東南アジアへ移住するならどこの国?移住先の選び方や注意点を徹底解説!
「東南アジアに移住したいが、成功できるのだろうか?」「東南アジアの移住するならどこがおすすめだろうか?」 このような悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。近年はコロナ禍もあり、移住を目指す方は減少傾向でしたが、東南アジアへの移住を目指す方は、昔に比べて増加傾向にあり、注目を集めています。 そこで本記事では、東南アジアの魅力や移住先の選び方について、お伝えします。記事の後半では、おすすめの国についても解説していますので、ぜひ住みやすい国はどこか、住むならどこの国がいいかなどのご参考にしてください。 東南アジアの移住が人気の理由 この章では、東南アジアの魅力や人気の理由について解説します。 温かい人が多い 東南アジア人の特徴として、人々をもてなすことが好きで、温かい人が多い印象です。 もちろん性格は、人や国によって差があります。 タイ人であれば、「人付き合いが上手」だったりしますが、ベトナム人は「シャイで恥ずかしがり屋」だったりもします。 東南アジアの多くが親日国ですので、日本人には温かく接してくれます。日本人に対して親切に接してくれる東南アジアを移住国として選ぶ方は多くいます。 生活費(物価)が安い 東南アジアでは一ヶ月間の生活費を日本の3分の1、もしくは半分程度で済ませることができます。 タイやベトナムには、現地に住む人々が日常的に利用する屋台があり、外食費は一食200円程度で済みますので日本と比較しても安いです。駐在員として東南アジアに赴任する場合や、日本円で給与が支給される場合、日本にいるときと給与額は変わらずに生活費を抑えられるので、貯蓄もしやすくなります。 ただし、現地採用の場合は給与も移住国の物価に合わせた金額になるケースもあるため注意が必要です。 税制面でお得である 日本と比較すると、東南アジアでは税制面でお得になる可能性があります。 日本に住んで給与をもらっている場合所得税は最大45%です。他にも、固定資産税や介護保険料など、支払わなければならない税金がたくさんあります。 一説によると現日本では「五公五民」つまり収入から50%も公的に支払う費用があり、最近では「六公四民」と収入の60%以上が税金、社会保険税が上昇し一般国民の節約生活にも限界が来ていると感じる人が多い様です。 一方、東南アジアに移住すると、所得税が日本よりも低い国がほとんどです。フィリピンは25%、タイやベトナムの所得税は最大35%となります。そして、東南アジアの多くは、固定資産税や介護保険料の支払いはありません。 そして、シンガポールでは、キャピタルゲインがないので、株や債券を売却しても非課税扱いとなります。 東南アジアの移住先の選び方 東南アジアでの移住先の選び方について解説します。 ビザ取得のしやすさ ビザは、移住したい国に滞在を許可してもらうための証明書です。 ヨーロッパやアメリカと比較すると、東南アジアはビザを取得しやすい傾向にあります。 タイやフィリピンでは、退職後の海外移住を目的とした人へ向けてのリタイアメントビザも豊富に取り扱っています。リタイアメントビザを取得する場合、資産や貯蓄が一定額以上必要となるのが一般的ですが、マレーシアではお金がなくてもビザが取得がしやすいと言われています。そのため移住がしやすく、生活費も日本より安いです。 東南アジアでのビザの取得条件は、適宜更新されていますので、こまめにチェックするようにしましょう。 仕事のしやすさ 近年は、日系企業が約1万社進出しているため求人も豊富になり、駐在員や海外転勤を狙わなくても、転職先として東南アジアで仕事を見つけやすくなっています。 ただし、東南アジアの企業に就職した場合は日本と異なる文化に順応する必要があります。これまで暮らしてきた日本とは異なる文化に触れることで、ビジネスのスキルを含め自己成長の機会を得られるかもしれません。 治安の良さ 東南アジアは、経済成長に伴い治安の良い国が増えて、治安ランキングも上位の国が多いです。またシンガポールは世界治安ランキングで1位を獲得しています。(2024年版の世界平和度指数(Global Peace Index)でのランキング) 夜の外出などで危険といわれているエリアにいくことを避ければ、犯罪に巻き込まれる危険性はかなり少なくなるでしょう。 現在は日系企業のセキュリティサービスが東南アジアでも進出し、エリアを拡大しています。こうしたサービスが利用できる移住国を選択すれば、トラブルに巻き込まれること無く、日本でくらすのと同じくらい安心して生活ができる可能性は高いでしょう。また、セキュリティの充実は住みやすさにも直結するため、安全面を重視した移住先選びが重要です。 東南アジア移住における注意点 東南アジアへの移住における注意点について解説します。 現地の文化やルールにできるだけ従う 現地で長い間くらしていくためには、移住先の国の文化やルールに従うことも大切です。 例えば、ヒンドゥー教を信仰する人は神聖な生き物とされている牛(牛肉)を食べません。また、同様の理由でイスラム教徒の方は豚肉を食べられません。 東南アジアにもヒンドゥー教やイスラム教を信仰する人が多く暮らしているため、飲食店や食料品店ではこれらの食材を使わない料理を提供できるよう配慮しているお店が多くあります。 また、イスラム教にはラマダーンという文化があり、日が沈むまでは食事ができない期間があります。その時間は、飲食店が営業していないこともあります。 日本では知ることのなかった文化に触れる機会も多くなりますが、その国で暮らす人たちのルールに従うことで、周りに住む人達とも友好的な関係が築けるでしょう。 現地の食文化やルールについては、移住する前に調べておくことが大切です。 医療体制の充実度 移住国を選ぶときには、その国の医療体制や充実度についても把握しておくと良いでしょう。 タイは医療水準が高く、日本の医療と同じくらいのサポートが受けられると言われています。 東南アジアは広く、国や地域によって医療レベルは異なります。住む地域によってはインフラがあまり整備されていないケースや、病院に行くためには車で数時間移動が必要になる場合もあります。 小さい子どもがいるなど、ご家族を含めて移住をするのであれば、緊急の事態でも適切な治療が受けられるかを考慮して住む国や地域を決めるようにしましょう。 マネープランを設計すること 東南アジアへの移住は、初期費用がかかります。ビザ申請にかかる費用や医療費が高い国もあるため、一ヶ月にかかる生活費がどのくらいなのか、マネープランを事前に算出しておくと良いでしょう。 また、移住する場合は保険会社とも相談し、これまで契約していた保険商品から海外向けの保険に切り替えることなども検討が必要です。 資産運用に関しても、海外口座を開設すれば金利面で有利になるケースもありますので、移住前に日本の事も海外の事も良く知るファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。 ざっくりとした資金計画では、実際に暮らし始めたときに生活費がかかりすぎてしまったり、資産が大きく減ってしまう可能性もあります。移住後の生活費用に困らないよう、しっかりとマネープランを作成しましょう。…
海外に住む方法まとめ!移住しやすい・移住におすすめの国と条件・暮らすのに必要なことも解説
「老後の資金で海外生活をしたい」「早期リタイアをして海外でのんびりとした生活を送りたい」「冬の厳しい寒さもなく温暖なアジア地域に移住したい」 海外移住を夢見る理由は人の数だけあると思います。ただ夢みるだけでは実行できるものではありません。そこで今からでも始められることとして、海外移住の計画を念入りに立てておくことで、海外在住中に資金の底が尽きる可能性を減らし、健やかな移住生活を実現できる可能性が高まります。 本記事では、海外で生活するにはどのようなやり方があるのか、海外に住むために必要なことや備えるべきこと、外国で暮らすにはどのような考えが必要なのか、海外移住の方法やおすすめの移住先を解説いたします。 今後、海外移住するのが確定している方はもちろん、まだ検討中の方にも役立つ記事です。本記事の内容を参考に、海外移住の計画を進めていきましょう。 海外に住むために必要なこと・備えるべきこと 海外で暮らす場合、日本での生活様式とは大きく異なるため念入りな計画や下調べが必要です。海外で暮らすにはどのようなやり方があるのか、海外に移住する方法を検討するにはどのような準備が必要なのかを解説します。 海外に行く目的を明確にする 海外移住を成功させるため、まずは海外に住むための目的を明確にしましょう。 目的を明確にせずに海外に住む方法を検討しても、情報集めや手続きが面倒になってしまい計画が疎かになってしまうケースや、移住後に何をしていいか分からなくなり気持ちを持ち直せなくなる可能性があります。 