【2024】東南アジアへ移住するならどこの国?移住先の選び方や注意点を徹底解説!

「東南アジアに移住したいが、成功できるのだろうか?」
「東南アジアの移住国はどこがおすすめだろうか」

このような悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。近年はコロナ禍もあり、移住を目指す方は減少傾向でしたが、東南アジアへの移住を目指す方は、昔に比べて増加傾向にあり、注目を集めています。

そこで本記事では、東南アジアの魅力や移住先の選び方について、お伝えします。記事の後半では、おすすめの移住国についても解説していますので、ぜひご参考にしてください。

東南アジアの移住が人気の理由 

この章では、東南アジアの魅力や人気の理由について解説します。

温かい人が多い

東南アジア人の特徴として、人々をもてなすことが好きで、温かい人が多い印象です。

もちろん性格は、人や国によって差があります。

タイ人であれば、「人付き合いが上手」だったりしますが、ベトナム人は「シャイで恥ずかしがり屋」だったりもします。

東南アジアの多くが親日国ですので、日本人には温かく接してくれます。日本人に対して親切に接してくれる東南アジアを移住国として選ぶ方は多くいます。

生活費(物価)が安い 

東南アジアでは一ヶ月間の生活費を日本の3分の1、もしくは半分程度で済ませることができます。

タイやベトナムには、現地に住む人々が日常的に利用する屋台があり、外食費は一食200円程度で済みます。駐在員として東南アジアに赴任する場合や、日本円で給与が支給される場合、日本にいるときと給与額は変わらずに生活費を抑えられるので、貯蓄もしやすくなります。

ただし、現地採用の場合は給与も移住国の物価に合わせた金額になるケースもあるため注意が必要です。

税制面でお得である 

日本と比較すると、東南アジアでは税制面でお得になる可能性があります。

日本に住んで給与をもらっている場合所得税は最大45%です。他にも、固定資産税や介護保険料など、支払わなければならない税金がたくさんあります。

一説によると現日本では「五公五民」つまり収入から50%も公的に支払う費用があり、最近では「六公四民」と収入の60%以上が税金、社会保険税が上昇し一般国民の節約生活にも限界が来ていると感じる人が多い様です。

一方、東南アジアに移住すると、所得税が日本よりも低い国がほとんどです。フィリピンは25%、タイやベトナムの所得税は最大35%となります。そして、東南アジアの多くは、固定資産税や介護保険料の支払いはありません。

そして、シンガポールでは、キャピタルゲインがないので、株や債券を売却しても非課税扱いとなります。 

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東南アジアの移住先の選び方

東南アジアでの移住先の選び方について解説します。

ビザ取得のしやすさ 

ビザは、移住したい国に滞在を許可してもらうための証明書です。

ヨーロッパやアメリカと比較すると、東南アジアはビザを取得しやすい傾向にあります。

タイやフィリピンでは、退職後の海外移住を目的とした人へ向けてのリタイアメントビザも豊富に取り扱っています。リタイアメントビザを取得する場合、資産や貯蓄が一定額以上必要となるのが一般的ですが、マレーシアではお金がなくてもビザが取得がしやすいと言われています。

東南アジアでのビザの取得条件は、適宜更新されていますので、こまめにチェックするようにしましょう。

仕事のしやすさ 

近年は、日系企業が約1万社進出しているため求人も豊富になり、駐在員や海外転勤を狙わなくても、転職先として東南アジアで仕事を見つけやすくなっています。

ただし、東南アジアの企業に就職した場合は日本と異なる文化に順応する必要があります。これまで暮らしてきた日本とは異なる文化に触れることで、ビジネスのスキルを含め自己成長の機会を得られるかもしれません。

治安の良さ

東南アジアは、経済成長に伴い治安の良い国が増えています。

夜の外出などで危険といわれているエリアにいくことを避ければ、犯罪に巻き込まれる危険性はかなり少なくなるでしょう。

現在は日系企業のセキュリティサービスが東南アジアでも進出し、エリアを拡大しています。こうしたサービスが利用できる移住国を選択すれば、トラブルに巻き込まれること無く、日本でくらすのと同じくらい安心して生活ができる可能性は高いでしょう。

