海外資産運用で安心できる未来のきっかけを

こんにちは。Insurance110の近藤です。今回から海外駐在中のお金に関するお役立ち情報を配信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。第一回目は海外在住者の資産運用についてお話ししたいと思います。

日本国内では「貯蓄から投資へ」をスローガンに“資産運用立国”を目指すと政府が掲げています。2024年にはNISA拡充など投資のしやすい環境を整えようとし、各メディアでも資産運用関連のネタが取り上げられ巷では多くの情報があふれています。弊社にも日々多くの資産運用のお問い合わせをいただいていますが、海外在住者の場合はそれら日本の金融サービスを受けるには制限があります。各社で対応はまちまちですが私のお客様からお聞きした情報では次の通りです。

銀行取引の場合
・非居住者口座へ変更を求められた
・口座の閉鎖を求められた(住宅ローンがある場合は他行での借り換えを求められたりも…)

証券取引の場合
・口座維持は可能だが新たな取引はできないと言われた
・保有している株や債券などを売却しろと言われた
・口座の閉鎖を求められた

保険の場合
・海外居住者の新規引受はできないと言われた。

このように海外に住むというとまるで非国民のような扱いをされてしまうのが現状で、これは決して金融機関が意地悪しているわけでなく日本のルール上そうなってしまっているので仕方がないことなのです。「資産運用立国を目指す!」と言っていますが、海外居住者は置いてけぼりというのが現状です。大きな声では言えませんが、海外居住ということは伏せて日本の銀行口座や証券口座を保有している方も多いようです。また、長く海外に住まれている方は日本のマイナンバーがないため、以前に住んでいた住所のまま変更すらできず、保有している株もそのまま塩漬けで引き出すことすらできない状態という大変なお客様もいらっしゃいました。

私の場合は海外で生きていく覚悟で日本に資産はほとんど置いていないので大きな問題はないですが、海外赴任で一時的に非居住者となった方は不便極まりないですし、会社命令で海外に来ているのに自身の資産形成に制限がかかってはたまったものではないと思います。ちなみに最近よくお問い合わせいただく内容として「NISAとかiDeCoはどうなの?」と気になっている方も多いかと思います。その取り扱いに関して少し触れておきます。

海外居住者のNISAについて
海外転勤などで出国する際は最長5年間はNISA口座の保有は可能となっていますが新規の買い付けはできません。

(金融庁平成31年度税制改正についてより)

海外居住者のiDeCoについて
国民年金に任意加入している人は可能。ただし、掛金の所得時控除は受けられませんのでメリットを享受することはできません。

このように海外に出てしまうとあまり意味がないものとなってしまいますが、既に日本で加入していて一時的に海外赴任になった人の口座を維持することを目的にしているのだろうという印象です。ですので、NISA、iDeCoは日本に帰国した後に検討されても遅くはないかと思います。

逆に日本に住んでいるとできない、海外居住者だからこそできる資産形成方法もあります。Insurance110では海外に住んでいる日本人向けに安心できる未来のきっかけになれるような様々な情報を配信してまいります。

近藤コラム
近藤 貴之 / KONDO Takayuki

所属:Insurance110 香港

近藤 貴之

KONDO Takayuki

海外在住15年の国際ファイナンシャルプランナー。

44歳、4人の子ども(大学生2人、小学生1人、幼稚園児1人)の親として、また国際結婚経験者として、多様な家族構成における資産管理の実践知を持つ。

物流業界での海外駐在経験中に「国境を越えた資産形成」の可能性に魅了され、帰任を機に「興味を仕事に」の信念で海外FPへと転身。以来12年、在外邦人専門の資産設計を手がける。

専門分野

  • 国際終活プランニング
  • クロスボーダー資産管理
  • 資産移転サポート
  • 子どもの国際教育資金設計

深く知れば知るほど海外に住むメリットの大きさに気づかされました。その反面で日本語で得ることができる情報が少なく、それを知らずに帰国する人が多いのが現状です。日本と海外のいいとこ取りができる資産設計—それが私の使命です。

近藤 貴之

一度の離婚と国際結婚、4人の子どもの教育、そして現在は自身の終活も視野に入れる豊かな人生経験から、多様なライフステージに寄り添うアドバイスが強み。

海外在住者のためのマネーセミナー開催中

Insurance110では世界各地に拠点があります。
各国に滞在する日本人ファイナンシャルプランナーが、海外在住時の資産運用に関するセミナーを行なっております。

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