海外保険を使った資産運用を考えるために知っておくべき7つのメリット
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日本経済の長期の見通し
経済の見通しとして、超長期の視点で捉えると見えてくるものがあります。
世界経済の大きな流れは、今日明日にすべてが決まるわけではありません。景気の変動や金融政策そして日々の経済活動の積み重ねによってその流れができます。
ここで、約500年の間に起きた経済の変化を見ていきましょう。
歴史の中の経済大国
約500年の経済の勢いで見ると日本経済はすでに下り坂に入っているといえます。そして現在経済大国第1位であるアメリカは第2次世界大戦以降に下がっており、中国は急激に経済が上り坂になっているのが特徴です。
この約500年の経済の勢いでは、アメリカの前は、世界の7つの海を支配した大英帝国でした。大英帝国においてアダムスミスを始めとした近代経済が興り、その後産業革命によって飛躍的に経済が伸びることになります。
大英帝国より前の時代は、意外と思われることも多いですがオランダが経済大国でした。
この様に、人生において、自分自身が現役の期間は約40〜50年前後ですが世界の勢力図の動きは、70年〜100年単位で入れ替わって参ります。
今後のことが100%分かることはありませんが、おおよその予測を立てて行動することはできそうですね!
日本経済の勢い
日本も上り坂の時期はありました。戦後の池田内閣による所得倍増計画を経て、戦後経済から復興します。その後バブル経済へと至りました。
バブル経済が崩壊したのは、平成に入ってからです。そして平成の30年間、各国の経済は上昇しましたが、日本の経済は上がることなくまた下がるわけでもなく、横ばいのまま進んでいます。そして各国の賃金は上がっているのにも関わらず、日本の賃金は中々上がらず、20年前と変わらないという特徴があります。
それなのに、政府・日銀は大量の紙幣を印刷しています。私の手元にはそんなに増えた感じはしませんが『お金』はどこにあるんでしょうか?
企業も正規社員を減らし、非正規採用をとり、同じ会社に勤務していても2極化が進行し、より所得を上げるチャンスがない。
私たちも良くある社会問題で『少子高齢化』『労働人口減』などという言葉を使いますが、そもそもそれが問題なのではなく、単純に『所得不足』が原因だったりするのではないかと考えてしまいます。
もう少し視野を広げた投資活動は急務ですね。
海外投資の7つのメリット
通貨分散のメリット
日本経済が平成の30年間横ばいであったことをお伝えしました。
しかしリーマンショックやコロナなどのようなことで日本経済が失速することも今後起こるかもしれません。
そこで、通貨分散をしておくことはメリットになります。もし日本経済が落ち込んでも他の通貨を持っておくことで資産価値の目減りを抑えることができます。
例えば、生活に必要な費用は日本円で、外貨運用として、米ドルや人民元、シンガポールドルなど通貨分散をしてみます。
日本経済が落ち込んで日本円の価値が下落したとしても他の国の経済が良い場合には、資産が増えていることもあります。
また、現状は世界の80%が米ドル建てで運用されています。
ここで大切なことは、どちらが増えて、どちらが減るとかの目先の上げ下げではなく、他の国の通貨を持っていることで通貨価値が下落するというリスクを回避して、全体的に資産価値を維持する事が重要になります。
資産分散のメリット
資産には、海外株式や海外債券など様々な種類があります。
債券には、その信用を格付けする信用格付け機関が行っており、その等級によってリターンも変わり、リターンが多ければリスクも高くなります。
資産内訳も日本株式や日本債券を持っているのみの場合、日本経済の動向のみに左右されてしまいます。しかしそこに海外株式や海外債券を持っておくことで、通貨分散のメリットと同様に一国で資産を持っているというリスクを回避することができます。
インフレ対応のメリット
インフレとは、お金の価値が下がり物の価値が上がることになります。お金の価値がなくなるというのは、その国の通貨供給量が多いためです。
今の日本経済は、金融緩和によってお金を大量に印刷している状態ですが、物の価値も上がりづらくなっており、購買力が低下している現状があります。
2020年にはコロナが発生したこともあり、経済を維持するために各国は過去に類を見ないほど大量のお金を印刷しています。
