外貨預金は今やるべき?円安の今、始める・引き出す最適なタイミングを専門家が解説
2024年以降、歴史的な円安が続く中、「外貨預金は今からでも始めるべきなのだろうか?」「ドルを買うタイミングはいつが最適?」といった疑問をお持ちの方が増えています。円資産だけを保有することへの不安から、資産運用の一つとして外貨預金に関心を持つのは自然なことです。しかし、為替レートが常に変動する中で、始めるタイミングや引き出すタイミングを見極めるのは容易ではありません。 本記事では、円安の今、外貨預金を始めるべきかどうか、そして最適なタイミングはいつなのかという疑問に、FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から具体的にお答えします。外貨預金のメリット・デメリットから、ドルなどの通貨を選ぶ際のポイント、さらには為替リスクを抑えながら賢く運用するための戦略まで、専門家が分かりやすく解説します。今こそ、円安をチャンスに変える資産運用の第一歩を踏み出しましょう。 1.2026年現在の円安情勢と今後の見通し 2024年から続く円安の流れは2026年に入っても継続しており、依然として1ドル150円台で推移しています。この歴史的な円安の背景には、主に日米の金融政策の違いがあります。 アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレ抑制のために政策金利を高い水準で維持しています。2026年3月時点での米国の政策金利は3.75%です。一方、日本銀行は長らく続いた金融緩和策を修正しつつも、依然として低金利政策を継続しており、政策金利は0.75%程度にとどまっています。この日米の金利差が大きいことが、円安になっている要因の一つです。 多くの専門家は、2026年末にかけても、この日米金利差がすぐに解消される可能性は低いと見ており、円安基調が当面続くと予測しています。一方で、米国の利下げや日本の追加利上げのタイミングによっては、為替が円高方向に振れる可能性も指摘されており、今後の金融政策の動向をチェックすることは大切です。このような状況だからこそ、円安をリスクと捉えるだけでなく、資産形成のチャンスと捉える戦略的な視点が重要になります。 2.投資における円安のメリット・デメリットとは 円安の中での投資戦略は、メリットとデメリットをしっかりと理解することが重要です。円安という状況は、日本人にとって一見不利に思えるかもしれませんが、実はいろいろなチャンスを秘めています。 円安が投資に与える影響はどんなものか、どのようにして円安の状況を自分の利益に変えることができるのかを解説していきます。 円安のメリット 円安の最も大きなメリットは、海外に保有する資産を円に戻す際の価値が増すことです。具体的には、外貨建ての海外株や不動産などは、円安によって円換算価値が上昇し、利益の増大に繋がります。 また、円安は輸出企業の競争力を高め、結果として売上や利益を向上させるため、これらの企業の株式に投資している投資家にとっては大きなリターンが期待できます。この円安の恩恵は、NISAやiDeCoといった長期投資の枠組みの中でも活かすことが可能です。 さらに、円安は海外への投資機会を拡大させます。通貨価値の変動を利用した為替取引や、海外の高利回り資産へのアクセスが容易になり、多様な投資戦略を展開できます。 円安のデメリット 円安は投資においてリスクを高める要因となり、投資をしていない人にとってはデメリットです。まず、生活コストが増加します。日本はエネルギー資源(特に石油など)の多くを輸入に頼っているため、円安は輸入品価格の上昇、ひいては生活費全体の増加に直結します。 また、円建て資産の相対的な価値が低下するため、海外旅行や海外での購入品が高価になり、収入が急増しない状況で生活費が増加することは、家計を圧迫する大きな要因です。 投資の観点からは、円安は海外資産への投資コストを押し上げます。同じ量の外貨を購入するために必要な円が多くなるため、初期投資費用が増加します。特に新規で海外投資を始める人にとって、費用の増加は大きな障壁となるでしょう。 ただし、NISAやiDeCoなどを活用し、長期的な視点で投資を行うことで、これらのリスクを軽減できる可能性があります。 さらに、円安が短期間で急激に進行した場合、為替リスクが高まり、短期的な戦略を持つ投資家に対して予測不能な損失をもたらす危険性があります。したがって、円安のデメリットを適切に把握・管理し、長期的な視野をもって慎重な投資判断を下すことが非常に重要です。 3.外貨預金を始めるタイミングはいつ?FPからのアドバイス 「外貨預金を始めるべきか?」というご相談は、FPとして非常によく伺います。結論から言うと、円安が進行している今からでも、外貨預金を始めるメリットは十分にあります。重要なのは、「いつ始めるか」という一点集中のタイミングよりも、「どのように始めるか」という戦略です。 多くの人が陥りがちな「タイミングを逃す失敗」 多くのご相談者様が陥りがちなのが、「一番円高のタイミングで始めたい」と考え、結果的にタイミングを逃してしまう失敗です。為替の底を正確に予測することはプロでも不可能と言われています。 ドル・コスト平均法を活用した安定的な資産形成 そこでFPの視点から最もおすすめなのが、「時間分散」という考え方です。これは、一度にまとまった金額を預けるのではなく、複数回に分けて預け入れる「ドル・コスト平均法」を活用する方法です。 例えば、毎月決まった額を外貨に換えて積み立てていくことで、円高の時には多く、円安の時には少なく外貨を購入することになり平均購入単価を平準化できます。購入単価を平準化することで高値掴みのリスクを抑え、安定的な資産形成を目指せます。 海外在住者・移住検討者にとっての有効性 特に、アメリカやシンガポール、香港といった国や地域に海外赴任中の方や、将来的に海外移住を具体的に検討している方々にとって、外貨預金は非常に戦略的な資産形成手段と言えるでしょう。 現地通貨での生活費や、将来的な住居費、お子様の教育費など、海外での支出に備えるためにも、円安の今から外貨資産をコツコツと形成していくことは、リスクヘッジと資産の最大化の両面で極めて有効なアプローチです。為替変動リスクを考慮しつつ、長期的な視点での計画的な積立が推奨されます。 あわせて読みたい 海外赴任、駐在中でも投資できる?オフショア投資の魅力と投資戦略を徹底解説 4.円安時に検討したい6つの投資・資産運用法 円安の時にすること、円安の時に実施したい投資・資産運用方法は以下の6つです。 ローリスクな順番で6つの投資方法を紹介するので参考にしてみてください。 1.外貨預金 円安の今、外貨預金を始めるべきか悩んでいる方にとって、そのメリットとデメリットを正しく理解することが重要です。外貨預金は、円を米ドルやユーロなどの外貨に換えて預け入れ、その通貨の金利を得るシンプルな資産運用方法です。 円安のタイミングで外貨預金を行う最大のメリットは、将来円高になった際に円に戻すことで得られる為替差益です。加えて、2026年2月現在、日本の円預金の金利が0.3%程度であるのに対し、米ドルの定期預金金利は年2.5%~5.0%以上を提供する銀行もあり、日本の預金に比べて高い金利収入が期待できる点も大きな魅力です。 