3分でわかる!ドルコスト平均法

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今回は金融商品の投資手法のひとつ、『ドルコスト平均法』について解説します。

いきなり『ドルコスト平均法』と難しい言葉で書かれても、はじめて聞いた方には難しく感じられるかもしれません。そこではじめはわかりやすいようにリンゴを使って説明し、次に投資の事例を見ていきます。

メリットとデメリットも紹介していますので、参考にしてください。

ドルコスト平均法~リンゴを使った場合~

AさんとBさんが毎月、リンゴを買います。Aさんは10個、Bさんは千円分買ったときに、どちらがお得になるでしょうか。

Aさん

1月2月3月
単価100円50円200円116.6円
個数10個10個10個30円
1000円500円2,000円3,500円

リンゴの単価は毎月変わっています。しかし単価は変わっても購入する個数は10個と変えません。

リンゴを10個ずつ3か月間購入し続けた結果、リンゴ1個あたりの平均購入単価は116.6円でした。

Bさん

1月2月3月
単価100円50円200円85.7円
個数10個20個5個35個
1,000円1,000円1,000円3,000円

一方のBさんはリンゴの価格の変動に合わせて、購入する個数が変化しています。2月の安い時は多く買い、3月の高い時は少ない購入にとどまっていますね。

3か月購入したときの、リンゴ1個あたりの平均購入単価は85.7円でした。

AさんとBさんは3か月間リンゴを買うといった行動自体は同じですが、平均購入単価に差がついたことがわかります。

ドルコスト平均法~資産運用で使った場合~

では実際に資産運用でドルコスト平均法を使ってみましょう。

AさんとBさんがそれぞれ株を購入することにしました。Aさんは10株、Bさんは10,000円分を買ったとき、どちらがお得になるでしょうか。

Aさん

1月2月3月
単価1,000円2,000円1,500円1,500円
株数10株10株10株30株
10,000円20,000円15,000円45,000円

Aさんは3か月間購入した結果、1株あたりの平均購入単価は1,500円になりました。

続いてBさんを見ていきましょう。

Bさん

1月2月3月
単価1,000円2,000円1,500円1,380円
株数10株5株6株21株
10,000円10,000円9,000円29,000円

Bさんは3か月購入した結果、1株あたりの平均購入単価は1,380円になりました。株の場合、端数は購入できないので3月は予算内の9,000円としています。

リンゴと同じように、BさんはAさんよりもお得に買い付けができました。

資産運用や外貨運用では日々、値動きがあります。安く買えるときもあれば高値掴みをするときもあるので、「こうすればよい」という正解はありません。

しかしタイミングをずらすことで有利な買い付けができます。

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法のメリットを紹介します。

購入のタイミングを悩む必要がない

安いときに購入したい気持ちは皆同じですよね。しかしいつが購入するベストのタイミングなのかは誰にも分りません。

そのため絶好のタイミングを待っていると、いつまでたっても購入できないでしょう。感情を挟まず機械的に購入することで、買い付けのタイミングを悩まずに済みます。

小額からでもはじめられる

購入金額をある程度自分で決められるので、小さくはじめられます。購入金額を増やすのは資金が増えたタイミングで大丈夫です。

相場下落時は安く購入できる

相場が下落傾向にあるとき、株価は下がるので買い付けのチャンスです。普段よりも安く、さらに多く購入できるので平均取得単価を下げられます。

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法はメリットばかりではありません。デメリットも把握しておきましょう。

高値掴みをする可能性がある

好景気のあと、不況に入った場合は買い付け金額が元に戻らない可能性があります。景気は好況と不況を繰り返す傾向があるため、しばらく我慢をする時期がくるかもしれません。

すぐに儲からない

ドルコスト平均法は短期投資のように、すぐに利益が出るものではありません。「早く儲かりたい」と考えている方には不向きでしょう。

長期投資のすすめ

ドルコスト平均法は定期的に同じ金額を購入するため。時間を味方につければ効果を発揮します。

安いときはたくさん購入し、高いときは高値掴みを抑えられます。長い目で見れば最終的に大きなリターンを得られる投資手法のひとつと言えるでしょう。

まとめ

ドルコスト平均法は投資手法のひとつです。金融商品や保険商品を購入するタイミングと金額を固定しておけば、リスクを分散しながら投資ができます。

購入金額やタイミングはある程度自分で決められるので、自由度が高いです。投資は大金が必要だと思われている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。小さくはじめて、慣れていけば金額を増やせば良いのです。

海外生活を送る駐在員は普段の仕事が忙しく、資産運用をする時間がない方も多いのではないでしょうか。ドルコスト平均法を使えば投資における手間は最小限に減らせます。

海外資産運用が気になっているけど、投資にかける時間がない方にもおすすめできる投資手法ですので、ぜひ活用してください。

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記事監修:INSURANCE 110 DIRECTOR 才田 弘一郎
日本・海外で累計2,000名以上のお客様の資産運用をサポート。
香港、シンガポール、日本、アメリカなど世界各国の保険やオフショア商品の事情に精通。
日本人に適した「出口戦略」を意識した堅実な資産運用の提案が得意。