【2024】インフルエンサー・プロ野球選手の引退後のお金の扱い方とは?急に大金を得たときの心構えを解説

これまで、数十億円の年収を稼ぐ職業の代表といえば、アメリカで活躍するプロ野球選手や起業した社長が挙げられていました。特にアメリカで活躍する大谷選手のような大リーガーになると、数十億円の契約金を手にする人も多数存在しています。

一方、最近ではSNSやYouTubeなどで一般人がさまざまな情報を世間の人に発信できるようになってから、インフルエンサーとよばれる人達が数十億円もの年収を手にできるようになりました。

今回は、プロ野球選手やインフルエンサーを例に、多額の資金を手に入れた人が引退後にどのようにお金を扱っているのかについて解説します。

宝くじなどで予期せず何十億もの資産を手に入れた人も、参考にしてみてください。

プロ野球選手の引退後のお金の扱い方

現役中は、多額の報酬を手にするプロ野球選手ですが、引退するとその報酬は当然減額となります。もっとも重要なのは、プロ野球選手は身体が資本なのでケガなどで身体のトラブルが生じた時の対策として、貯金をしておくことが必要です。

稼げる時期からコツコツ貯金を

プロ野球選手は、現役時代は華々しく活躍し、それと同時に収入も多額の報酬を稼ぐことができます。収入が多い分、さまざまな支出も多くなりますが、一度ケガなどで身体にトラブルが生じると、その間はメンテナンスのために専念をしなくてはなりません。

つまり、プロ野球選手は華やかな世界で支出が増える生活ができる一方で、自分の身体の故障中のことも考慮して貯金をしておく必要もあります。

現在、解説者として活躍している里崎元ロッテマリーンズ選手は、現役時代には毎月10万円の貯金をしていたそうです。里崎氏のお金の使い方は、「4・4・2の法則」に基づいていたそうです。内訳としては、4割が税金で引かれて、4割が貯蓄、2割が自由の配分とのこと。税理士の「現役時代に2億円を目指そう」とのアドバイスがきっかけだったのだそうです。

里崎氏の貯金目標は40歳で現役を引退し、残りの人生が40年だとすると1年間の年収800万円程度と仮定し、そこから税金を引くと500万円。それを引退後に収入がないと仮定して500万円×40年=2億円。この金額の貯金があれば、引退後に普通の生活ができると目標設定したのだそうです。

出典: THE 21 online 「元プロ野球選手・里崎智也が現役時代に「月10万円の貯金」を続けた理由

プロ野球選手の引退後の収入源は?

プロ野球選手は、一般的には、解説者やコーチなどで自分のそれまでのプロとしての経験を活かしたセカンドライフで収入を得ている人が多いようです。

一般人とは異なり知名度もあるのでインフルエンサーやYouTuber、さらには飲食店の経営者や投資、不動産ビジネスなどで収入を得る方法を選ぶ人が多いようです。また、解説者やコーチなどの道を開いている人もいます。

知名度が高い選手の場合は、タレント活動や文化人などとして活躍する人もいます。特に近年はSNSが一般的に普及しているので、YouTubeで自分のチャンネルを持っている人もいて、メディア登録者数を増やして収入を得ています。

選手引退後に貯金が少ない場合は?

先ほどの例のように、税理士のアドバイスにもとづき毎月堅実に貯金をした成功例もありますが、引退後に貯金が少ない場合はどのように対処しているのでしょうか?

対処法としては2つの方法が挙げられます。

①支出と収入を見直す

選手を引退すると、収入が大幅に減少するため現役時代のような豪華な生活はできなくなります。しかし、現役時代と同じ感覚で支出が多い生活が身についていると、貯蓄もあっという間に底をついてしまいます。そのため、現役時代から、自分の現在の収入に見合った支出をするように心がけ、なるべく貯金は使わないように心がけている人達も多いのです。

そのためには、2つのことを紙に書き出して優先順位をつけて実践している人もいるようです。

・固定費:住宅ローンや保険など毎月、固定額の支出があるもの
・流動費:食費やレジャーなど

収入ー貯蓄=支出(流動費を調整する)