しかし、為替は常に変動するため、預け入れたタイミングよりも円高が進むと、円に戻した際に元本割れする「為替変動リスク」があります。そのため、どの通貨を選ぶか、そして始めるタイミングをどうするかが重要になります。 FPの視点からは、一つの通貨に集中投資するのではなく、米ドルやユーロ、また資源国通貨である豪ドルなど、複数の通貨に資産を分散させることがおすすめです。通貨を分散することで特定の国の経済状況に左右されるリスクを軽減できます。外貨預金を始めるタイミングに完璧な正解はありませんが、リスクを理解した上で、余裕資金で長期的な視点で取り組むことが大切です。 2.外貨建投資信託 円安の時にすること、円安時に注目すべき資産運用方法に「外貨建投資信託」を購入する方法があります。外貨建投資信託を通じて、世界各国の株式や債券に広く分散して投資できるのが魅力です。 1つの通貨や商品に投資するよりも、資産を損失するリスクが比較的小さい運用法と言えるでしょう。 また、外貨建てのため、投資先の国の通貨が円に対して価値を高めれば、為替差益を享受できます。しかし、通貨価値の変動リスクや運用先の経済状況にも左右されるため、リスク管理には注意が必要です。投資対象や通貨の選定には慎重に行い、自身の投資目的やリスク許容度を考慮した上で投資しましょう。 3.外国債券へ投資 円安の時における賢明な資産運用策の1つが、外国債券への投資です。外国債券に投資することで、外貨建ての利息収入を得るとともに、為替レートの変動から恩恵を受けられる可能性があります。 2026年3月現在では、日本以外の主要先進国では、政策金利を高く設定しているため、その国の国債を保有しているだけで安定した利子収入が得られます。例えば、アメリカ国債の場合、得られる利子は約3〜5%です。買うべき国債として、金利が高い国の債券を選ぶことが有効です。 特に、経済的に安定した国の政府や企業が発行する債券は、安定した収益源となることが期待できます。しかし、為替リスクや発行国の信用リスクを考慮する必要があるため、慎重な選択と分散投資を行うことが重要です。 4.外国保険(貯蓄型)へ投資 為替の世界は各国政府の通貨政策で動く要素も多く、正直将来を予測することは困難です。ただ、何かをする必要はあります。そこで日本人が安定的にリスクを抑えた運用で、時間を掛けることで、突然の円高などにも対応できるのが外国の貯蓄保険です。 外貨預金は期間が短く、外国投信、外国債券、あとの外国株式も自分自身で運用管理するのは意外と大変と悩んでいる方も多くいらっしゃいます。忙しく仕事をしている人であれば尚更です。債券、投信、株式の割合を地合いに応じて柔軟に変更し、投資元本を確保しながら15年〜20年で2倍から2.5倍ほどのリターンとなるような設定となっています。 最短25ヶ月目から配当を受け取るプランや、通貨変更可能なプランなど、海外で日本人が運用するのであれば、最初の運用としては貯蓄保険を推奨いたします。 5.外国株へ投資 円安が進行している時には、外国株への投資も選択肢の一つです。円安の時に買う株に投資することで、世界各地の成長企業や業界を利用した収益機会を探ることができます。 特に、円安が進む中で、外貨建ての資産価値が相対的に増加するため、為替差益の可能性も期待できます。さらに、国際的な分散投資を行うことでリスクを軽減し、ポートフォリオの安定性を高めることが可能です。円安の時に買う株を選ぶ際には、為替リスクを抑えつつ、企業の業績や市場動向をしっかりと見極めることが重要です。 ただし、会社の業績や市場の動向、為替の変動や地政学リスクを適切に管理する必要があります。…
円安でドル建て保険を解約すべきか?利益確定の判断基準と税金(FP解説)【2026年版】
「1ドル150円を超えた今、ドル建て保険を解約して利益を確定すべき?」「でも、もっと円安が進んだら損するのでは?」円安が続く2026年、このような相談が急増しています。 結論から言えば、解約の正解は為替レートだけでは判断できません。解約返戻金の額、加入時の為替レート、税金の計算、そして今後のライフプランを総合的に考える必要があります。 本記事では、110 Financial SupportのFPが、ドル建て保険の解約タイミングを判断するための具体的なフレームワークと、為替差益の税金計算方法を解説します。 この記事でわかること 外貨建て保険とは? 外貨建て保険とは、保険料の支払い、保険金や解約返戻金の受け取りなどを外貨で行う保険です。種類は終身保険、養老保険、年金保険などがありますが、円建て保険よりも資産運用の側面が強いのが特徴です。選択できる通貨は米ドル・豪ドル・ユーロなど商品により異なります。 外貨建て保険においては、選んだ通貨によっては比較的高金利での運用が可能です。したがって、低金利が続く日本においては資産運用の選択肢の一つとして活用できます。 ただし、為替の変動により支払保険料や受け取る保険金の金額が増減する点には注意が必要です。加入の際には為替変動などのリスクを理解し、運用期間と今後の為替動向を考慮しましょう。 外貨建て保険と円安・円高の関係 外貨建て保険は、為替の変動により保険料や保険金などの金額が変わります。高い利回りでの運用が期待できる反面、為替の影響を受けて損失を被るリスクもあるため、円高・円安がどのように関係するのか整理しておきましょう。 円安になった場合 保険料の払込時よりも保険金や解約返戻金の受け取り時に円安が進行していれば、受け取る金額はより多くなります。逆に、円安が進行するほど保険料の支払いは高くなります。 円安とは、相対的に円の価値が下がることです。例えば1ドル135円であったのが、1ドル140円になることを指します。 この場合、それまで毎月100ドルのドル積立を実施するのに13,500円の支払いで済んだものが、円安の進行により500円高い14,000円を支払わなくてはなりません。同じ100ドルの商品でも支払う日本円が多くなるということは、それだけ円の価値が下がったことを意味します。つまり銀行から引き落としされる日本円の金額が多くなり負担感が増す印象です。 円高になった場合 保険料の支払いで日本円から外貨に換算する際、円高になるほど保険料の支払いが安く済みます。逆に、保険金や解約返戻金の受け取るタイミングで保険料の払込時よりも円高であれば、受け取る金額が少なくなります。 円高とは、相対的に円の価値が上がることです。例えば1ドル140円であったのが、1ドル135円になることを指します。 考え方は円安と逆で、この場合は毎月100ドルの積立を実施するのに以前は日本円で14,000円を支払う必要があったのが、円高の進行により13,500円で済みます。したがって、日本円の価値が500円上がったと考えます。つまり銀行から引き落としされる日本円の金額が少なくなり負担感が軽くなる印象です。 1ドル何円でドル建て保険を解約すれば利益が出る?為替レート別シミュレーション ドル建て保険の損益は「解約返戻金(ドル建て) x 解約時の為替レート – 払込保険料総額(円建て)」で計算します。以下のモデルケースで見てみましょう。 前提条件: 月払い保険料200ドル、加入時レート1ドル=110円、加入期間10年、解約返戻金25,000ドル 解約時の為替レート 解約返戻金(円換算) 払込保険料総額(円) 損益 1ドル = 100円 2,500,000円 2,640,000円 -140,000円(元本割れ) 1ドル = 110円 2,750,000円 2,640,000円 +110,000円 1ドル = 130円 3,250,000円 2,640,000円 +610,000円 1ドル = 150円 3,750,000円 2,640,000円…