例えば、「今の仕事のスキルで、海外でも通用するか試したい」「老後の資金でゆったりとした生活を送りたい」など目的を見つけることで、移住したい国がみつけやすくなります。 取得できるビザを調べる 海外移住をするためには、基本的にビザを取得する必要があります。 国によっては、出張や一時的な出向など短期間であればビザを取得しなくてもいいケースがありますが、移住するとなれば必ずビザが必要となります。自分がどのビザを取得できるのか、ビザの申請にはどんな書類が必要なのかを調べておく必要があるでしょう。 ビザには、就労ビザやフリーランスビザなどさまざまな種類が存在します。また、老後に移住をする場合は一定額以上の資産をもっていることや、移住後はその国で働くことができないといった条件付きのビザもあるため注意しましょう。 住みたい国の情報収集をする 海外移住を快適に過ごすために、現地の医療制度や1ヶ月間にかかる生活費はどのくらいかを試算しておくと良いでしょう。また、現地の文化などについても学んでおいたほうが無難です。 日本で得られる情報は限りがあるので、住みたい国が見つかったら、移住前に一度旅行に行き、短期間滞在してみるのがおすすめです。 1ヶ月程度であれば観光ビザで過ごせる国が多いため、現地の雰囲気や生活を自身の肌で感じてみてください。 収支について計算しておく 住みたい国の情報をある程度集めたら、その国で生活するための収支を細かく計算してみましょう。外国で暮らすには資金も重要です。 老後の移住の場合は退職金で生活するのか、または資産運用などをして収入を得ながら生活するのかによっても使える金額が変わるので、慎重に検討します。 例えば、資産を築き上げてから海外でのんびり暮らしたい方は、移住を検討している国の生活水準がどのくらいなのか、持っている資産で何年暮らしていけるかを計算する必要があります。 海外に住み始めてから資金繰りに不安が残らないよう、情報収集や収支の試算は正確に行えるようにしましょう。 資金調達の方法を考える 退職後もある程度の収入を得たい場合や、収入を得ながら海外で生活していきたい場合は、移住後に毎月どのくらいの収入が必要なのか検討しなければなりません。 まだ働きたいけれど移住するのか、老後の海外移住なのかで変わってきますが、生活に困らない程度の収入を得られる仕事や資産運用を考える必要があるでしょう。 短期で海外に住む方法(1〜2年) 海外移住を検討する方へ向けて、まずは1〜2年、短期間海外に住む方法を紹介します。 移住してみたい国、海外に1年住むことで、移住してみたい国の文化や実際に生活した雰囲気を味わうことができるためおすすめです。 ワーキングホリデー ワーキングホリデーは、18歳から30歳までの人を対象に、1カ国に対して1回、1年間だけ利用できる制度です。 その国で働きながら現地で生活ができるため、色々な国で海外生活を経験したい、将来住む国を見つけたい、という方におすすめです。 ワーキングホリデーの期間中に働いていた企業へ就職できれば、そのまま就労ビザに切り替えて現地で働き続けられるケースもあります。移住する前に海外に1年住んで現地を確認するのも良いかと思います。 留学 留学は文化理解や言語習得をメインにその国に滞在する制度で、短くて1週間単位で渡航できるプログラムもあります。 語学を身につけて海外で働けるようになると、ワーキングホリデー同様に就労ビザに切り替えられる可能性があります。また、留学はワーキングホリデーと異なり年齢制限がないのが特徴です。 旅行 観光ビザを利用すれば、移住を検討する国で一定期間生活できます。 渡航費と生活費さえ用意できれば働かずにその国での生活を楽しめますが、観光ビザのため1ヶ月間や3ヶ月以上などをすぎると滞在できなくなることがほとんどです。 観光ビザの期間内に就職活動をして就労ビザに切り替えることもできますが、ハードルが高いため期待しすぎず、事前に生活費などをある程度貯めておくことをおすすめします。完全移住前に短期滞在、短期移住を体験し、現地の環境を確認することも大切です。 中長期で海外に住む方法(3年以上) 中長期で海外に住む方法を紹介します。3年以上海外に移住する場合、ビザを取得するための条件として現地での収入が必要となるケースもあるため、どんな方法で仕事(収入)を得るかがポイントです。 海外の企業に転職する 海外の企業に転職すると現地通貨で給料を受け取れるようになるため、為替リスクが低くなるのがメリットです。 しかし、海外の企業に転職できたとしても文化の違いや価値観の違いが大きく、日本で働いたことしかない方ははじめのうち苦労することが多いかもしれません。そのため、まずは情報収集からはじめ、身の回りや知人に海外企業に転職した人がいれば、話をきいてみるのも一つの方法です。 個人事業主・フリーランス Webデザイナーやイラストレーターなど、自分のスキルを活かし個人事業主として仕事をしている場合は、フリーランスビザを取得して海外で生活できるかもしれません。 現地の人だけではなく、同じ国で生活する日本人のフリーランスとSNSなどを通じてつながりを持つこともできるので、同業種の方と関係を作れる可能性も高いでしょう。 資産を運用して収入を得る 不動産や株式、終身年金など、不労所得といわれる方法で資産を運用し生活費を稼ぐ方法もあります。 安定して収益を得られる場合は、仕事を気にせずに生活できるためストレスが軽減されます。しかし、資産運用だけで生活するというスタイルを実現するのはハードルが高く、未経験からはじめるには時間がかかるのがデメリットです。 海外移住におすすめの国 海外移住におすすめの3カ国を紹介します。移住希望先がビザが取りやすい国なのか見てみましょう。 タイ 治安の良さと生活のしやすさが特徴のタイは、物価が日本よりも低く生活費がかからないので、フリーランスのノマド生活でも注目されている国の一つです。移住先ランキングでも上位です。また治安もいいので女性一人の移住もおすすめです。…
海外赴任後も新NISA口座は継続可能?非居住者・海外赴任者向けに解説
「これから海外赴任の予定だけど、今使っているNISA口座はどうなるの?」「海外在住中でも日本のNISAを始められる?」近年、海外に在住する日本人の方が増える中で、このような疑問を持つ方は少なくありません。 特に、海外赴任や海外移住といったライフステージの変化は、資産運用計画に大きな影響を与えます。日本の非居住者になると、NISA(ニーサ)の取り扱いが通常とは異なるため、正しい知識が不可欠です。 海外に在住している、または将来的にその可能性がある方にとって、NISA制度を正しく理解し、活用することは、ご自身の資産を効率的に築く上で非常に重要です。特に2024年から始まった新NISAは、多くの海外在住者にとって関心の高いトピックでしょう。 この記事では、海外赴任や海外移住を控えている方、すでに海外に在住している日本人の方へ向けて、NISA口座の取り扱いについて専門家が分かりやすく解説します。非居住者の定義から、積立NISA(つみたてNISA)の継続可否、金融機関ごとの対応の違い、そして2026年現在の最新情報まで、具体的な注意点を網羅しています。ご自身の状況に合わせて、最適な資産運用の選択ができるよう、ぜひ最後までご覧ください。 海外在住者と非居住者:NISAに関する重要な違い NISAの文脈で「海外在住」と「非居住者」は、似ているようでいて税務上の意味合いが大きく異なります。この違いを理解することが、海外での資産運用を成功させる第一歩です。 「非居住者」とは、日本の所得税法上、「国内に住所を有さず、かつ1年以上引き続いて居所を有しない個人」と定義されます。簡単に言えば、生活の拠点が日本にない状態です。 例えば、ご家族を日本に残して単身で海外赴任している場合、住民票を抜いていても日本の「居住者」と見なされ、NISAの利用条件が変わらないことがあります。一方で、家族全員で海外移住し、生活の拠点を完全に移した場合は「非居住者」となります。 NISAは原則として日本の「居住者」向けの制度です。したがって、「非居住者」になると、新規の投資ができない、または口座を閉鎖しなければならないといった制約が生じます。ご自身がどちらに該当するのかを正しく把握することが非常に重要です。 あわせて読みたい 全世界所得課税とは?居住者・非居住者の国際税務対応と二重課税の回避方法や申告ルールを解説 海外在住・海外赴任者のためのNISA基礎知識 NISA(ニーサ)は「Nippon Individual Savings Account」の略称で、個人のための少額投資非課税制度です。通常、投資で得た利益(配当金、分配金、譲渡益)には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での投資であれば、この税金が非課税です。