行っているため、ネット販売専門の保険会社や対面(営業職員)専門の保険会社という考え方も・垣根も無くなってきています。 通信販売を行っていない会社でも、子会社やグループ会社が通信販売を行っているという状況です。 例えば、第一生命グループのネオファースト生命や日本生命グループのはなさく生命や住友生命グループのメディキュア生命などがこれにあたります。ネット販売専門の保険会社も対面形式専門の保険会社もないと言っても良いのかもしれません。 ...
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