堅実投資7つのステップ第6弾 – いつから資産運用をはじめますか?年代別資産運用戦略
資産運用ははじめる時期によって選ぶ戦略が変わります。世代によって発生するイベントが異なるので、資金量の調整が必要です。 この記事では年代別やイベント別でどのような運用戦略を立てればよいのか考えていきます。20代から60代までの事例を紹介しますので、参考にしてください。駐在で海外生活をしており、海外資産運用や外貨運用に興味をもたれている方は必見です。 年代・保有資産で変わる『時間投資戦略』とは 資産運用には大きく分けて2つの期間に分けられます。 ひとつ目は『資産形成期間』です。働いて給与をもらったり投資して儲けたりと、さまざまな方法により資産を形成していく期間を指します。 ふたつ目は貯まった資産を活用していく『資産活用期間』です。『資産形成期間』に貯めていた資金を使います。 この2つの期間は人によって異なりますので、どう資産運用していくのか?あなたのご家庭のライフプラン、家族構成などをベースに将来イメージを決めることが重要です。 20代からの時間投資戦略案 はじめに20代からの海外資産運用のシミュレーションを紹介します。 参考事例の条件は以下の通りです。 ・26歳スタート・毎月USD500積立て・10年間支払い 65歳まで運用した場合、4,274万円になりました(1ドル=100円)。 20代から社会人として働きだす方は多いのではないかと思いますが、20代から始める海外資産運用はチャンスの宝庫といえます。なぜかと言うと、若さが持つ最大の力『長い時間』を投資に活かすことが出来るからです。更に複利運用のためパワフルな長期運用ができます。 あまりにも早期での解約は不利になりますが、長期の運用をすることで投資元本は確保されます。手間のかからない運用ができ、ポートフォリオは数兆円規模の保険会社が運用します。 30代からの時間投資戦略案 次は30代の海外資産運用のシミュレーションを見てください。 参考事例の条件は以下の通りです。 ・36歳スタート・年間USD10,000積立て・5年間支払い 65歳まで運用した場合、およそ2,210万円になりました(1ドル=100円)。 30代は結婚や持ち家の購入、子どもの出産などさまざまなイベントが起こります。そのため多くのお金が必要な時期と言えるでしょう。 しかし子どもが義務教育に入る前はお金をためるチャンスです。例えば、誕生から5年間の支払いで小学校入学前には高校・大学用の教育資金準備が完了するようなプランであれば、子どもが大きくなった時に掛かる、習い事費用やスマホ費用などの出費が多くなる時期もシッカリとお金が成長していて、十分な教育資金を確保できるでしょう。ぜひこの期間にお金をためることに注力してください。 投資したおよそ500万円が65歳には4倍の2,200万円になると想定されますが、20代のシミュレーション結果の7倍には敵いません。それは『時間が違う』からです。投資において時間は最大のパワーになります。時間の有効活用をするためには、早い時期から投資をはじめることが重要です。 40代からの時間投資戦略案 40代からの海外資産運用のシミュレーションを見ていきましょう。 参考事例の条件は以下の通りです。 ・42歳スタート・一括USD100,000払い 65歳まで運用した場合、およそ1,900万円になりました(1ドル=100円)。 40代は教育資金の増大や住宅ローンの支払いなど、お金の問題に直面する方も多いのではないでしょうか。年金はもらえるのか心配されているかもしれません。 ある程度お金が貯まってきたけど使う機会も多い40代のために、運用しながら引き出しやすいプランを紹介しました。お金の出入りが読めないような突然の出費にも対応しやすい特徴があります。 まずは、無理をせずに目の前に必要な資金を確保し、心の余裕をもった運用スタートをするようにしましょう。 50代からの時間投資戦略案 50代からの海外資産運用のシミュレーション結果です。今回は5年間積立て払いと一括払いの、2パターン用意しました。 まずはひとつめの5年間積立て払いのシミュレーション結果を見てください。参考事例の条件は以下の通りです。 ・56歳スタート・毎年USD20,000積立て・5年間支払い こちらは『確実に受け取れるドル年金プラン』です。65歳まで運用した場合、66歳から80歳まで毎月7.6万円~の年金上乗せができます。もし日本の年金制度が将来大幅に変更があったとしても、海外資産運用によって資金が確保できると考えると、安心できるのではないでしょうか。 ふたつめは一括払いのシミュレーションです。参考事例の条件は以下の通りです。 ・56歳スタート・USD100,000一括払い 66歳まで運用した場合、およそ1,340万円になりました(1ドル=100円)。 50代は子供の自立や住宅ローンの完済、勤め先の早期退職などが考えられます。子供の自立後は長生きの為の貯蓄・運用資金を捻出できる最後の期間です。ご自身のセカンドライフを考える時期といえるでしょう。 例えば、子どもが自立すると支出がかなり削減されるので、お金に余裕ができます。また早期退職されれば早期退職金が支給されますので、投資にあてることにより資金の増大を狙えるでしょう。紹介しました『確実に受け取れるドル年金プラン』と『一括支払いプラン』の組み合わせは可能ですので、自由度の高い資産運用ができます。 60代からの時間投資戦略案 最後に60代のシミュレーションです。 参考事例の条件は以下の通りです。 ・65歳スタート・USD250,000一括払い 60代になると子どもが自立し夫婦の生活に入っているのではないでしょうか。趣味や社会貢献をされたり第二の人生を歩んでいるかと思われます。そのため60代は自分のためにお金を使う時期といえるでしょう。 シミュレーションしたのは支払ったお金を『即時年金(すぐ受け取れる年金)』として受け取るプランです。100歳まで毎月12万円を確保できるので、年金の上乗せとして考えてください。仮にご夫婦の『どちらかが死亡』した場合でも、継続して遺された遺族に毎月8万円の支払いが続けられますので、生活の心配を減らせるのが最大のメリットです。 できるだけ長く資金を受け取れる仕組みを作ると、安心してゆとりある老後が過ごせます。 資産運用のポートフォリオは年齢やイベント別で異なる 年代別やイベント別に資産運用や外貨運用をどのようにしていけばよいのかをシミュレーションしました。 ・20代は若いうちから資産運用をはじめると大きなリターンが得られる。 ・30代は結婚や持ち家の購入、子どもの出産などさまざまなイベントが起こるが、お金をためられるチャンスでもある。 ・40代は教育資金の増大や住宅ローンの支払いなど、お金の問題に直面する方が多い。運用しながら引き出しやすいプランを選択すれば、突然の出費でも対応できる。 ・50代は子供の自立や住宅ローンの完済、勤め先の早期退職などが考えられる。早期退職金を投資に回せばリターンが期待できる。 ・60代は子どもが自立し夫婦の生活に入る方が多い。できるだけ長く資金を受け取れる仕組みを利用すれば老後に備えられる。 紹介したのはほんの一例です。リターンの数字にとらわれずに、決して無理をしない資金管理をしてください。年齢や資金量など、個人に適したプランがありますので、興味を持たれた方は一度お問い合わせをされてはいかがでしょうか。