NISA制度は、日本に住む18歳以上の方を対象としており、資産形成を後押しすることを目的としています。 しかし、海外赴任や海外移住によって日本の非居住者となると、この制度の利用にはいくつかの条件や制限が伴います。まずは基本として、海外在住者がNISAをどのように扱えるのか、その基礎知識をおさらいしましょう。 新しいNISA制度(2024年開始)の基本情報: 項目 成長投資枠 つみたて投資枠 年間上限投資枠 240万円 120万円 非課税保有限度額 1,800万円(総枠)/ 成長投資枠のみの場合1,200万円 1,800万円(総枠) 投資方法 積立、スポット購入 積立のみ 対象商品 上場株式、投資信託など 指定された投資信託のみ 金融機関の対応と継続保有の条件 多くのご相談者様が疑問に思われる点ですが、海外赴任が決まったからといって、必ずしもNISA口座を解約しなければならないわけではありません。 2019年の税制改正により、多くの金融機関で、海外転勤といったやむを得ない理由であれば、最長5年間の期限付きでNISA口座を継続保有できるようになりました。 ただし、これはあくまで「継続保有」であり、海外在住中に新たにNISA口座で金融商品を購入することはできません。また、金融機関によって対応が異なり、例えばSBI証券では2025年5月31日から、海外転勤等の理由であれば、NISA口座で保有する国内株式や投資信託だけでなく、課税口座の外国株式なども継続保有が可能になるなど、サービスが拡充されています。 FPの視点から最もおすすめなのは、ご自身のNISA口座がある金融機関のウェブサイトで最新情報を確認し、必要であればカスタマーサービスに直接問い合わせることです。 特に、アメリカやシンガポール、香港など、国や地域の税制によっては、日本のNISA口座の取り扱いが複雑になるケースもあります。 海外から新たにNISA対象商品へ投資できない 海外赴任中や海外移住に伴い非居住者となる場合、NISA口座を継続して保有することは原則として可能です。しかし、日本の金融商品取引法上の制限により、新たなNISA対象商品の買付け(新規投資)を行うことはできません。 これは、NISA制度が「日本に居住する個人」の資産形成を支援することを目的としているためです。非居住者となった時点で、制度の恩恵を受ける対象ではなくなるため、すべての金融機関において共通の厳格なルールとして適用されます。 NISA口座の維持には出国・帰国時に書類の提出が必要 楽天証券、野村證券、SBI証券、みずほ証券等では、海外赴任をする人がNISA口座を継続するには「非課税口座出国届出書」「非課税口座継続適用届出書」を提出することでNISA口座を継続保有ができるようになりました。 また帰国時には「帰国届出書」を提出することで、帰国してからも再びNISA口座を利用できるようになり、その後新たな買い付けが可能となります。 特定口座やNISA口座の株式等は一般口座で管理 楽天証券、野村證券、SBI証券、みずほ証券等では、海外赴任をする人がNISA口座を継続するには「非課税口座出国届出書」「非課税口座継続適用届出書」を提出することでNISA口座を継続して保有できるようになりました。 また帰国時には「帰国届出書」を提出することで、帰国してからも再びNISA口座を利用できるようになり、その後新たな買い付けが可能となります。 特定口座やNISA口座の株式等は一般口座で管理 海外赴任をする方は、特定口座やNISA口座および(ジュニアNISA口座)で株式等の管理ができず、該当する口座に資産がある場合は一般口座で管理されるようになっていました。 日本株式と日本国債以外は継続して保有できない 海外赴任や海外移住に伴い「非居住者」となる場合、日本の証券会社や金融機関で保有している金融商品の取り扱いについて、重要な手続きが必要です。特に、日本株式(上場株式)と日本国債(国債、地方債)以外のほとんどの金融商品については、出国前に売却または決済を完了させることが原則として必須となります。 日本の金融機関が「非居住者」に対してサービスを提供する場合、国内の居住者に対するサービスとは異なる、より厳格な規制やコンプライアンス要件(例えば、外国為替及び外国貿易法(外為法)、租税条約、マネーロンダリング防止(AML)規制など)を満たす必要があるためです。多くの日本の証券会社は、非居住者に対する口座管理や取引の提供に必要なシステムや体制を整えていないため、原則として出国前に口座を解約し、保有商品を整理するよう求めています。 あわせて読みたい…
老後のオーストラリア移住はあり?後悔しないための重要ポイントを解説
日本人が多く暮らす国、オーストラリア。2022年頃から始まった円安の影響も追い風となり、オーストラリアに移住してお金を稼ぐ若者がテレビなどで話題です。 この記事では老後も見据えてオーストラリア移住を検討している方のために、その魅力や後悔しないためのポイント、また資金面でのポイントをお伝えします。「オーストラリアに住むにはどうすればいいか?」など具体的な情報も参考にしてみてください。 老後のオーストラリア移住の魅力と生活コスト 外務省の「海外在留邦人数調査統計」によれば、2022年10月時点でオーストラリアに暮らす日本人は約9万9,500人で、世界第3位の多さです。 まずは日本人を惹きつけるオーストラリアの魅力と、生活コストをみていきましょう。 老後の移住先としてのオーストラリアの魅力 オーストラリアに暮らす魅力は大きく3つあるといえるでしょう。 オーストラリアの気候は、地域差がありますが、年間を通じて温暖で過ごしやすいといえます。夏はカラッとした暑さで日本のような蒸し暑さはありません。 次にオーストラリアの治安は、Institute for Economics and Peace(経済平和研究所)による「Global Peace Index 2023」(2023年の世界平和度指数)において163ヵ国中第22位です。第9位の日本ほどとはいえませんが、上位15%に入る治安の良さでマレーシア(19位)、ベルギー(20位)と同程度です。 最後にオーストラリアは日本より30分〜2時間ほど時間が進んでいます。孤独を感じやすい海外生活ですが、時差が小さいため日本の家族や友人とコミュニケーションをとりやすいといえるでしょう。 オーストラリアでの生活コスト 気になる生活コストについては、次の3項目を整理していきましょう。 2023年7月1日時点で、オーストラリアの最低賃金は1時間あたり23.23豪ドル(約2,244円)です。一方、日本の最低賃金(全国平均)は2023年10月以降1時間あたり1,004円であり、オーストラリアの最低時給は日本の2倍以上です。 「日本より稼ぎやすい!」と嬉しくなるかもしれません。しかしオーストラリアでは生活費も高くかかります。Numbeoの国別生活費指数によればオーストラリアの生活費(家賃を含む)は世界第12位の高さ。日本は41位であり、体感的にも日本のおよそ1.5倍ほどといわれています。 医療制度については、日本と同様に国民健康保険(メディケア)が基盤です。メディケアは公立病院でかかった治療費や、診察費、検査費の全額または一部をカバーしてくれます。このため公立病院の需要が高く、外来の予約は数週間〜数ヵ月待ちが通常である点は注意が必要です。 オーストラリア移住を成功させるポイント オーストラリアに移住する流れとしては、英会話の勉強と移住費用の貯金→ビザ申請→渡航→物件探し→職探しといった進め方が一般的です。 ここではとくにビザの取得について説明し、安心して生活するための注意点を実際に移住した方の声を混じえてご紹介します。 永住権ビザの取得 オーストラリアのビザ制度は種類もとても多く、仕組みも複雑です。 基本的には一時的に滞在できるビザを取得した後に永住権ビザを申請する方法をとります。 永住ビザまたは永住ビザの取得につながるビザは大きくわけて3種類あります。 独立移民ビザは会社やパートナーといった「スポンサー」が不要で、職歴や学歴、英語力、年齢などをポイント換算した合計点によって審査されます。また指定の職業リストに載っている職業に就いている必要があります。 就労ビザは雇用主にスポンサーとなってもらって取得するビザです。ほかにも指定の職業・分野で2年以上の実務経験やフルタイムで働いた経験が必要です。就労ビザを得てからさらに一定の条件を満たすと永住権のビザ申請ができます。 パートナービザはオーストラリア人・ニュージーランド人、オーストラリア永住者であるパートナーにスポンサーしてもらうビザです。職業の要件はなく、事実婚・結婚見込みでも申請できます。 ※オーストラリアでは3〜6ヵ月ごとに政策の見直しがあり、法改正のスピードが非常に早い点が特徴です。ビザの制度も頻繁に改正されますので、必ず最新の情報を調べ、専門家に相談するようにしてください。 