②選手引退後も働く

プロ野球選手は引退後も解説など、セカンドライフの転職先が待っているでしょう。個人のキャラクターやルックスによってはインフルエンサーやYouTuberなどで活躍する道も開かれています。プロ野球選手は知名度があり、ファンも多いので固定の登録者数にそれほど困ることなくチャンネルを開設できるため動画を制作をしている人も多数存在します。

ただし全ての選手が出来ることではないことも事実です。まずは必ず収入の一部を貯金するという習慣を身につけ選手引退後(現役中も)は、可能な限り生活コストを見直し、怪しい投資話には騙されないように注意しましょう。

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インフルエンサーは引退後にどのようにお金を取り扱う?

近年、メディアの増加に伴い増加しているのがインフルエンサーやYouTuberです。人気があるうちは数十億もの収入を得る人もいますが、流行があるため人気がある時に稼ぎ、人気が落ちた時のセカンドライフに備える人も少なくはないようです。

支出を抑えるため、生活レベルを変えないようにする

インフルエンサーやプロ野球選手は現役中に多額な報酬が得られる人もいますが、一度生活レベルを上げてしまうとそのレベルに合ったお金を使ってしまいます。実際、資産10億円超を稼いでいる人気YouTuber イングリッシュおさる氏は、それまでの手取り18万円の教員をしていた時から生活レベルを変えず、3,000円あれば余裕がある生活を資産10億円がある現在でも継続しています。

このようにお金を使わずに、生活レベルを上げないことで資産10億円を残すことが実現できたと話しています。

出典先: President online「資産10億円超の人気YouTuberが「家は賃貸、クルマなし」というお金を使わない生活を続けているワケ」

BANで収益無効化されても資産運用などで堅実に稼ぐ

インフルエンサーが引退後にも稼ぐ方法として挙げられるのが投資です。インフルエンサーは多額の報酬を稼げる旬の期間があり、その旬で稼いだお金を次の動画などへ再投資することも多いかと思います。ただその中の一部は、動画やサイトが突然BANされて収益無効化になった場合も生活へのダメージが最小となるように資産運用枠を作りましょう。

また引退後に、その時に稼いだ資金を元に投資をして稼ぐ方法を実践している人もいるでしょう。プロ野球選手もYouTuberも旬は短く、本当に生き残るのは一部だと考え、株式投資などを組み合わせて手持ち資金を増やしていくのが現実的のようです。

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多額のお金を得た後にお金を守る方法とは

プロ野球選手もインフルエンサーも引退後にお金を守る方法は共通しています。それまでの人脈や知名度を活用して、違うビジネスをすることや節約などを心がける人もいます。

節約術と貯金術

年収1億円以上を稼ぐインフルエンサーやプロ野球選手は収入が高いために高級車や高級ブランド、豪華なホテルやレストランでの食事などにお金を費やしがちですが、引退後のことを考えて、少しでも節約や貯金をするためのノウハウを身に付けています。人間誰しも一度上げてしまった生活レベルは、見栄や意地もあり簡単には下げられないモノです。

この方法は、既に説明した「4・4・2の法則」の活用も含まれてます。

例えば、

・外食は月の予算を決める。
・節約に努め、残ったお金は貯蓄する。
・安くても問題ないものはディスカウントストアなどを活用する。

などです。これらが積み重なることでおのずと貯蓄に回せるお金が増えるので貯金額が増やせます。1億円という金額は、一般市民にとっては多額です。しかし、プロ野球選手やインフルエンサーにとっては日常の現役時代があるでしょう。その1億円は生活レベルを上げて、高級車、高級ブランド、5つ星レストランなどで日常的に使うとあっという間になくなってしまう金額でもあるのです。

意外かもしれませんがプロ野球選手やインフルエンサーも引退後のためにセカンドライフに向けて、貯蓄、投資などをして備えています。

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まとめ

プロ野球選手もインフルエンサーも現役時代は一般会社員よりもはるかに高額の報酬を手に入れることができます。しかし、どちらも活躍できる期間が限られているため、引退後のセカンドライフの人生設計や収入源のことなどを具体的にどのようにするのか考え、計画的に資金を残す必要があります。

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