堅実投資7つのステップ第5弾 – あなたは平均以上?平均以下?他の人が資産運用にかけるお金の集計結果を発表します
これまでの動画では資産運用や外貨運用の重要性をお伝えしてきました。「貯めてきたお金を資産運用に回して有効活用しよう」と思われた人もいるのではないでしょうか。しかしはじめての資産運用はわからないことが多いもの。資産運用をしている人がどのように運用しているのか気になりますよね。 今回は集計データを使って、他の人が資産運用にどれくらいの予算をあてているのか紹介します。また支払い方法別の事例を用いて、どれくらいの返戻率があるのか比較しているので、こちらも参考にしてください。 海外資産運用にかける金額(毎月投資の場合) 毎月投資した場合の事例を見ていきましょう。いわゆる『ドルコスト平均法』を使った資産運用です。 月払いの集計結果は以下の割合でした。 ①月々USD300:21%②月々USD500:38%③月々USD700:24%④月々USD1,000:14%⑤それ以上:3% 最も多い月払いの金額はUSD500の38%でした。資産運用の投資金額は最低USD100前後が目安になっています。 なぜまとまったお金があるのに、わざわざ積立をする必要があるのか?ということですが、 『積立て ✕ ドルコスト平均法 ✕ 世界へ投資』は資産運用の基本となります。 更に、為替のタイミングや、毎月一定額を感情抜きに買い入れるためのトレーニングなど。資産形成の土台部分をしっかりと積み上げていくことに繋がります。 積立の仕方は簡単。 ①香港の銀行口座引き落とし ②海外のクレジットカード払い ③日本のクレジットカード払い など、有効な通貨で積立を開始しましょう。 海外資産運用にかける金額(年間投資の場合) 年間投資は毎月引き落としされるよりも、ボーナスや海外勤務で貯まった外貨など、お金が貯まったときに払いたい人向けです。 年払いの集計結果は以下の割合でした。 ①年間USD3,600:28%②年間USD4,800:49%③年間USD9,600:18%④年間USD15,000:4%⑤それ以上:1% 最も多い年払いの金額はUSD4,800の49%でした。日本円だとおよそ50万円くらいになります。最低投資金額の目安はUSD2,400前後です。 海外での駐在期間の目安が何年なのか?今後何年間払い続けられるのか?という支払期間を考えること。 また、例えば65歳の時点でいくらあればうれしいのかなどの目安がわかれば、投資金額が決められるでしょう。 どちらにしても、大事なのは『出口のタイミング』をしっかりと意識しておくことです。 海外資産運用にかける金額(一括投資の場合) 海外生活中に貯まったお金を投資に使いたい場合、一括投資を選ばれる人は非常に多いです。現在手元にあるお金で一括投資をしたあとに、毎月または毎年積み立てる両建てで運用する人もいます。 一括払いの集計結果は以下の割合でした。 ①一括USD10,000以上USD50,000未満:33%②一括USD50,000以上USD99,999未満:48%③一括USD100,000以上:10%④それ以上:9% 一括投資金額における平均値はUSD50,000前後が多いです。海外で働きはじめの1年から2年目くらいで投資商品を購入し、、帰国間際の4年から5年くらいでもう1件追加契約をして帰国される方も多いです。 1度目の駐在中に、海外での資産運用をせずに帰任して後悔してしまい、2度目の海外駐在では赴任後すぐに検討を開始しました!と言われる方もいらっしゃいました。 投資額と運用期間の平均値はいくつ? これまでご紹介した月払い、年払い、一括払いの投資額を平均すると以下になります。 平均投資額 ・毎月積立て投資:USD606・毎年積立て投資:USD6,188・一括投資:USD50,000 これらの金額は、あくまでも平均値ですので、参考にして頂くことは良いのですが、あくまでも他の家庭の話ですので、最終的にはコンサルタントにてヒアリングの上、無理なく無駄なく『堅実な投資』『堅実な運用』を見つけてまいりましょう。 次に『運用の出口のタイミング』についての纏めとなりますが、どのくらいの期間、運用しておきたいのか?聞き取りをしたデータの平均値は以下になります。 平均運用期間・寝かす期間:15年(目的による) 集計値はあくまでも平均値です。数字に縛られないでください。ご自身のライフプランをベースに設定することが重要です。 では、これまで集計してきた平均値で運用した場合どうなるか? を、元本確保型の保険商品に投資したものと仮定して見ていきましょう。 <事例>毎月積立て(貯蓄重視型保険プラン) 毎月の積立てでどれくらいのリターンが得られるのかをシミュレーションしました。以下の条件で運用すると仮定した場合、どのようになるのか見ていきましょう。 【運用条件】・40歳スタート・毎月USD606積立て・10年間支払い・支払い総額USD72,720 結果は15年で140%、20年で197%になります。20年間運用するとおよそ2倍になると試算されました。 海外の保険会社は時代の流れによって保険会社がポートフォリオを変更するのが特徴です。例えば株価が下がっていれば保守型の運用に切り替え、資産を守ります。逆にリスクオンと判断した際には成長型の運用に切り替え、株式などの比率を増やして資産の拡大に努めるのです。 個人ではできない何十兆円ものお金を動かす中で、資産の最大化を目指すポートフォリオの構築に励んでいます。資産を安定的に効率よく増やすには検討しても良いでしょう。 ただし、弱点としては、短期の出口(3年、5年など)を設定する場合には、今回ご紹介しているプランは適さないので、別のプランをご選択頂くことになります。 <事例>毎年積立て(貯蓄重視型保険プラン) 次は年払いを見ていきましょう。以下の条件でシミュレーションしました。 【運用条件】・40歳スタート・年間USD6,188積立て・5年間支払い・支払い総額USD30,900 15年で170%、20年で240%と増加する試算になりました。こちらもポートフォリオは保険会社が変更するので、投資家側は特にすることがありません。手間をかけず安定的に堅実運用ができるメリットがあります。 <事例>一括払い(貯蓄重視型保険プラン) 最後に一括払いです。条件は以下になります。 【運用条件】・40歳スタート・支払い総額USD50,000 これまでの支払い方法の中で運用効率がよいのが一括払いです。返戻率は毎年払いよりさらに良く、15年で192%、20年で248%と試算されました。リターンが最も大きくなりやすいのが特徴です。 しかし注意点もあります。一括払いは一度に全額支払うため、為替の変動により返戻率が変動する可能性があります。また、目標金額に対して一括資金だけだと不十分なことも多いため、毎月払いや毎年払いと併用し、為替リスクの分散と、毎月シッカリと土台作り運用をすると良いでしょう。…
堅実投資7つのステップ第4弾 – 日本で貯蓄はナンセンス!?知って驚く外資運用のリターン率