オーストラリア移住での3つの注意点 海外に移住すると日本での生活とは異なる大変さを体感するでしょう。 文化の違いや言語の壁、日本に帰国するハードルの高さ、孤独感などはどの国にもいえることですので、ここではオーストラリアならではのポイントを3つ紹介します。 オーストラリアは「移住者の国」と呼ばれるほど移民の多い国です。オーストラリア統計局が2021年7〜9月におこなった国勢調査によれば、移民の割合は総人口の5割を超えます。さまざまな人種が入り混じるため「人種差別を感じることはない」という日本人移住者もいますが、一方で「白人は17時に仕事が終わるのに、アジア人は帰宅前に社長の許可が要る」と理不尽な経験をした方も。人種差別が少ない国という声も散見されますが、実際はそうとも限らないようです。 次に紫外線対策です。オーストラリアは紫外線が非常に強く、皮膚がんにかかる人が多い国です。季節を問わず日焼け止めやサングラス、長袖の洋服などで対策しましょう。 最後に歯科医療について。先述したメディケア制度はすべての診察・治療をカバーするわけではなく、カバーできない診療として歯科治療がそのひとつです。オーストラリア歯科医師会が実施したアンケートでは定期検診とフッ素治療だけで平均215豪ドル(約2万800円)かかるとの報告もあります。歯科治療は民間の保険でカバーするのが一般的です。 オーストラリア移住で知っておきたい資金面のポイント オーストラリアに移住するにあたり、前もってどのぐらいの貯金を準備すれば良いのでしょうか。また移住後の資産運用はどうすればよいのでしょうか。移住前に準備したい金額の目安と、移住後の資産運用について整理しましょう。 移住前に準備したい金額 どの地域や物件に住むのか、また取得するビザの種類によって必要な費用は変わってきますので、ここでは下記の条件で考えてみましょう。 ※総務省「家計調査報告(家計収支編」)2022年より単身世帯の消費支出の月平均額 最低でも仕事が見つかるまで3ヵ月分の生活費が必要です。オーストラリアでの生活コストでお伝えしたように日本の1.5倍の生活費がかかるとすると、1ヵ月あたり24万3,000円、3ヵ月で72万9,000円となります。ほかにも航空券代・保険代・引越し費用・ビザ申請費用などが必要です。なにかあったときの予備費も含めて200万円〜300万円は準備しておきたいところです。なお就労ビザなどスポンサーを必要とする場合の生活費は1年分(291万6,000円)ほど準備しておいたほうが良いでしょう。 海外で資産運用するには? 日本の証券会社は日本に住んでいる人を対象にサービスを提供しているため、海外移住となると解約せざるを得ません。資産運用は現地で利用できる証券会社を通じておこないましょう。スマホで取引できるネット証券が便利です。オーストラリアで利用できる代表的なネット証券にはCommSec、eToro、NABtradeなどがあります。 資産運用に関する税金面のポイント オーストラリアの所得税法では、資産の売却益は課税所得に含まれ、所得額に応じて0%〜45%の所得税が課されます。 また投資で発生する税は住んでいる国(オーストラリア)で発生するものと、投資した国で発生するものの2種類あるため、外国に投資する際は双方の税制や租税条約の締結状況を確認してください。 まとめ 日本人が多く暮らすオーストラリアは移住先として多くの魅力を持っています。一方で日本よりも高い生活コストや複雑で頻繁に改正されるビザ制度など、移住のハードルは低くありません。より詳細にオーストラリアに住むにはどうすればいいか?と疑問を抱える方も多いでしょう。後で後悔しないためにも、制度を確認しながら資金面も含めた準備を、専門家の力も借りながらしっかりおこなっていきましょう。 海外移住前のライフプラン設定、海外での有利な資産運用方法を知るには、110(ワンテン)グループへ 海外資産運用は、110(ワンテン)グループへ 「110…
海外へ教育移住するにはどのような準備が必要?東南アジアを例に費用や魅力を解説!
子供を海外で子育てしたい、そして様々な文化を学べる体験をさせてあげたいと考えていませんか?費用のことを考えると欧米は少し難しいと感じるかもしれません。しかし、東南アジアは欧米ほど物価が高くなく、東南アジア諸国は教育に教育に力を入れているため移住に向いています。 教育移住は、子供に国際的な教育環境を提供し、広い視野を持たせるための大きな一歩で、その手頃な生活費と豊かな文化で、多くの海外で子育てしたい家族にとって魅力的な選択肢となっています。 しかし、海外への移住は簡単なことではありません。ビザの手配から住居の確保、教育費の準備まで、事前に慎重な計画が必要です。 本記事では、東南アジアへの教育移住を検討している家族に向けて、移住に必要な準備、初期費用、そして移住後の生活について詳しく解説します。移住のメリットと、実現のための資金計画についても触れ、詳しく説明していますのでぜひ参考にしてください。 子供のために海外へ教育移住するメリット 教育移住は、子供の将来に大きな影響を与える選択です。海外での生活は、ただ学校で学ぶだけでなく、多様な文化や言語に触れることで、子供の視野を広げ、国際的な能力を育てます。 子供が海外教育を通じて得られるメリットを、言語の習得から文化理解、自己表現の向上までなどの観点から、教育移住が子供の成長に与えるポジティブな影響を詳細に解説します。 得意な分野を伸ばすことができる 海外の教育は得意な分野を見つけ、伸ばすような教育が行われています。そのため学習の飲み込みが早い生徒などは、飛び級という仕組みがある場合もあるため、どんどん得意分野の専門性を高められます。 日本の教育は苦手を克服するような教育より、得意を伸ばしたいという人は海外の学校を検討することも大切です。 さまざまな文化を学べ、国際的な視野が広くなる 日本に比べて、海外の学校では移民も多いため、さまざまな文化を学ぶことができます。国や宗教によって考え方や思想の違いがあり、経済状況なども全く異なった人たちと同じ教室で学ぶ機会が増えます。 また、日本の外から日本を客観視することができるため、改めて日本の良さや改善するべき点などを考える機会になり、日本国内のみで生活するよりも貴重な体験が可能です。さまざまな文化に触れることができるため、子供にとって国際的な視野を手に入れられる機会になるでしょう。 自己主張が上手にできるようになる 周りに合わせることや集団行動などを優先する日本国内の教育とは違い、海外の教育では自己主張を重視する教育になっている傾向があります。 他人との違いを認め、尊重することが求められ、うまく自己主張できるようにトレーニングする教育が幼稚園からおこなわれています。 将来、ビジネスシーンなどでは、自分のアイデアなどを発言する力がとても重要です。自分の考える力を子供につけさせるために、海外で教育をさせたいと考える人も多いです。 各国に友達ができる インターナショナルスクールなどでは、さまざまな国の子供が通っています。さらに世界中の富裕層や王族など、日本では出会えないような人と出会えるチャンスがあるため、将来のビジネスなどに生かすためなどの理由で、インターナショナルスクールや海外留学させることが多いです。 東南アジア諸国における教育移住の魅力と概要 東南アジアはその多様な文化と手頃な生活費で、子育てや教育移住に理想的な地域とされています。各国には独自の教育制度があり、国際学校の選択肢も豊富です。 東南アジア各国の教育システムの概要と、教育水準や言語の壁といった重要な要素を具体的な国の例をあげて解説します。 東南アジア各国の教育制度の概要 東南アジアはそれぞれの国の母国語だけでなく、英語力も高いとされているのが特徴です。まだ日本にいるのなら、移住先を選ぶ前に各国の教育水準を把握しておくことが大切です。 近年、東南アジア諸国は教育に力をいれており、優秀な人材を集めている地域もあります。しかし、地域によっては英語力や教育水準もあまり高くない国もあるため、まだ日本にいるのなら、教育移住先を選ぶ際に目的が達成できるのかと、その国が制度を継続して整えていけるかどうかも確認する必要があります。 各国の教育水準、国際学校の存在、言語の壁 東南アジア諸国の中で英語を母国語とする注目度が高い国を3つご紹介します。 それぞれの国の教育水準や国際学校の存在について解説します。 シンガポール シンガポールは学力世界一の教育先進国です。小学校から自ら学ぶことを推奨するアクティブラーニングプログラムやICTを活用しています。 また日本とは違い、実社会に直結するような学習意欲を高める取り組みが行われているため、世界の教育動向ランキングなどでも上位を独占しているので子育て世帯にもおすすめです。 マレーシア マレーシアはイスラム系、マレー系、中華系などで構成されている多民族国家のため、共通語として英語教育が行われており、英語の教育水準が高いです。 