【2024】30代で海外移住をする方法とは?アラサーでも取れるビザについても解説

「30代からでも海外移住はできる?」

30歳を超えてワーキングホリデーの制度が使えなくなると、海外移住をする難易度が上がるでしょう。

本記事では30代で海外移住をするメリット・デメリットと、移住するための方法について解説しております。

30歳あたりの方だけでなく、40歳が近づいてきている方にとっても意味がある内容になっているため、読み進めてみてください。

30代で海外移住するメリット

30歳を超えてくるとワーキングホリデーの制度が利用できなくなりますが、30歳を超えたからこそのメリットがあります。

人の目を気にしなくて良くなる

「30歳になるまでに結婚」「日本はこういう文化だから」といった価値観の押し付けにうんざりしている方もおられると思います。

外国に住むと読者の方が外国人という立ち位置になるので、文化が違う前提で接してもらうことができ、ありのままの自分を表現しやすくなるでしょう。

日本の生活に息苦しさを感じている方は、海外移住の計画を本格的にはじめてみてはいかがでしょうか。

自分を変えるチャンスがある

慣れない環境や苦しい環境で生活できると、達成感やその成功体験で自分が変わる可能性があります。

成功体験から自信がついて、さらにはチャレンジ精神が旺盛になる方も出てくるでしょう。

海外のような慣れない環境で生活するには、自分が0から生活を組み立てていく必要があり、辛く感じることや困難なことが出てくるはずです。

こういった日本で生活していてもなかなか得られない達成感は、後に自分の自信につながる可能性があり、自分を変えたいと考えている方にとってはいい体験になるでしょう。

30代だからそこ移住できる

20代のころは「若いうちに失敗しておけ」と言われ、チャレンジしやすい環境があるかもしれませんが、30代だからこそできることも増えてきます。

20代の頃よりもお金に余裕が出てくる方が増え、留学の費用や海外移住した際の初期費用も支払える方も多いでしょう。

また30代でチャレンジするのはどうか」と思う方もいるかと思いますが、20歳から定年まで働くことを考えるとまだまだ前半です。

若い頃よりも余力が出てきた今だからこそチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

30代で海外移住するデメリット

海外移住には困難がつきものです。メリットと同様に30代だからこそ起こるデメリットもあるので、確認してみてください。

安全面が気がかり

日本は安全な国として世界的にも有名です。

経済平和研究所が発表した2023年の世界平和度指によると、日本は9位にランクインしており、日本人は平和な暮らしに慣れているといえます。

一方で、アジアやアフリカあたりでは世界でも注意やかいに属する国が多く、これらの国へ移住する際は安全面で気にすることが増えるでしょう。

海外移住先を決める際には、安全面の考慮が必要です。

言語の壁

海外へ渡航するとなると、現地では必ずと言っていいほど言語が変わり、英語や現地語の習得が必要不可欠となります。

聞いたり話したりはもちろん、住まいに関する書類の読解なども自分で行っていかなければいけません。

語学留学をしてから移住をするなどの対策をしておくと、意図しない不利な契約を結ぶリスクを抑えられるでしょう。

日本では歳をとると転職が困難

日本は新卒から定年まで同じ企業で働く人が多く、海外移住をした後に帰国して再び日本で生活をしようと考えた時に、転職が困難になる可能性があります。

厚生労働省が発表している年齢別有効求人倍率推移では、2018年7月からは「25歳〜」「35歳〜」「45歳〜」のそれぞれの枠でだんだん求人数が減っていることがわかります。

こういった傾向にあることから、海外移住後に日本へ帰国したいと考え日本で転職活動を始めた場合は、デメリットとなる可能性もあるでしょう。

30代で海外移住する方法

30歳を超えるとワーキングホリデーの制度が利用できなくなり、20代に比べてビザの取得が比較的困難になるでしょう。

本章ではビザの取得を考え、海外移住をする方法を4つ解説いたします。

現地の学校へ留学(学生ビザ)

現地の言語を学ぶために学生ビザで留学をし、後に現地で就職して就労ビザを取得する方法です。

デメリットで紹介した言語の壁が乗り越えやすくなり、留学中に現地でインターンシップをすれば、そのまま企業に就職できる可能性があります。

また学生生活のうちに現地の言葉や暮らしに慣れておくことができるので、海外企業に就職していきなり仕事と現地の2つの環境におかれるよりも、気が楽になる可能性があるのでおすすめです。

留学するにはお金を蓄えておく必要があるので、留学をいつから始めるかを計画して、必要な資金を用意しておきましょう。

現地で就職活動(観光ビザ→就労ビザ)

観光ビザで現地に足を運び、ビザの期限内で就職活動をして就労ビザを撮る方法です。

滞在できる期間は限られており、就職活動がうまくいかないと時間に追われることになり、メンタル的に疲弊する可能性があります。

他の方法に比べて比較的短期間で就職活動をしないといけないので、よほど海外に慣れているか、現地語を話せてしっかり理解できる玄人向けの方法です。

日本で就職活動(就労ビザ)

日本で外資系や海外進出企業へ就職活動をして海外転勤を狙う方法です。

現地で就職活動を行うよりも期間を気にしなくて良くなるので、メンタル面で安定するでしょう。

後に帰国する必要があり海外で永住できない可能性があったり、海外赴任できる保証がなかったりする企業もあるので、就職活動の際には注意が必要です。

個人事業主として渡航(フリーランスビザ)

個人事業主として生計を立てていれば、フリーランスビザを取得して入国できる国があります。

フリーランスといった場所や時間に縛られない生活をしている方が増えてきているので、海外でゆっくり過ごしながら働いて生活していきたい方もおられるでしょう。

ノマド生活と呼ばれる過ごし方がありますが、こういった暮らしでは東南アジアあたりの国が有名でしょう。

物価の安い国で過ごせば、働く時間を減らしても生計を立てられるので、ゆったりとした生活を送りたい方は、海外移住の計画を本格的に進めてみてはいかがでしょうか。

ただフリーランスビザやノマドビザで渡航できる国は比較的少ないので、検討している国はどうかを調べる必要があります。

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30代で海外移住をするには自身にあった方法を選択

30代だからこそ20代の時よりもお金の蓄えがある人も多く、これから挑戦しても遅くはありません。

しかし30歳を超えるとワーキングホリデー制度が利用できず、ビザ取得のハードルが少し高くなってしまい、少し考えなくてはいけない部分が出てきます。

本記事でおすすめしている内容は以下の通りです。

  • ・現地の学校へ留学
  • ・現地で就職活動
  • ・日本で就職活動
  • ・個人事業主として渡航

なかでも現地の学校へ留学してから、現地で就職して永住に向けて動いていく方法は、現地の言語を取得するところから移住がスタートできるのでおすすめです。

ただし留学はあらかじめ留学のための費用を用意しておく必要があるので、現在ある程度の蓄えがない方は資金を用意するところから始まり、渡航までの時間がかかる可能性があります。

またどちらの選択肢にも言えることですが、現地ではどれくらいの生活費が必要なのかを調べ、生活するための資金を用意しておかなければいけないのでリサーチが必要です。

海外生活に不安がある方などはその道の専門家に問い合わせると、致命的なミスを起こすリスクが抑えられるでしょう。

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記事監修:INSURANCE 110 DIRECTOR 才田 弘一郎
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香港、シンガポール、日本、アメリカなど世界各国の保険やオフショア商品の事情に精通。
日本人に適した「出口戦略」を意識した堅実な資産運用の提案が得意。