海外での資産運用にメリットが有るのは分かるとして、外貨は資産をどれだけ持っていれば良いのか?目安は資産の20%を組み入れるのがおすすめです。日本国のポートフォリオの20%は米ドルなどの外貨で構成されており、自国通貨に対してリスクヘッジをしています。しかし「外貨にして大丈夫なのかなぁ〜」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。 そこで海外での堅実な外貨運用のリターンはどれくらいあるのかを紹介します。リスクリターン早見表や日本と海外の保険商品の違いなどを例に解説するので、具体的な数字が知りたい人はぜひ参考にしてください。 資産運用におけるリスクリターン早見表 まずは外貨運用のリスクとリターンを知っておきましょう。リスクリターン早見表を見てください。表の上にいくほどリターンが高く、右にいくほどリスクが高くなります。 最近でこそ、インターネット証券会社などの流行で、株式運用や、もう少しリスク高めの先物、FXトレードなどへのアクセスが簡単になっています。 また『資産運用3階建て理論』というのを公開しますので、楽しみにしておいて欲しいのですが、資産運用の順番というのをしっかりと守って、将来の資産形成をしっかり完成させましょう。 Youtubeや、サロンなどで儲かる儲かるという情報も本当にたくさん目にするようになりました。 本当に指標となる情報もありますが、そうならないお金を失ってしまうような情報はそれ以上に存在しています。 資産運用に関する『時間管理術、資金管理術』をしっかり身につける前に、ハイリスクハイリターンの手法に手を出して、カモにされないように、お金を失わないようにしましょう。 弊社は、儲かる株教えます!という会社ではありません。 しっかりと本業をもち、家族やプライベートを犠牲にすること無く、安定的な堅実運用で資産を育てたい人に向いている『ミドルリスク・ミドルリターン』エリアにある運用手法ついて強みのある会社です。それでは『ミドルリスク・ミドルリターン』の特徴を見ていきましょう。 ・安定して運用できる・元本が確保できる・外貨で運用する・債券の安定と株式のリターンのバランスが良い・通貨分散が可能である 全世界へ手間をかけずに比較的安定した投資ができる点がメリットと言えるでしょう。手間をかけないということは、金融機関が投資配分、投資先などを考慮し、投資家へのリターンを確保するということです。 また、ミドルリスク・ミドルリターンでご紹介できる運用手法、プランについては、運用期間が10年を超えるようなものであれば、元本を確保しながら、リターンを確保するという、それこそ安心感のある堅実運用の醍醐味でしょう。 ミドルリスク・ミドルリターンの代表選手海外の貯蓄型保険と日本型。 それでは貯蓄型保険の一時金を運用した場合、日本と海外ではどのような違いがあるのかを見ていきましょう。海外は香港を例にしています。 共通の条件は 以下のとおりです。 ・35歳男性 ・一括払い、一括受け取り ・500万円を預けて、65歳で解約する です。 [日本の貯蓄型の場合]・解約返戻金:約549万円・解約返戻率:109.8%・増えた金額:49万円 [香港の貯蓄型の場合]・解約返戻金:約1,500万円・解約返戻率:300%・増えた金額:1,000万円 香港の貯蓄型保険の場合は30年間運用すると、投資元本が3倍に増えました。一方、日本の貯蓄型保険の場合は元本に対しての増加率は約10%弱です。同じ年数の運用でも国によっては、非常に大きな差が開くことがわかりました。 それでは海外の貯蓄型保険の事例を深掘りしていきます。運用をはじめる年齢を35歳、45歳、55歳と10歳ごとに遅らせた場合はどうなるでしょうか。運用は65歳で終了と仮定します。 共通の条件は ・500万円を預けて、65歳で解約する ・通貨は米ドル ・為替は1ドル=100円 としました。 結果は以下の通りです。 [35歳での貯蓄型の場合]・解約返戻金:149,270ドル→運用期間30年で約100,000ドルの増加 [45歳での貯蓄型の場合]・解約返戻金:99,317ドル→運用期間20年で約50,000ドルの増加 [55歳での貯蓄型の場合]・解約返戻金:67,000ドル→運用期間10年で約17,000ドルの増加 海外の保険商品は運用期間の長さに比例して、解約返戻金が増える結果になりました。このデータを見て興味を持った人がいるかもしれません。しかし、いざ外貨運用をはじめようとすると躊躇してしまい、時間だけが過ぎてしまう経験はありませんか。 早くはじめればはじめるほど結果に違いが生じます。機会損失にならないためにも、早く運用をはじめることをおすすめします。 日本の保険と海外の保険の大きな違い(個人年金) 次は個人年金を比較します。日本の年金事情に不安を抱えており、個人年金で備えている人も多いのではないでしょうか。先ほどと同じように、日本と海外の個人年金の違いを見ていきましょう。こちらでも海外は香港と仮定しています。 共通の条件は ・35歳男性 ・一括払い、生涯終身年金に加入している ・1,000万円を預ける としました。 [日本の個人年金の場合]65歳から年金を10年間受けとった場合、以下の通りです。 ・受取年金総額:1,120万円・受取年金率:112.0%・増えた金額:120万円 [香港の個人年金の場合]65歳から年金を81歳まで16年間受けとった場合、以下の通りです。 ・受取年金総額:2,400万円に解約金2,000万円・受取年金率:約440%・増えた金額:3,400万円 貯蓄型保険の事例と同じように、大きな差がつく結果となりました。海外の保険は長生きすればするだけ年金がでるタイプでシミュレーションしています。もし100歳まで生きた場合はさらに受取年金の総額が増えるので、日本の個人年金との違いがより鮮明になるでしょう。 セミナーや個別面談に参加した人たちの感想 セミナーや個別面談に参加した人たちの感想をいくつかご紹介します。 「職場の同僚から紹介されてセミナーに参加しました。説明を聞いてびっくりしました。対応できる投資金額の準備やどう運用していきたいのかを明確にしたいと思いました。」 「帰国前ではなく、香港に駐在して海外生活がはじまったらすぐセミナーに参加したほうがいい。」 「海外の保険は日本と大きく異なっていて面白かった。」 「保険商品の具体的な例や計算を示していただき、香港の保険の良さがわかりました。」…
堅実投資7つのステップ第3弾 – あなたのポートフォリオは合ってる?外貨保有率の相場をチェック