またマレーシアのインターナショナルスクールはイギリス式のカリキュラムを採用しているところが多く、全体の80%ほど占めています。インターナショナルスクールのカリキュラム終了後は世界の一流大学を受けることができ、教育ランキングでも評価が高いためおすすめです。 フィリピン フィリピンは教育格差が激しく、公立学校は教育水準が低いです。しかし、私立のインターナショナルスクールなどでは、国際バカロレアプログラムを受けることができます。 国際バカロレアプログラムを受けると、世界の有名な大学に通うことができるため、インターナショナルスクールに通わせることができるなら、英語教育を含め、高い水準の教育を受けることが可能です。 教育移住に必要な初期費用の詳細(ビザ、住居費、学費など) 教育移住を成功させるためには、初期費用の理解と準備が不可欠です。ビザの取得、住居費、学費など、海外での新生活を始めるにあたって考慮すべき経済的要素は多岐にわたります。 特にシンガポール、マレーシア、フィリピンへの教育移住を考えている家族向けに移住に必要な初期費用の詳細を解説します。 シンガポールに教育移住する場合にかかる初期費用の例 会社を設立し、自身の就労ビザや扶養家族のビザの取得に150万円程度必要です。また引越し費用も家族がいる分、費用が増え、100万円程度はかかる想定をしておくと良いでしょう。さらに渡航費などを含めると初期費用は300万円以上になります。 また、インターナショナルスクールの入学金などが、50万円〜となっているため、移住する際はしっかりとした資金計画を持っていることが重要です。 マレーシアに教育移住する場合にかかる初期費用の例 引越し費用や航空券などの費用もシンガポールと同様に費用がかかります。約100万円はかかる想定をしておくことが大切です。 学生ビザと保護者ビザで約10万円となっており、学費が年払いまたは学期ごとの支払いになります。初年度にかかるクアラルンプールのインターナショナルスクールの費用の場合、50万円〜300万円と学校によってかなり差があります。 フィリピンに教育移住する場合にかかる初期費用の例 引越し費用や航空券が必要ですが、マレーシアやシンガポールに比べ、日本との距離が近いため、50万円程度と少し費用を抑えることができます。 フィリピンはビザが取りやすく、観光ビザでも学校へ入学でき、その他のビザでも費用が数万円程度でとれるものが多いため、初期費用が抑えられるのも魅力の一つです。 海外移住後における生活コスト 海外への教育移住する場合は、初期費用だけでなく、日々の生活コストも重要な要素です。国によって物価は大きく異なり、家族の生活スタイルや予算に応じて移住先を選ぶ必要があります。 特にシンガポール、マレーシア、フィリピンの生活コストに焦点を当て、これらの国々での日常生活に必要な費用の概要を解説します。 国による物価の違い シンガポールの生活費 6歳の子供1人、インターナショナルスクール、3LDKのコンドミニアムに住む場合、1ヶ月100万円程度は必要です。中心地の場合の月の家賃が100万円を超す物件もあるため、その場合は郊外も選択肢に入れる必要があります。…
フィリピン移住に必要な準備とは?海外移住に向けて現地生活費や準備資金を考えてみます
フィリピンに海外移住を検討している人は、日本人がフィリピンに住むにはどんな準備が必要なのか、いつから始めれば良いか知りたい人もいるでしょう。 ゆとりのある生活を送るためには現地の生活費がどれくらいあればいいのか、物価などを把握しておく必要があります。 フィリピンの特徴と、いつ頃から準備をしておくと良いのかを解説していますので、参考にしてみてください。 フィリピンはどのような国なのか? フィリピンは日本から飛行機で約5時間のところにある南の島国です。人口は1億人を超え、もうすぐ日本を超えると言われています。 そのため、若い世代が多く、活気のある街も多いです。フィリピンについて順に詳しく紹介します。 出典:外務省『2020年フィリピン国勢調査』 東南アジアに位置する国で温暖 フィリピンは東南アジアの東側にある島国で、1年を通して温暖な気候です。6〜10月は雨季、11〜5月は乾季となっています。 フィリピンの中部に位置するセブ島は年間を通してはっきりとした雨季はありません。セブ島は日本からの直行便もあり自然が豊かなため移住先として人気です。 日本のほぼ南に位置しており、日本との時差はマイナス1時間とほとんどないため、旅行先としても人気が高い国です。 物価が非常に安い フィリピンの物価は日本と比較すると非常に安いです。首都マニラのアパートでは54,000円〜80,000円となっており、中心地の1ベッドルームを完備するコンドミニアムでは15万円前後となっております。 通信費は2,000円前後で、光熱費は10,000円くらいです。首都のマニラは日本の東京よりも比較すれば安いですが、極端に差があるというわけではありません。また生活費も月に5万円ほどあれば十分です。 少し離れれば大きく値段が下がる地域もあるため、移住先のエリアの家賃を確認するとよいでしょう。単身者の場合は、極端な贅沢をしなければ10万以下で住むことができますので年金生活で移住も可能です。 フィリピンの文化は活気的 フィリピン人はおおらかで明るくフレンドリーな人が多いです。しかし、プライドが高いという点や、時間にルーズといったことがあるため、そのような文化があることを知っておきましょう。 特に日本人と大きく異なるのは、「フィリピンタイム」と呼ばれるものがあり、時間通りに物事が進まないということはよくあることです。30分くらいは遅れるものだと思っておくと心に余裕を持つことができます。 また、東南アジアで唯一のキリスト教国家のため、関連イベントやキリスト教に関する祝日などがあり、街の雰囲気から信仰の様子が感じられるはずです。 公用語はタガログ語と英語 フィリピン人のほとんどはタガログ語と英語を話します。元々100以上の言語が使われていましたが、憲法で決められているため、タガログ語がベースとなっています。また、小学校から英語の授業が行われ、学校ではすべての授業が英語で行われています。 アメリカに統治されていた時代があり、その影響を受けてきたため、ビジネスシーンなどでは英語が一般的です。 治安は街によっては危険なエリアもある 以前に比べてフィリピンの治安は良くなっています。しかし、日本と比べれば悪く、スリやひったくり、詐欺、ぼったくりなどに合う確率が高く注意しなければなりません。 治安の悪い地域として、首都のマニラやミンダナオ島に移住する場合は注意が必要です。マニラ周辺では外国人観光客を狙った軽犯罪や強盗が多発しています。特にスラム街に近づかないようにしましょう。 また、ミンダナオ島は西部のエリアは外務省が渡航中止勧告を行っています。(2024年1月現在)不要不急の渡航は避け、渡航する際は十分に気を付けましょう。 出典:外務省「フィリピンの危険情報【危険レベル継続】」 シニアに優しい特典がある 60歳以上の人には、スーパーマーケットやレストランなど多くの場所で、最大20%の割引があるシニアシチズンシップという制度があります。 後述する特別移住退職者ビザ(SRRV)という永住ビザを所有していると、恩恵が受けられます。 居住地の証明書を役所から発行してもらい、証明写真、現地の納税証明、パスポート、ビザのIDを準備すると申請可能です。 さらに、フィリピンではメイドやヤヤと呼ばれるベビーシッターを月に1万円程度で雇うことができます。 介護施設がない代わりに、安くメイドさんを雇うことができるため、家族に迷惑をかける心配もなくなるはずです。そのため老後の年金生活での移住先にもおすすめです。生活費も5万円ほどで済みます。 フィリピンに移住(永住)する方法は5つとその費用や条件 2024年(2025年)現在フィリピンに移住するためにはどんな手続き方法があるのか、その条件や費用について解説します。 ビザの種類によっては費用や条件、手続きが異なります。事前の準備や申請の仕方などが変わってくるため、それぞれの条件を把握することはとても大事です。 APECO特別永住権(ASRV) フィリピン北部ルソン島のオーロラ州の経済特区が取り組む、振興開発事業プロジェクトの一環として取得できる特別な永住権です。 年齢制限がなく、フィリピンで就労、就学が可能で、更新は5年に1回と他のビザよりも期間が長いため、手間や費用がかかりません。また、ビザを取得後は住所がAPECOリゾート施設に設定されますが、フィリピン全国どこでも移転することも可能です。 ビザ取得費用は2万USドルのAPECO経済振興プログラムへの出資と新規登録手数料として150万円かかり、合計約450万円です。金額が高いのが少しのデメリットです。 その他の条件として、犯罪歴がないことや、有効なパスポートを準備することとなっているため、費用の準備ができれば比較的容易に取得できるビザとなっています。 