そろそろ「円」ではなくて「ドル」目線で考えてみませんか?
【新NISAスタートにより加速する円安】
香港で生活していると『香港ドル』を扱うことが多いので、今さら何言ってるんだろう?というご意見もありそうですが、止まってくれない円安に加速するインフレーション。
円の価値観だけに固執していると、長期的に円の価値が戻らない時のリスクと、世界基準から取り残されてしまう後進国通貨となってしまう可能性が高いです。
円が好きとか嫌いではなく、日経新聞にも出ていましたが、1月に新NISA対象投信に流入した投資家の資金1.3兆円。そのうち8割弱が世界株、SP500などへと流入しており『毎月約1兆円の円で、米ドルを購入する』つまり『円を売って、ドルを買う』という事が、ほぼ脳死状態で継続されていく事になります。
更に注意したいのは、ほとんどの新NISAスタート層が世界株やSP500を購入し、外国人投資家が日本株を購入しているという事実です。新NISAの特性上、香港のMPFのように自国内に一定割合の投資を組み込む様ルール化すれば良かったのに…と個人的には考えています。
【ドルで稼いで、円で暮らすという考え方】
今年より新NISAが始まった事で、今後よほどの事がない限り、継続的な円安が確定してしまった感があります。何も対策をしていない人にとっては『悪いことはしていないのに気付かぬうちに資産が劣化する』という事が待ち構えているということです。それも高い確率で。
という事で、日本円で考えていても価値が戻らないかもしれないことを考えると、私たち海外居住者が考える事としては『保有資産1億円…ではなくUS100万ドル』と、ドル建てを基本にした視点を持っては如何でしょうか?『1,000万円をUS10万ドル』という視点でもいいんです。
ちなみに、香港ドルと米ドルはドルペッグしているので、通貨の強弱は米ドルと同じ様に変化します。
自分自身がリタイアしたい時期・年齢に応じて『増やしたいのか?』『インカムを得たいのか?』など対策は変わりますが、
今なら仮にUS100万ドルを元に。
①最短2年目以降で5%のインカムUS50,000ドル(752万円※2024/2/14時点)を生涯受取る。
仮にUS20万ドルを元に。
②最短2年目以降で5%のインカムUS10,000ドル(150万円※2024/2/14時点)のお小遣いを生涯受取る。
などインカムを欲しい人にはこういう選択肢もあります。
不動産でインカムを受け取る場合、空室・入居・管理の手間やリスクがあります。こちらはインカムだけを受け取り、次世代に運用を継続したい場合も権利ごとに次世代に渡すことができます。
もし、上記のシミュレーション①においては、ちょっと何らかの仕事を組み合わせると、年収800万円前後の生活をずっと続ける事ができます。もし円安が加速すれば…更に条件はよくなるでしょう。
【あなたは残るか?帰るか?】
自分は数年の駐在だし…と思っている人は勿体ないですし、現地で事業をしている方や、現地の外国法人で勤務されている方も、どこかで人生の選択肢が目の前に現れます。場合によっては突然。その時、あなたはどの様に生活したいのか?
今後よほどの事がない限り、構造的『円安』が継続する可能性が高い中で、自分自身が日本に帰ってもドルを稼ぎ続ける。そんな仕組みを香港にいる間に作ってみてはどうでしょう。
所属:Insurance110 香港
才田 弘一郎
SAITA Koichiro
「通信を止めない」インフラ設計思想を資産防衛へ。香港16年の知見でグローバルに生きる人々を支える国際フィナンシャル・アドバイザー
49歳:2人の子育て中。アジアの金融ハブである香港に拠点を移して16年目。香港のダイナミックな変化を肌で感じ、海外の資産専門家として、日本と世界の双方の視点から、国境を越えて活躍する皆様の資産形成・保全をサポート。
社会人の最初はNTTグループにて、24時間365日『絶対に通信を切断させない』ための設備計画など、国家規模の重要インフラ設計に従事。個人の人生における『資産』もまた、絶対に途絶えさせてはならない最重要インフラであると痛感。転機もあり国内FPを経て16年前に渡港し、激動のグローバル金融環境に身を置く中で、インフラの世界で徹底的に叩き込まれた『高度なリスク管理』と『緻密な設計思想』を個人の資産防衛に役立てるべく、国際FPへと転身。
専門分野
- 国際終活プランニング
- クロスボーダー資産管理戦略
- マーケット分析・運用戦略
- Wealth Management
『Form follows function(形態は機能に従う)』という格言を、資産形成・設計の信念としています。
才田 弘一郎
華やかに見える投資も、人生の土台となる『基盤(機能)』が正しく準備出来ていなければ意味を成しません。
元インフラ設計者の視点から、予期せぬ環境変化というリスクにも耐え、論理的で再現性の高い『資産形成とバックアップ体制』の設計が重要だと考えています。
日本の通信インフラを支えた『ロジカルな設計力』と、香港16年で磨いた『グローバルな金融知見』。これらを掛け合わせ、皆様の資産を荒波から守り抜き、豊かで安心な未来を築くための最良のパートナーとして伴走いたします。
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