どれくらい外貨運用をすべき? 「日本の貯金や保険商品、家や年金などはすべて日本にあります」、「海外駐在時に銀行に貯まっている外貨も日本に送ってしまい、一部分しかありません」といった話を聞くことがあります。 外貨準備の必要性はわかっているものの、外貨をどれくらい保有しておけばいいのでしょうか。今回は外資運用をする際にどれくらいの金額があれば良いのかをご説明します。 資産運用の金額は人それぞれ 資産運用の金額は人によってことなります。特に外貨運用ともなると、参考になる人はまわりにいないのではないでしょうか。そこで今回は企業や国がどれくらい外貨を持っているのかという観点でお話します。 まずは個人を例として見ていきます。 海外で駐在員として働いていても、家や日本円の預貯金などは日本に置いている人も多いのではないでしょうか。そのため働いて受け取った外貨を日本円に換金して、日本に送ることが多いです。 ・あなたの資産総額は?・その資産の種類は?(預貯金、保険、財形、株、投資信託、不動産etc)・あなたの保有通貨は?(米ドル、ユーロ、豪ドル、香港ドル、人民元etc) これらをしっかり把握できていますか? 次に企業の観点です。 現在は日本に回帰していると言われていますが、香港やシンガポールを中心に、ベトナムやインドネシア、フィリピン、タイ、インドなどで企業や工場の進出が広がっています。日本の企業も海外で稼ぐことが大事だと認識しており、海外売上比率、海外資産比率が上がっているようです。 海外に進出している企業は海外でどれだけ売上をとれるか日々考えているので、海外でお金を保有している企業は増えています。 ・会社の資産総額は?・会社の資産の種類は?・会社の国内・海外の売上のバランスは? 最後に国の観点です。 ・国の資産総額は?・資産の種類は?・国の資産のバランスは? ※詳細の数値は下部のデータを御覧ください。 国や企業は外貨の準備をしています。これらの外貨比率を見た際に、あなたの保有する外貨はどれくらいありますか? おそらくかなり低い割合でしょう。しかし海外で資産運用することはごく当たり前になっていることを認識してほしいのです。 国のポートフォリオ、外貨は約20% 総資産825兆円のうち150兆円が外貨です。以下のデータを参考にしてください。 令和2年5月末日現在:US1,378,239百万ドル 固定資産ほか:336兆円貸付金:108兆円運用委託金:112兆円有価証券:119兆円外貨準備高対日本資産:150兆円(約20%) 資料:財務省外貨準備等の状況令和2年5月末時点 日本銀行資金循環統計 平成30年度国の財務書類より 家庭でのお金の考え方とは異なりますが、参考になるのではないでしょうか。日本人は日本円資産が多いです。不動産や年金、貯金もほぼ日本円で保有しています。日本の外貨準備のほとんどは米ドルです。外貨準備の3%は『金Gold』などを組み入れており、自国通貨へのリスクヘッジをしています。 あなた自身に置き換えて考えた時に外貨保有はどのくらいあるのか?まずは総資産の20%に向けて外貨保有率を高めていきましょう。 日本の外貨保有率20%を目安に組み入れる 海外生活を送っている駐在員は日本にいる家族や家などの資産のために、外貨を日本円に換金して送っていることが多いです。しかし企業や国は外貨の組み入れ比率を上げています。海外で外貨運用をするのは当たり前になっているのです。 日本の国としての外貨保有率は20%です。外貨運用に興味がある人は、まずは日本のポートフォリオの外貨保有率20%を目安にしてみてはいかがでしょうか。
堅実投資7つのステップ第2弾 – 集計結果公開!どんな人が資産運用の相談をしているのか?
どのような方が資産運用の相談をされるのか、バックグラウンドやステータスを公開していきます。 本レポートの集計データについて 過去1年間(2019年7月~2020年6月)に弊社ビジネスの新規契約や追加契約、セミナー参加などに関わった総数458名の情報を使用しています。各項目に分けたデータを分析しました。資産運用の価値観などをもとに、本レポートに関係がありそうなデータのみ掲載しています。 相談者の内訳 相談者の内訳は以下の通りです。 現地駐在者:66%現地勤務者:12%現地永住者:10%現地ビジネス運営者:7%その他:5% ご相談いただいた30代~40代は資産運用に興味を持っている 海外在住の年齢ゾーンは30代~40代がほぼ同数の割合です。最近の傾向として2度目、3度目の海外在住経験のある50代後半~60代の相談が増えてきました。また海外赴任を経験させるために駐在員になった20代も増加傾向にあります。 20代:9%30代:32%40代:34%50代:20%60代:5% 初回ご相談時の海外駐在期間は1年~3年未満が最も多い 1年~3年未満が最も多いです。海外赴任初期から海外資産運用をスタートさせる方や現地通貨が貯まるまで時間を空けてはじめる方。また駐在期間が満了するギリギリに相談される方、最期まで海外資産運用をすることなく帰任される方など、さまざまです。 1年未満:15%1年~3年未満:66%3年~5年未満:12%5年以上:7% 家族子供ありが最も多く資産運用に興味を持っている 2019年は家族子供ありが46%と大部分を占めていましたが、コロナショックによりこれまでの常識が崩壊しました。 独身:18%夫婦:18%単身赴任:9%家族子供あり:46%独身子供あり:9% 金融系は資産運用への関心が強い 意外にも金融系からのご相談が多いです。ご質問内容の多くは帰国後の対応について聞かれます。金融機関らしく堅実なプランを選択されるのが特徴です。 金融系:35%商社系:28%物流系:18%飲食系:12%その他:7% ※それぞれ日系、外資系問わず ご相談された方の半数は日本で持ち家がある 持ち家がある方が大部分を占めます。20代や30代の若いご夫婦であれば、帰任後に購入を検討されている場合も多いです。 あり:52%なし:29%帰任後に購入予定:19% 現地通貨の使い方は食費がトップ 本レポートをまとめている2020年7月現下旬現在は香港では外食が制限されています。今後はテイクアウトや自炊などが増えていくかもしれません。 食費:40%光熱費:6%接待交際費:10%習い事費用、買い物:30%預金・資産運用など:14% 日本円と香港ドルの保有率は100% 各国のさまざまな通貨を保有しています。勤務地の通貨と日本円、そして基軸の米ドルは人気です。日本円と香港ドルは100%が保有しています。土地柄で人民元も隠れた人気があります。 ①JPY日本円:100%②HKD香港ドル:100%③USD米ドル:55%④RMB人民元:50%⑤SGDシンガポールドル:20%⑥MYRリンギット:15%⑦GBP英国ポンド:8%⑧AUDオーストラリアドル:7%⑨その他:9% 海外と日本の所得分配はさまざま 給与分配割合(日本:海外)を見ていきましょう。為替バランスなどを毎月、または1年毎に見直す企業がありさまざまです。海外手当てのみ海外で受け取り、ボーナスは日本の口座へ振り込むパターンも多く見受けられます。単身赴任か、家族帯同かなど、ご家庭の環境によりさまざまです。 日本90:10海外:10%日本70:30海外:20%日本50:50海外:20%日本40:60海外:21%日本30:70海外:28%その他:1% ご相談の目的は資産運用と答えた方が多い 余剰日本円の活用は駐在期間がベストのタイミングです。海外居住の記念は駐在ならではと言えるでしょう。 ①貯まった外貨預金を有効に増やしたい:23%②安定的な資産運用をしたい(学費・年金):16%③子供の誕生を機に生命保険として:16%④余剰日本円の有効活用:8%⑤外貨保険のメリット・デメリットを知りたい:8%⑥海外居住の記念:8%⑦独身のうちにできる貯蓄:8%⑧何から始めるべきかわからない:8%⑨日本の保険契約内容を確認:4%⑩興味本位(良い投資があれば):1% 駐在員は元本保証の資産運用が好み 安定志向の駐在員がセミナーや相談に参加されているため、株やFXなどは趣味レベルでは触れていますが、元本が確保されているタイプの運用をする方が多数です。 日本の保険・積立て:30%日本で投資信託:10%日本での預貯金:10%会社の財形:10%海外の保険・積立て:9%株・FX:8%不動産:7%iDeCo・NISA:5%ビットコイン:1%不明:10% 日本円以外に保有・運用したい外貨は米ドル セミナー参加前は毎月せっせと日本円に交換していた人がいました。