他国の経済状況もその国によって当然異なり、インフレになる場合もあります。インフレとなってお金の価値が下がるリスクももちろんあるでしょう。しかしお金の価値が下がるリスクには、お金ではない形に変えておくことで回避することができます。
それには、「資産分散メリット」でもお伝えした株式や債券などがあります。
国家分散によるメリット
国家分散とは、そのままの意味であり国別に資産分散しておくことによって一国で資産を持つよりもリスクを回避することができます。
例えば、日本であれば当然日本のルールに従うことになりますが、他の国であればその国のルールに従うことになるため、無いとは思いますが極端に表現すると日本で銀行預金を引き出せなくなるような預金封鎖が起きてもお金を守ることができます。※
どうしても日本にいると日本の年金、家、貯金、投資、保険すべてを日本円で持つことになります。もしそこで日本政府のルールが変わり、預金封鎖を行うなどの場合、それに従うしかなくなります。
そのため違う国に資産分散をしておくことで、仮にその国のお金が使えなくなるようなリスクから回避することができます。
手間なし運用のメリット
自分の周りにいる人達が投資を始めたことによって、「私も投資を始めなければ」と考えてしまうことがあります。それはそれでとても良いことだと思います。
仮に投資の勉強をしないで投資を始めてしまうと、どうしてもその投資の毎日の値動きが気になってしまいます。それによって仕事がおぼつかなくなることも経験ある人であれば、頷いていることかと思います。更に政治的、金融的なイベントが発生すると、友人や恋人、家族との会話がいつの間にか上の空になって、減ってしまい、信頼関係を壊すリスクすらあります。
資産運用するには何よりも心が豊かでなければできません。そこで投資のプロである金融機関や保険会社などに運用してもらい、自分自身は毎月もしくは毎年送られてくるレポートを確認して最適に資産配分をするための戦略を考えることだけに時間を割きます。そうすることで「手間なし運用」を実現することができます。
投資は、短期ではなく中長期を見た資産形成です。そして資産運用のための資産配分には、「保守型」、「バランス型」、「成長型」があります。
それぞれの特徴は次のとおりです。
・保守型:リスクを極力抑えるためリターンが少ないもの。
・バランス型:リスクとリターンのバランスを取っているもの。
・成長型:リターンを狙うためリスクが高いもの。
自分に合った資産運用を考えると良いです。
元本確保(有無)のメリット
海外保険の資産運用プランの選び方には2つあります。
・元本確保型プラン
・変動型プラン(S&P500、NASDAQなど)
元本確保型プランとは、元本を最低保証された分として仮に運用が悪くなったとしても元本分の解約返戻金が保証されるプランです。元本が確保されつつ、商品によって運用が良い場合、20年で200%までいくものもあります。ただし一般的には元本を確保するのに時間が必要となります。最近では商品によりますが5年〜10年待つものが多いかと思います。
変動型プランは、元本保証がないもので、運用が悪い場合には解約返戻金が少ない、もしくは無いものもあります。しかし運用が良い場合には、元本確保型プランよりも高いリターンをもたらすことになるプランです。
このように元本確保があるものとないものによってメリットが変わります。運用方針を考える際に、少なくとも元本を確保できるプランと、上昇のリターンを確保できるものを上手く組み合わせる事が良いかと思います。
海外在住者はさらなるメリット
海外駐在中や海外居住者の場合は商品の選択肢が大幅に広がります。
日本で海外の貯蓄保険をを購入することはできますが、購入するに際しての高いハードルがあります。
※ほぼ許可されないと考えていただいても言い過ぎでは無いでしょう。
ですので、海外にいる間に自分の資産形成の基礎を作ることをおすすめします。
また投資商品は基本的に英文であるため言語によるハードルも高いという事実もあります。
110ワンテンでは、ライフプランを元にした金融商品選びの最適化、手続きなど運用の入り口から出口までしっかりとサポートしておりますので、気になる方はまずは無料相談からご連絡ください。
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