クオータービザ クオータービザは20歳以上で、犯罪歴や医師による健康診断が受けられる人であれば、申請することができるビザです。そのため、最も簡単に取得できるビザとも言われています。 ただし、年間50名だけしか割り当てられておらず、すぐにその枠が埋まってしまうため、事前準備が必要です。また、供託預金として50,000USドル(約750万円)が払えることも条件になってきますが、取得が完了すると戻ってきます。 一度取得すると維持費用が安く、手間もほとんどかからないため、人気が高いビザです。 特別居住退職者ビザ(SRRV) 特別居住退職者ビザは50歳以上の人が対象となっており、退職者ビザまたはリタイアメントビザという名前がついていますが、就労することもできます。 SRRVクラシックは、指定現地銀行に50歳以上で2万USドルまたは1万USドル(年金受給者)定期預金が必要で、不動産投資への転用が可能です。SRRVスマイルも同じく2万USドルまたは1万USドル(年金受給者)定期預金が必要ですが不動産投資への転用が不可能です。 その他にも申請料金が1,400USドル(扶養家族1人につき300ドル追加)で年会費が360ドル(3人目以降の同伴家族は追加で100ドル)が必要です。 リタイアメントビザを取得するために国内で準備するものとして、60日以上の有効期限があるパスポート、犯罪経歴証明書、戸籍謄本、年金証書などを準備する必要があります。 特別投資家ビザ(SIRV) 特別投資家ビザは、21歳以上でフィリピンに75,000USドル(約1,050万円)以上の投資をすることを条件に永住権が得られるビザです。 その条件を維持している限り、無期限でフィリピンに滞在することができます。投資範囲は広範囲に渡って可能です。しかし、現在はコンドミニアムの部屋や卸売業、レストランは投資対象外となっています。希望する分野に投資できない可能性があるのが少しのデメリットとなります。 ロングステイビザ(SRVV) ロングステイビザは、フィリピン退職庁(PRA)指定の宿泊施設に泊まることや、もしくはフィリピン国内にコンドミニアムなどの住居を保有していることで取得可能なビザです。…
30代で海外移住をする方法とは?アラサーでも取れるビザについても解説
「30代からでも海外移住はできる?」 「英語が話せない人でも海外で働くことはできる?外国に住むには仕事はどうしたらいい?」 30歳を超えてワーキングホリデーの制度が使えなくなると、海外移住をする難易度が上がるでしょう。 本記事では30代で海外移住をするメリット・デメリットと、移住するための方法について解説しております。 30歳あたりの方だけでなく、中盤の結婚を考える時期の35歳や40歳が近づいてきている方にとっても意味がある内容になっているため、読み進めてみてください。 30代で海外移住するメリット 30歳を超えてくるとワーキングホリデーの制度が利用できなくなりますが、30歳を超えたからこそのメリットがあります。 人の目を気にしなくて良くなる 「30歳になるまでに結婚」「日本はこういう文化だから」といった価値観の押し付けにうんざりしている方もおられると思います。 外国に住むと読者の方が外国人という立ち位置になるので、文化が違う前提で接してもらうことができ、ありのままの自分を表現しやすくなるでしょう。 日本の生活に息苦しさを感じている方は、30代独身女性であっても、海外移住の計画を本格的にはじめてみてはいかがでしょうか。 自分を変えるチャンスがある 慣れない環境や苦しい環境で生活できると、達成感やその成功体験で自分が変わる可能性があります。 成功体験から自信がついて、さらにはチャレンジ精神が旺盛になる方も出てくるでしょう。 海外のような慣れない環境で生活するには、自分が0から生活を組み立てていく必要があり、辛く感じることや困難なことが出てくるはずです。 こういった日本で生活していてもなかなか得られない達成感は、後に自分の自信につながる可能性があり、自分を変えたいと考えている方にとってはいい体験になるでしょう。オーストラリアなどへ出稼ぎを目的に生活を始めることなども、より多くの経験を得ることができ、自分を成長させるチャンスにもなります。 30代だからそこ移住できる 20代のころは「若いうちに失敗しておけ」と言われ、チャレンジしやすい環境があるかもしれませんが、30代だからこそできることも増えてきます。 20代の頃よりもお金に余裕が出てくる方が増え、留学の費用や海外移住した際の初期費用も支払える方も多いでしょう。 また30代でチャレンジするのはどうか」と思う方もいるかと思いますが、20歳から定年まで働くことを考えるとまだまだ前半です。 若い頃よりも余力が出てきた今だからこそ、30代独身女性や独身男性でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 オーストラリアなどへ出稼ぎを目的に移住するのも一つの方法で、新たな経験を積みながら自分を成長させるチャンスになります。 30代で海外移住するデメリット 海外移住には困難がつきものです。メリットと同様に30代だからこそ起こるデメリットもあるので、確認してみてください。 安全面が気がかり 日本は安全な国として世界的にも有名です。 経済平和研究所が発表した2023年の世界平和度指によると、日本は9位にランクインしており、日本人は平和な暮らしに慣れているといえます。 一方で、アジアやアフリカあたりでは世界でも注意やかいに属する国が多く、これらの国へ移住する際は安全面で気にすることが増えるでしょう。 海外移住先を決める際には、安全面の考慮が必要です。 言語の壁 海外へ渡航するとなると、現地では必ずと言っていいほど言語が変わり、英語や現地語の習得が必要不可欠となります。 聞いたり話したりはもちろん、住まいに関する書類の読解なども自分で行っていかなければいけません。 海外で働く、英語話せないという状況になると、より一層その必要性が高まります。語学留学をしてから移住をするなどの対策をしておくと、意図しない不利な契約を結ぶリスクを抑えられるでしょう。 日本では歳をとると転職が困難 日本は新卒から定年まで同じ企業で働く人が多く、海外移住をした後に帰国して再び日本で生活をしようと考えた時に、転職が困難になる可能性があります。 厚生労働省が発表している年齢別有効求人倍率推移では、2018年7月からは「25歳〜」「35歳〜」「45歳〜」のそれぞれの年齢の枠でだんだん求人数が減っていることがわかります。 こういった傾向にあることから、海外移住後に日本へ帰国したいと考え日本で転職活動を始めた場合は、デメリットとなる可能性もあるでしょう。 30代で海外移住する方法 30歳を超えるとワーキングホリデーの制度が利用できなくなり、20代に比べてビザの取得が比較的困難になるでしょう。 本章ではビザの取得を考え、海外移住をする方法を4つ解説いたします。 現地の学校へ留学(学生ビザ) 現地の言語を学ぶために学生ビザで留学をし、後に現地で就職して就労ビザを取得する方法です。 デメリットで紹介した言語の壁が乗り越えやすくなり、留学中に現地でインターンシップをすれば、そのまま企業に就職できる可能性があります。 また学生生活のうちに現地の言葉や暮らしに慣れておくことができるので、海外企業に就職していきなり仕事と現地の2つの環境におかれるよりも、気が楽になる可能性があるのでおすすめです。 留学するにはお金を蓄えておく必要があるので、留学をいつから始めるかを計画して、必要な資金を用意しておきましょう。 現地で就職活動(観光ビザ→就労ビザ) 観光ビザで現地に足を運び、ビザの期限内で就職活動をして就労ビザを撮る方法です。 滞在できる期間は限られており、就職活動がうまくいかないと時間に追われることになり、メンタル的に疲弊する可能性があります。海外で働くには現地の言語習得なども重要になってきます。 他の方法に比べて比較的短期間で就職活動をしないといけないので、よほど海外に慣れているか、現地語を話せてしっかり理解できる玄人向けの方法です。 海外移住しやすい職業としては、IT業界や英語教師など、現地の需要が高い職種を目指すと、就職活動がスムーズに進むことが多いです。 ビザの取りやすい国での就職活動を考えると、ビザ取得が比較的容易な国もありますので、まずは情報収集が重要です。 日本で就職活動(就労ビザ) 海外で働くには、日本で外資系や海外進出企業へ就職活動をして海外転勤を狙う方法です。 現地で就職活動を行うよりも期間を気にしなくて良くなるので、メンタル面で安定するでしょう。 後に帰国する必要があり海外で永住できない可能性があったり、海外赴任できる保証がなかったりする企業もあるので、就職活動の際には注意が必要です。…
お金がなくても海外移住はできる?失敗しない方法や各国の移住費用を徹底解説!
