【実証】ファイナンシャルプランナーが実際に保険の見積もりをしてみた

保険料見積もりの計算ができるのは専門知識のあるファイナンシャルプランナーだけではありません。インターネットを介して、保険会社が提供するシミュレーションツールを使っても見積もりの作成は可能です。

この記事では現役のファイナンシャルプランナーがシミュレーションツールを使って、保険の見積もりをしてみました。

使いやすいシミュレーションツールの紹介や、保険料がいくらくらいになるのかを計算していますので、ぜひ参考にしてください。※本セミナーでお伝えしている時点より情報が新しくなっている可能性もありますのでご確認下さい。

【年齢別】必要な保険金額はいくらか把握する

では、保険の見積もりをするにあたり、事例を設定しておきたいと思います。以下のように、まずは必要な保険金額がいくらになるのか振り返りましょう。。住宅費や学費、遺族年金不足分の+αを考慮した上で、いくら必要なのかシミュレーションしました。

40歳男性、奥様、子供2人のケース

住宅費:およそ2,000万円
学費:1,500万円×2人=2,300万円(子どもの年齢に応じて考慮します。今回は2,300万円としています)
+α:500万円

500万円+2,000万円+2,300万円=4,800万円

50歳男性、奥様、子供2人のケース

住宅費:およそ1,500万円
(持ち家と仮定した場合、40歳の事例と比べて10年多く住んでおり、ローン等の支払いが進んでいるため減額しています)

学費:1,500万円×2人=1,600万円
(子どもの教育費をある程度払っている状態だと考えられるため減額しています)

+α:500万円
500万円+1,500万円+1,600万円=3,600万円

上記のように年齢によって必要な金額が変わります。これまで支払ってきた住宅費や学費などを考慮して、必要金額を計算するのがポイントです。

では、上記の保険金額の目安を元に、見積もりをしていきましょう。

シミュレーションツールを使って計算する【ひまわり生命】

保険料金を計算したい場合は、インターネットのシミュレーションツールを使うと便利です。

・ひまわり生命
・ネオファースト生命
・オリックス生命

この3社が、見積もりとして使いやすいのでおすすめです。

今回はひまわり生命の保険料シミュレーションを使ってご説明します。ひまわり生命で検索した場合、シミュレーションツールがすぐに出てくるので、わかりやすいです。

保険料シミュレーション画面を開くと、年齢と性別を入力する画面が出ます。入力後はがん保険や収入保障保険など、さまざまな種類の保険が一覧で表示されます。

今回は収入保障保険を選択しました。

次にstep1から5には基準年金月額や保険期間・保険料払込期間などを入力していきます。必要なデータを入力すれば、計算結果が自動的に表示されるので確認してください。

40歳男性が月々支払う保険料はいくらか

では40歳男性の必要な保険金額をもとに計算していきましょう。

入力内容は以下の通りです。

・保険のタイプ:収入保障保険タイプ
・基準年金月額:20万円
・保険期間・保険料払込期間:60歳まで
・最低保証期間:2年
・払込方式:平準
・健康体料率特約:非喫煙者健康体

シミュレーションの結果、月払い保険料は3,900円と試算されました。

今回事例で用いた『40歳男性に必要な保険金額は4,800万円』でしたよね。その保険金額4,800万円の根拠として、仮に万一時に必要となる月々の生活費が20万円+遺族年金、子供の独立までを考えると、その生活費が20年間は受け取れるようにすると、

万一時生活費20万円×12ヶ月×20年=4,800万円

という計算になります。4,800万円の保険を組み立てるということは、このような計算を行うことで可能になります。

50歳男性が月々支払う保険料はいくらか

では、50歳男性の場合も見ていきましょう。

50歳男性の必要な保険金額は3,600万円でした。40歳の考え方と同様に照らし合わせると、保険金額3,600万円の根拠としては、万一時生活費を毎月20万円とし、50歳から65歳まで受け取ると仮定した場合、

万一時生活費20万円×12ヶ月×15年=3,600万円

となりました。このような収入保障保険に加入する場合、毎月の支払額は6,160円になります。

40歳夫婦が月々支払う保険料はいくらか

次に40歳の夫婦の場合はどうなるでしょうか。

40歳男性が死亡した場合、4,800万円が必要です。毎月20万円受け取る場合、月々3,900円支払う保険に加入すればよいという計算結果でしたね。

40歳女性が死亡した場合、パート勤務で仕事をしていたと仮定すると男性よりも収入が低いです。それでも教育資金の2,400万円は確保したいと考えました。

先ほどのシミュレーションツールを使って計算すると、40歳女性が月々支払う保険料は1,750円という結果になりました。

さらに今回は入院保障も計算します。それぞれ入院日額1万円受け取れる保険に加入する場合、月々支払う保険料は男性は3,807円、女性は3,767円です。

月々支払う保険料の合計は、

男性:7,107円
女性:5,517円
合計:12,624円

という結果になりました。

さまざまな保険も選べる

先ほどのシミュレーションでは収入保障を例にとって計算しました。このシミュレーションツールでは、そのほかの保険料を知りたいときにも使えます。

例えば医療保険を知りたい場合は、『健康のお守り』をクリックしてください。

・入院給付金日額:1万円
・保険期間:終身
・保険料払込期間:終身
・医療用新先進医療特約:付加する
・医療用健康回復支援給付特約:付加する(5万円)
・医療用保険料免除特約:付加しない

と入力した場合、月払保険料は4,067円と計算されました。

ひまわり生命はシミュレーションツールが使いやすいので、一般的な保険料を調べたいときに使ってみてください。

シミュレーションツールを使って計算する【オリックス生命】

他の保険会社のシミュレーションツールを使う場合でも同じです。オリックス生命のシミュレーションツールを使った場合も見てみましょう。

40歳男性が月々支払う保険料はいくらか

ひまわり生命と同じ条件で、40歳男性の必要な保険金額をもとに計算していきましょう。

オリックス生命の収入保障保険は『収入保障保険キープ』という名前です。

・年金月額:15万円
・支払保証期間:5年
・保険期間:60歳満了

で計算すると、月払保険料は4,320円必要との結果になりました。

ひまわり生命では年金月額を20万円に設定したのですが、オリックス生命では制約があり指定できませんでした。シミュレーションでは15万円で計算しています。

ひまわり生命で計算した金額は3,900円でしたよね。オリックス生命の方が年金月額が低いのにも関わらず支払金額が高いです。

なぜオリックス生命の方が高いのかというと、タバコを吸う人の保険と条件付けされているからです。喫煙者か非喫煙者かで、保険料は大きく変わることを覚えておいてください。

まとめ

保険料の見積もりはシミュレーションツールを使えば簡単に行えます。

・必要な保険金額を計算しておく
・シミュレーションツールを開き、必要事項を入力

たった2ステップで計算できるので、とても簡単です。

注意点としてはシミュレーションツールではすべての条件を統一できるとは限りません。それぞれのツールで計算したデータをもとに、ご自身でどの生命保険会社が自分に合っているのかを判別する必要があります。

ご自身で実際にシミュレーションツールを使い、必要な保険料を計算してみてはいかがでしょうか。
無駄を無くして、保険金額と保険料を最適化してみましょう!

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