東南アジア移住における注意点 

東南アジアへの移住における注意点について解説します。

現地の文化やルールにできるだけ従う 

現地で長い間くらしていくためには、移住先の国の文化やルールに従うことも大切です。

例えば、ヒンドゥー教を信仰する人は神聖な生き物とされている牛(牛肉)を食べません。また、同様の理由でイスラム教徒の方は豚肉を食べられません。

東南アジアにもヒンドゥー教やイスラム教を信仰する人が多く暮らしているため、飲食店や食料品店ではこれらの食材を使わない料理を提供できるよう配慮しているお店が多くあります。

また、イスラム教にはラマダーンという文化があり、日が沈むまでは食事ができない期間があります。その時間は、飲食店が営業していないこともあります。

日本では知ることのなかった文化に触れる機会も多くなりますが、その国で暮らす人たちのルールに従うことで、周りに住む人達とも友好的な関係が築けるでしょう。

現地の食文化やルールについては、移住する前に調べておくことが大切です。

医療体制の充実度 

移住国を選ぶときには、その国の医療体制や充実度についても把握しておくと良いでしょう。

タイは医療水準が高く、日本の医療と同じくらいのサポートが受けられると言われています。

東南アジアは広く、国や地域によって医療レベルは異なります。住む地域によってはインフラがあまり整備されていないケースや、病院に行くためには車で数時間移動が必要になる場合もあります。

小さい子どもがいるなど、ご家族を含めて移住をするのであれば、緊急の事態でも適切な治療が受けられるかを考慮して住む国や地域を決めるようにしましょう。

マネープランを設計すること

東南アジアへの移住は、初期費用がかかります。ビザ申請にかかる費用や医療費が高い国もあるため、一ヶ月にかかる生活費がどのくらいなのか、マネープランを事前に算出しておくと良いでしょう。

また、移住する場合は保険会社とも相談し、これまで契約していた保険商品から海外向けの保険に切り替えることなども検討が必要です。

資産運用に関しても、海外口座を開設すれば金利面で有利になるケースもありますので、移住前に日本の事も海外の事も良く知るファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。

ざっくりとした資金計画では、実際に暮らし始めたときに生活費がかかりすぎてしまったり、資産が大きく減ってしまう可能性もあります。移住後の生活費用に困らないよう、しっかりとマネープランを作成しましょう。

東南アジア移住国の費用についてはこちらの記事をご参考ください。

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​​東南アジア、おすすめの移住国 

東南アジアでのおすすめの移住先について解説します。

タイ 

タイ人は「人を助ける精神」があり、比較的多くの人が優しく接してくれます。1年中温暖な気候が続き、バンコクの年間平均気温は29℃と温暖で過ごしやすく快適です。物価も安価で、1ヶ月の生活費も月約5万円程度です。現在、約7.8万人の日本人が在住しているため、現地で日本人の知人も増やせるかもしれません。

マレーシア 

マレーシアは常夏の国として人気です。2022年度の経済成長率も8.7%と著しく、東南アジアの主要国では一番の経済大国です。物価も安く、英語も通じます。また、長期滞在ができる「MM2Hビザ」もあるためおすすめです。

フィリピン

フィリピンも物価の安い国です。フィリピン人の特徴として、「温かくフレンドリーな人」が多いです。東南アジアの中でもビザのハードルが低く、永住権・長期滞在ビザは取得しやすい傾向にあります。また、バイリンガル教育が推進されているため、子どもに英語を学ばせたい、日常的に話せる環境で暮らしてほしいという人にも最適です。

ベトナム

ベトナムの特徴として、地震や自然災害が少ないことが挙げられます。雨季もありますが、年中温暖な気温で大幅な気温低下はほとんどありません。食事の面は辛い食べ物のイメージがあるかもしれませんが、なじみやすい薄味のものも多く、日本食のレストランも充実しています。

シンガポール 

シンガポールは日本と同じくらい治安が良く、暮らしやすいとされています。また、年中気候が暖かく快適に過ごせます。交通機関のインフラが整備されており、国内を移動するのもとても便利です。


まずは旅行での短期滞在を目指すのもアリ

実際に東南アジアへの移住をしたあとで、食文化が合わない、治安があまりよくないといった理由で日本へ戻ってくるケースは少なくありません。

そのため、移住したい国が決まったら、まずは旅行で短期滞在をしてみることをおすすめします。観光地を巡るだけではなく、実際に生活している人の様子を観察することで、自分が暮らし始めたときのイメージもしやすくなるでしょう。

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