「お金がなくても海外移住できるのか?」「お金がなくても生きていける国や暮らせる国はあるの?」 「海外で生活するにはどんな方法があるのか?」について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、お金がなくても生きていける国や暮らせる国を希望している方に向けて、失敗しない移住方法や費用について解説します。 海外移住にかかる費用 海外移住するのには、初期費用がかかります。この章では、東南アジアへの移住を例に、海外移住にかかる費用について解説します。 パスポート申請費用 海外で生活するにはまずパスポートの申請が必要です。申請は、お近くの市町村で受付しています。 更新であれば、スマホでのオンライン申請も可能。 パスポートの有効期限1年未満の方は、切り替えをお勧めします。 申請費用は16,000円(有効期限10年)。12歳未満は6,000円になります。 ※必要な持ち物は、こちらの記事で解説しています。 ビザ取得・費用について ビザの取得は観光ビザや短期ビザがお勧めです。長期ビザを取得するも、移住が合わないことも考えられます。ですので、短期ビザで移住を始め、海外生活に慣れてくれば、長期ビザに切り替えても良いでしょう。 参考までに、タイではビジネスビザ取得の料金は10,000円、リタイアメントビザ取得は44,000円とされています。ベトナムでのビザ取得は30,000円程度となります。 航空費 航空費用は3万円〜8万円程度。 日本と同じく、お盆・夏休みを避けた閑散期であれば渡航費は安く済みます。 航空費用が安いとは言え、評価が良くない航空会社を選ぶとトラブルの原因にもなりますので、注意が必要です。 ワクチン接種費用 海外渡航の際には、ワクチンの接種が推奨されています。 ワクチン費用は4,000円〜20,000円程度。国により予防する「病原」が異なりますので、料金も異なります。なお、ワクチン接種が不要な国もあります。 東南アジア各国の海外移住に必要な費用の詳細はこちらの記事でも紹介しています。 お金がなくても海外移住する方法 十分にお金がない、必要資金がない予算がない方が海外移住を成功させるための工夫できる点をいくつかご紹介します。 物価の高い国を選択肢から外してみる まずは、物価が高くない国を選択することから検討してみましょう。物価が高い国を選ぶと必要資金や生活費用もかかりますので、物価の安い国を選ぶのが賢明です。 下記にて、物価が高いと言われるヨーロッパと、物価の安い東南アジアの費用を例に、一部解説します。 渡航費 ビザ 家賃 食費 光熱費 通信費 交通費 ヨーロッパ(イギリス) 約9万円〜30万円 6万円〜9万円 約8万円〜20万円 約6万円〜12万円 約10,000円 月2,000円程度 月20,000円 東南アジア(ベトナム) 約3万〜8万円 3万円(就労ビザ+必用書類) 約3万円〜7万円 約5万円〜8.5万円 約5,000円 月1,000円程度 月4,000〜20,000円 このように、ヨーロッパの国々での移住費用と生活費用は東南アジアよりも高めとなります。 生活費を低くおさえる 物価が安い国を選んだ上で、さらに生活費をおさえる、貯金額を減らさない努力も大切です。外食を少なくして自炊にしたり、職場まで近い地域に居住し通勤費をおさえるなど節約することも可能です。下記は一般的なヨーロッパの国々と東南アジアでの生活費の違いです。 【1ヶ月〜半年間】生活費用比較 1ヶ月の費用(min~max)…
老後のベトナム移住はあり?生活費・ビザ・年金・失敗しないポイントを紹介
物価の安さや温暖な気候、食事の親しみやすさなどから、ベトナムへの老後移住を検討している人もいるのではないでしょうか。 「退職後はベトナムでゆっくり暮らしたい」「日本の年金だけで生活できるのか知りたい」「ベトナムには退職者向けのビザがあるの?」「ホーチミン、ダナン、ハノイのどこが老後生活に向いている?」 このような疑問を持つ人は少なくありません。 結論からいうと、ベトナムは数週間から数カ月のロングステイ先としては魅力的ですが、仕事・投資・家族関係などの滞在資格がない人が、退職後に長期間住み続けるのは簡単ではありません。 2026年7月時点で、ベトナムには年齢や年金収入、保有資産だけを条件とする一般的なリタイアメントビザがないためです。 そのため、最初から日本の生活基盤を手放して完全移住するのではなく、45日から90日程度の試験滞在や、日本とベトナムを行き来する季節移住から始めるのが現実的です。 この記事では、ベトナムへのリタイア移住の魅力、老後の生活費、必要資金、ビザ、年金、保険、資産運用、都市ごとの特徴、失敗を避けるための準備について詳しく解説します。 ベトナムへの老後移住は可能? ベトナムに住むこと自体は可能ですが、観光目的の滞在と、生活拠点を移す長期移住は分けて考える必要があります。 日本国籍者は一定の条件を満たせば、ビザを取得せずにベトナムへ入国できます。 査証免除で滞在できる期間は、入国日から45日以内です。入国時点でパスポートの有効期間が6カ月以上残っていることや、帰国または第三国へ出国する航空券を持っていることなどが条件となります。査証免除で入国した場合、原則としてベトナム国内で滞在期間を延長することはできません。 45日を超えて滞在したい場合は、事前に電子ビザ(e-Visa)を取得する方法があります。電子ビザの有効期間は最長90日で、1回入国と複数回入国のいずれかを選択できます。 ただし、45日間の査証免除に90日間をそのまま追加できるわけではありません。また、電子ビザを取得すれば自動的にベトナムへ永住できるわけでもありません。 ベトナムにリタイア移住できる退職ビザはある? 「ベトナムの退職ビザ」や「ベトナムのロングステイビザ」を探している人もいますが、2026年7月時点で、ベトナム政府の公式案内には、年齢・年金収入・預貯金だけを条件とした一般的なリタイアメントビザは確認できません。 タイやマレーシアなどには、一定の年齢や収入、資産を条件とする長期滞在制度があります。一方、ベトナムでは「退職した人だから」「十分な年金や資産があるから」という理由だけでは、長期滞在資格を取得できないのが現状です。 90日を超えて継続的に滞在するには、おもに次のような資格が必要です。 就労や投資の名目を形式的に用意すればよいわけではありません。実際の雇用関係、投資、事業活動などが求められるため、老後の滞在資格を取得するためだけに安易に会社を設立することはおすすめできません。 ビザ制度は変更される可能性があるため、実際に申請する際は、ベトナム出入国管理局、在日ベトナム大使館、外務省などの最新情報を確認してください。 老後のベトナム移住が注目される5つの理由 1.日本人にも親しみやすい食文化 健康にも関わる食事が自分に合うかどうかは、海外で生活するうえで重要です。 ベトナムには、フォー、ブン、春巻き、チャーハン、おかゆなど、米や米麺を使った料理が数多くあります。 野菜やハーブを多く使った料理、比較的あっさりとした味つけの料理も多く、海外の食事に慣れていない人でも選択肢を見つけやすいでしょう。 ただし、料理によってはパクチー、ヌクマム、唐辛子、八角などが使われます。すべてのベトナム料理が日本人に合うとは限らないため、試験滞在中に日常的に食べられる店を探しておくことが大切です。 ハノイ、ホーチミン、ダナンなどの都市部には、日本食レストラン、日本の食品を扱うスーパーマーケット、輸入食品店もあります。ただし、日本から輸入された米、調味料、加工食品などは、現地の商品より高くなる傾向があります。 2.生活スタイルによっては生活費を抑えやすい ベトナムでは、ローカルレストランでの食事、配車サービス、通信費、美容サービスなどを日本より安く利用できることがあります。 現地の商品やサービスを中心に生活すれば、毎月の生活費を抑えられる可能性があるでしょう。 一方で、次のような生活を希望すると支出は増えます。 「ベトナムなら日本の半額で暮らせる」と一律に考えるのではなく、自分が希望する住居、食事、医療、移動手段をもとに生活費を計算する必要があります。 3.暖かい地域を選べる ベトナムは南北に細長く、地域によって気候が大きく異なります。 南部のホーチミンは年間を通して暑く、北部のハノイには比較的はっきりとした季節の変化があります。中部のダナンは温暖なビーチリゾートですが、台風や大雨、浸水の影響を受けることがあります。 寒さが苦手な人にとって、暖かい環境で暮らせることは魅力です。ただし、高温多湿の気候は、熱中症、脱水、疲労、睡眠不足などの原因にもなります。 特に高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくくなることがあるため、こまめな水分補給や休憩が必要です。