米ドルでの運用が人気があります。日本円での安定運用はなかなか難しいです。 米ドル:44%豪ドル:22%NZドル:14%ユーロ:13%人民元:5%その他:2% 日本の年金に対しては期待していない方が多い 50代後半ではある程度現実的な受け取りのイメージがありますが、20代とは全く異なり、世代間によって温度差がある結果になりました。年金制度は75歳からの受け取りになるなど、状況により改正されています。これからは自己責任の強化が求められるでしょう。 もらえるが金額は期待できない:52%ほぼないと考えている:21%もらえる:17%先のこと過ぎてイメージがわかない:10% お金を寝かせる期間は15年以上が最も多い 15年以上運用を寝かせる方が多いようでした。年齢にもよりますが、「年金準備は20年以上」「教育準備は10年以上」時間があると有効です。 5年間:7%10年間:10%15年間:38%20年間:25%20年以上:15%わからない:5% 海外の銀行口座については半数の方が口座を維持したい この質問も世代間や海外生活歴により温度感が異なります。インターネットバンキングや銀行アプリが便利になり、上手に維持したい人が増えています。とはいえ年々KYCやセキュリティー強化が進んいるため、口座を維持するためにはある一定のITスキルは必要になりそうです。 可能であれば維持したい:17%ぜひ維持したい:52%帰国後維持できるのかわからない:10%維持が大変であれば閉鎖したい:21% 資産運用に興味を持たれた方はご相談ください 資産運用の目的は、将来のお金の不安を解消したいと考えることがきっかけである場合が多いです。最近は海外の銀行口座を残す人も多く、海外勤務されているだけに外貨を比較的保有しています。海外駐在が2回目という方も珍しくありません。 比較的普通の方でも海外資産運用をはじめています。日本の保険相談も一緒にされるご家庭も多いので、外貨運用や保険商品などに興味を持たれた方はまずはご相談されてはいかがでしょうか。
堅実投資7つのステップ第1弾 – これからの時代と振り返り
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない現在、これまでの常識が大きく変化しています。そこで海外駐在<海外居住>という人生のボーナスタイムをどう活かすかが重要です。 これまでの時代はどうだったのか、そしてこれからの時代はどう変わっていくのか見ていきましょう。 もし今、テレワークの中において時間があると感じる方は、人生の棚卸しが出来ると思いますので、色々な角度から見直してみることをオススメします。またお金に関することも、一緒に考えていきましょう。 日本の資産運用だけではリスクになる世界 東日本大震災や新型コロナウイルスなどにより、物を所有することはリスクであると認識が見直されつつあります。これまでの常識が大きく変わってきていると感じている人も多いのではないでしょうか。 Fintechと呼ばれる金融情報と技術を結びつけたサービスが急速に広まっているこの時代は、まさに「金融ネットワーク改革」と言えるでしょう。日本にいながら海外に投資できる環境が整ってきており、資産運用の選択肢は広がりました。 現在日本円は多く印刷されています。今後日本円は安くなっていく可能性は否定できません。また日本国内における保険商品や貯蓄商品の運用利回りは低めに抑えられており、状況は決して良いとは言えないでしょう。 そこでこれからは住む国と資産運用をする国を分けて考えるという選択肢も考えてみる必要があります。新しい世界の新しい運用方針について知ることが、海外資産運用のスタートと言えるでしょう。 駐在時代の新しい運用定義 駐在員は海外生活というステータスがあります。駐在期間にできることは最大限やっておきましょう。 例えば、海外の給与と日本の給与の割合をリバランスすることもその一つです。日本人ですので、日本円を中心とした為替の計算機が働いてしまいますが、せっせと日本側の資金を増やすだけでなく、海外で受取る割合をちょっと増やしてでも、海外でしか出来ない貯蓄プランを始めておくとベターです。日本には自宅などの不動産ほかあると思いますが、海外の両方で資産を持つ経験は、今後役に立つでしょう。 また海外の銀行口座はしっかりと維持しておくことをおすすめします。何をするにしても銀行は避けて通れません。駐在(居住)する国で良い使い方の出来る銀行の口座はどこのなのか知っておくと良いでしょう。 海外資産運用開始前の駐在員の悩み 海外運用をはじめる前にはさまざまな悩みがあります。 例えば、先ほども触れましたが、給与のリバランスについて、現地通貨で給料をもらうことに不安がある事例を見ていきましょう。 日本円から海外の通貨に換算するといくらになるか、という計算をしがちです。「香港であれば100香港ドルなら1,500円くらいかな、1,000ドルなら15,000円くらいかな」「シンガポールであれば100シンガポールドルなら4,000円くらいかな、100シンガポールドルなら8,000円くらいか。」といった具合で、日本円に換算する癖が抜けません。 給与を日本円に両替して日本に送る駐在員の話を聞いてみると「自分が帰る国だから日本円に両替した」そうです。知らないからとりあえず日本円にしたそうで、知識を得ていれば外貨のまま上手く運用する手段などもあったかと思います。 ほかには、海外に資金を置いたままで大丈夫か、税金は大丈夫かという悩みを持たれている人もいましたし、海外の資産運用は合法なのか?でリスクがあるのではない?という疑問や不安がある人もまだまだ多いのが現状です。 このように興味があるけど一歩踏み出しにくいと考える理由はさまざまでした。しかし前述のように、日本だけの一極集中で資産を担保するのは非常にもったいないです。セミナーでの情報収集や、お時間許せば一度相談でもしてみてはいかがでしょうか。 『資産運用』と『自由』の深い関係性 では、なぜ資産運用が必要なのかというと、『自由を確保』することに繋がるからですね。。 例えば、嫌な上司がいるとしましょう。しかし仕事をしないと生活ができない状況では自由がありません。もし資産運用がうまくいき1億円を作れたとします。年間4%運用ができると400万円がずっと入ってくる計算です。 仮に、人間関係の不満で会社を退職しても、毎年400万円が確保できていると思えば安心できます。ちなみに株式投資の配当所得にかかる税金はざっくり20%。これが給与所得1,500万円、2,500万円となるとその所得税は、、、。と大きいことは置いといて、その様に資産の中から配当や運用成果を引き出すことが出来るようになれば、職業の選択の自由が得られ、本当に自分がやりたい仕事を見つけられるのではないでしょうか。 世界中が時代の転換点にいます。日本も例外ではなく、終身雇用の崩壊が叫ばれており、先の見えない将来がくるかもしれません。企業の頑張りだけでは世の中の流れには逆らうことは難しいです。 大きな波がきても、資産を保有しておけば「半年は休息しても仕方ない」、「今は自分のスキルを磨くタイミングだな」と前向きに捉えられるかもしれません。もし備えがなければ「来月からどうやって生活していこう」、「次の仕事は何にしようか」と悩む可能性があります。 これからの時代『資産運用』はお金持ちだけがすることではありません。