外務省も、高温多湿の環境では熱中症や脱水症への対策が必要だと案内しています。 4.都市によって異なる暮らし方を選べる ベトナムでは、にぎやかな大都市、海沿いのリゾート都市、歴史や文化が残る都市など、自分の希望に合った滞在先を選べます。 ただし、観光で訪れたときの印象と、毎日生活したときの印象は異なります。少なくとも数週間、できれば雨季と乾季の両方を体験してから都市を決めるのがおすすめです。 5.国内外への旅行を楽しみやすい ベトナム国内には、ダナン、ニャチャン、フーコックなどのビーチリゾートがあります。 ダナン周辺には世界遺産の街ホイアンや古都フエがあり、ハノイからはハロン湾やニンビン、ホーチミンからはメコンデルタなどへアクセスできます。 日本に住んでいると長期休暇が必要になる東南アジア各国にも、比較的短時間で移動できます。退職後に国内外の旅行を楽しみたい人にとって、ベトナムは魅力的な拠点となるでしょう。 ホーチミン・ダナン・ハノイの老後生活を比較 ベトナムへの老後移住を考える際は、都市ごとの気候、医療、交通、生活費を比較することが大切です。 都市 おもな魅力 注意点 向いている人 ホーチミン 生活利便性が高く、私立病院や日本語対応クリニックの選択肢が比較的多い 交通量、騒音、暑さ、中心部の家賃 便利な都市生活や医療環境を重視する人 ダナン 海に近く、街が比較的コンパクト。ホイアンやフエにも行きやすい…
老後にマレーシア移住はあり?海外移住をする際に気をつけるポイントとは
定年後に老後を海外で生活したいと考えている人や、気候の穏やかなあったかい国でのんびり暮らしたいと考えている人はいませんか。 近年定年後、老後の移住先として注目を集めているのが、東南アジアのマレーシアです。「マレーシアに移住するには?」「マレーシアに住むにはどうすればいいか?」「マレーシアで暮らすにはどのようなビザがあるのか?」など疑問に思うことが多いと思います。 本記事では、マレーシア移住の人気が高まっている理由や、移住するために必要なことや気をつけること、条件などを解説していくので、参考にしていただけたら幸いです。 老後にマレーシア移住が人気になっている理由 老後にマレーシアを選ぶ人が増えている理由はさまざまですが、移住費や物価が安く、生活コストが抑えられることや、温暖な気候で体の負担が少ないことが挙げられます。 また、東南アジアのおおよそ中心に位置するため、他の東南アジアとの距離も近く、旅行がしやすいことから、人気が高まっているのでしょう。マレーシアが注目を集めている理由を順番に解説していきます。 移住費や物価が安く生活費が抑えられる 1つ目の特徴として、マレーシアに移住するための費用や物価が安いため、費用が抑えられることです。 日本と比べると物価が1/3〜1/2となっており、生活コストを落とせるというメリットがあります。住む地域にもよりますが、首都のクアラルンプールでは、家賃が約10万円で3LDKのお部屋でジム、プール付きのタワーマンションに住むことができます。 また、水道光熱費も、電気代や水道代は月1,000円を切るなど日本と比べると安いです。ただし、水道水は飲めません。 温暖な気候で安定している 熱帯気候に属しているので、暑いと思われがちですが、日本の真夏に比べると35度を超える日が少なく、スコールが降ったあとは気温が下がるため、快適に過ごすことができます。 一年を通じて、30度前後の最高気温となるため、日本の真夏よりは快適に暮らすことができるはずです。 英語が通じる マレーシアの公用語はマレー語、英語となっています。中国系の移民が多いエリアでは中国語やインド系の移民が多いエリアでは、タミール語が使用されています。 このように多民族国家であるため、英語が共通語として使われているため、英語が使える人にとっては安心材料の1つになるはずです。 また、日本人であるからといって、街を歩いていても外国人として浮くことはありません。そのため、さまざまな文化を体験できるため、多くの文化に触れ合って楽しめる人も多いでしょう。 長期滞在できるMM2Hなどのビザがある マレーシアに滞在できるビザの種類の中にリタイアメントビザの代わりのようなMM2Hというものがあります。MM2Hは最長5年滞在できるビザです。再度申請し、延長することによって10年滞在することも可能です。 ある一定以上の収入や資産の証明が必要になりますが、条件を満たすとビザが発行され、長期にわたってマレーシアに滞在することが可能になります。リタイアメントビザとしても取得しても良いでしょう。 旅行などで一度訪れて、環境を確かめてから、MM2Hのビザを発行するというのも、1つの方法です。 クアラルンプール空港は有名なLCCの本拠地なので他の国への旅行が簡単 首都にあるクアラルンプール空港はLCCの拠点になっています。そのため、周辺国に旅行する際、安く旅行することが可能です。 LCCの拠点としているのは、エアアジアXやファイアフライです。それらの航空会社を利用することで、費用を抑えた東南アジアの旅行を楽しむことができます。 マレーシア移住する際の注意ポイント マレーシアに移住する際の注意があります。本記事では特に大事な5つのポイントを解説します。 海外旅行保険などに加入しておく 海外に移住する際は保険に加入しておきましょう。マレーシア以外の国に移住する場合でも言えることですが、病気などで病院に行かなければならないという状況が起こった時に、保険に加入していないと、高額な医療費がかかります。 補償内容などが、しっかりカバーされているものを選ばないと、補償上限を超えて、500万円以上の請求が来た事例もあるため、保険の加入は重要です。保険に加入しない失敗を避けるためにも、慎重に選びましょう。 健康管理には気をつけておく マレーシアの医療水準は高度で日本と比較しても同水準ですが、診察までに時間がかかるなど、日本と比べて劣る部分もあり、日本語に対応している病院に行くと時間がかかってしまう場合があります。 そのため、健康的な食生活や適度な運動を心がけることで、少しでも病気にかかるリスクなどを減らすことが可能です。ジムやプールがついているコンドミニアムが充実しているため、活用することはとても大切です。健康管理を怠る失敗をしないよう、日々の生活習慣を意識しましょう。 日本よりは衛生面がよくない 日本に比べると衛生面はよくないです。しかし、首都のクアラルンプールなどは整備されているため、問題なく暮らすことができます。 水道水に関しては、飲むことができません。コンタクトなどを利用している人は洗浄に適している水ではないので、注意が必要です。 熱帯特有の病気などもあるため、食品は必ず火を通してから食べることをお勧めします。 物価上昇のリスクがあることに気をつけておく マレーシアでは毎年約2〜3%程度物価が上昇しています。コンドミニアムなどの家賃も年々高くなっています。2023年6月現在では、前年比2.4%上昇しているため、貯金などで移住を考えている場合、物価上昇にも対応できる貯金資産を準備しておくことが大事です。 年金の受け取りの手続きを行っておく 年金を受け取っている人は、必ず手続きを済ませてから移住をすることが大切です。日本年金機構に年金請求を行います。 身分証明などの必要書類を提出し受け取り口座を選ぶことで、マレーシアの口座でも受け取ることができます。 海外移住してからでも申請することはできますが、必要書類などを準備する必要があるため、セカンドライフの移住する前に手続きを行うほうがスムーズにできるはずです。 老後にマレーシア移住するための準備 老後にマレーシアに移住するための手順を紹介します。 マレーシアにある銀行で定期預金口座を開設する マレーシアにある銀行で、マレーシアの通貨であるリンキッドで定期預金する必要があります。 50歳未満の人であれば、30万リンキッド(約950万円)、50歳以上の人であれば、15万リンキッド(約470万円)の定期預金が必要です。(2023年10月現在) マレーシアの通貨で定期預金を行うことで、MM2Hのビザを申請することが可能です。 マレーシアに滞在できるビザを取得する はじめに、マレーシアに滞在できるビザを取得します。必要な資産や書類を準備し、マレーシア・マイ・セカンドホームセンターへ提出します。 パスポートの確認と航空券のチケットを取得する 認可が降りた段階で航空券のチケットを取得します。パスポートは事前に期限を確認しておくことが大切です。残り期間が短いとビザが降りないということや、航空券の取得ができないということがあるため、確認しておきましょう。 健康診断など出国前に手続きをする 健康診断などで大きな病気がないか事前に確認する必要があります。健康診断書や医療保険証明などの書類を移民局に出す必要があるからです。 出国する前に日本でできる準備等は済ませておくとマレーシアに渡航してからスムーズに生活を始めることができます。…