海外は資産を確保しつつ自分のやりたい仕事をする選択肢として使いやすいプラットフォームです。駐在員の方、海外居住の方は特に海外での資産運用を検討されると良いでしょう。 『資産運用』を知れば生き方がラクになる 資産運用は慣れていない方からすれば難しい話だと思われるかもしれません。しかし理解を深めることがどれだけ資産運用につながるかを知っておいてください。商品はいろいろあるので、自分なりの資産運用の方法を探す目的で話を聞いてみることをおすすめします。 そして、資産運用するに当たっての順番、商品、プランなどなど、何からどう始めればいいかをしっかりと押さえることで、香港だろうが、シンガポールだろうが、ほかアメリカだろうが、自分の目で商品の目利きができるようになると思います。 実は日本は世界第2位の重税国家 日本の税金は他国と比較すると一見安そうに見えます。例えば日本における所得税は5~45%です。さらに住民税の支払いもあり、収入に対してあわせて3割程度が引かれる計算になります。 選択する商品の種別によっては、仮に日本に帰国したあとも、最後の出口付近まで税金のことを気にしなくて良いものもあります。 資産運用の税金はコントロールできる 実は、資産運用の税金は商品別にコントロールできます。実は商品の種別で課税のタイミングが異なるので、税金を最後まで繰り延べできる商品選びが重要です。資産運用は必ず納税する必要があります。違法行為や脱税はできません。 自分のライフプランを知ることでが節税につながります。自分のお金の流れを見えるようにするだけで運用の最大化が可能になるでしょう。 これからの時代は世界規模で物事を考えよう これまでの常識が大きく変化している時代では、資産運用や外貨運用の選択肢を海外まで広げる必要があります。日本の現実や将来を考えると、住む国と資産運用を行う国を分けた方がリスク分散につながり、チャンスが生じる可能性があるからです。 駐在という人生のチャンス時期を活かすために、海外の資産運用に躊躇している人はまずは相談されてはいかがでしょうか? 弊社も入門編として漠然と何が出来るのか?からお伝えするセミナー・個別面談を香港、シンガポール、タイ、台湾、アメリカなどなど各国で実施しております。上手くご活用下さい。
日本に資産を置いたら絶対ダメ!!~なぜ、いま海外に資産を置く人が多いのか?~
現在の日本は資産を置いておくと、増えるどころか資産価値がどんどん目減りしやすい状況にあります。 なぜ、現在の日本がそのような状況にあるのか、詳しくご説明します。 意外と知らない日本の現状 ~なぜ海外に資産を置く人が多いのか?~ 日経平均株価の推移 画像は、日経平均株価の推移です。 1954年(昭和29年)から日本経済は高度成長期に突入しました。 それからさらに1986年からバブル景気と呼ばれる好景気に突入し、1989年12月29日に史上最高額となる38,957円を記録しました。 しかし1991年にバブルが崩壊し、半年で1万円以上の下落してしまいます。 その後、平成13年のITバブル崩壊や平成20年のリーマン・ブラザーズの破綻なども影響し、なかなか上昇することが出来ない状況にあります。 当時の政府は規制緩和などのテコ入れを図りましたが、あまり良い結果につながることはありませんでした。 それ以降現在に至るまで平均株価が上昇しているとは言えず、横ばいのレンジ状態が続いています。 株価上昇を期待されていた東京オリンピックも、新型コロナウイルス蔓延の影響で延期となりました。 現在のコロナ禍の影響がたとえ収まったとしても、中小企業を含めた経済的な復興にはまだまだ時間がかかると予想されます。 日本国内で株価上昇を期待できるだけの材料が少ないのが現状です。その結果、日本国内だけではなかなか金融商品として資産を増やしにくい現状であり、そのため海外に資産を移動する人が増えてきました。 日本が抱える2020年問題 現在の日本は、3.4人に1人が65歳以上という超高齢化社会にあります。さらに労働人口の減少問題が重なって人口分布に歪みが生じているのが現状となります。 2020年頃から、団塊の世代と呼ばれる層が後期高齢者に突入してしまいます。さらにその下の団塊ジュニア世代と呼ばれる世代が50代となり、高齢者の人口増加が進むことが予想されます。 同時に、急激な労働人口低下も進行しています。2018年時点での日本の0歳から14歳までの人口割合は、1,542万人と日本全体の12.2%しかありません。15歳から64歳までの割合が7,545万人で59.7%なのと比べると、極端な少子化状態にあると判断できます。 このような人口分布のゆがみによって引き起こされる問題のことを、2020年問題と呼びます。 例えば人口の多い団塊ジュニア世代が、賃金の高い管理職や重要なポストなどにつくことにより、人件費の高騰につながり企業の業績の悪化が予想されます。 さらに、親の介護問題に目を背けることができない状況が予想されます。後期高齢者になった団塊の世代の介護が必要になる状況で、企業の人件費削減の影響を受ければ、雇用が不安定になるリスクが増大するでしょう。 少子化により、不動産の空き家の増加が予想されています。現状として2020年問題があるなかで、将来への不安は絶えません。 このような現状において日本国内に資産を置いておきますと、資産運用の崩壊を引き起こす恐れがあります。現在はそのような時代にありますので、ご自身の資産の将来についてしっかりと考えていく必要があります。 長引く低金利時代 預金を銀行に預けておけば安全、という時代はもう終わりました。 現在、日本では黒田総裁の主導のもと低金利政策が実施されています。 金利を下げることにより、低迷している経済成長を促すことができるとされているためです。 平成10年から平成30年までの20年間、とある銀行で預金した場合での受け取れる利子の総額は¥2,027となり、年利で0.035%増となります。 たしかに、元本は保証されています。 しかし、年利0.035%の状態で、物価上昇や増税がそれ以上の状態になると資産は実質的に目減りしていることになります。 つまり、日本国内で預金していても資産は増えない、というのが当たり前の時代になっています。 日本国内でも、以前は高金利の時代もありました。 昭和55年(1980年)当時は、郵便局で定期預金を利用した場合には、10年で12%弱の金利がついていた時代もありました。例として10年間で10万円を預金しておくと、利息との合計が22万弱になります。 社会人が将来のために定期預金を利用して、資産を数十年置いておくということが常識とされていた時代です。資産を日本国内に置いておくだけで、勝手に増えていく時代でした。 しかし、それも長くは続かずバブルが崩壊してしまいます。前述のとおり金利は暴落し、さらに増税が追い打ちをかけています。黙って金融資産を国内に置いておくだけでは、価値が目減りしてしまいます。 現在は、お金を増やしていく環境としては難しい時代となっています。しっかりと、ご自身の大事な資産の置き場所を見据える必要があるのではないでしょうか。
海外駐在・海外赴任者におすすめの資産運用は?iDeco・定期預金・仮想通貨など9種類の運用プランと選び方も解説
海外投資は低金利な日本と比較して高金利かつ税率も低く、高い利回りが望めます。また日本円に依存しない分散投資のメリットもあります。しかし、多くの金融