香港で正式にビットコイン投資を始める方法

香港内でビットコイン投資をする条件は「プロフェッショナルインベスター(以降PI)」である事が必要でした。ではPIの条件とは?個人では800万香港ドル(US$100万)以上の資産がある投資家です。それ以外は一般投資家として公式に香港内では購入できませんでした。

転機を迎えたのは2023年6月。一般投資家にも窓口が開かれました。とは言え『ビットコイン』ですからね。

弊社の定めている『資産運用の順番』においては『ハイリスク』なジャンルに位置しており、既にここまでで苦手意識を持たれている人もいらっしゃるでしょう。上昇も下落も受け入れられない人は、『中程度のリスク』の範囲で安定的に長期投資できる方法を推奨致します。

せっかく、勇気を持って資産運用を始めたのに値動きが気になって目の前の仕事が手に着かない…。そればかりか暴落でヤラレタ…。なんて事があると人生の生産性が下がってしまいますからね。そんな投資はしない方が身のためです。

紙面に限りもあるので、ココからは、仮に投資対象と考えた場合に知っておきたい情報は何か? そして『香港政府から認可されている取引所』で正式にビットコインを購入できる会社の紹介をしておきます。

まずは、時代背景と直近のニュースから。ビットコインが生まれたのは2009年1月3日、サトシ・ナカモトによって公式にスタートされました。最初の取引は2010年5月22日であり、通称PizzaDayと呼ばれ、2枚のピザを10,000 Bitcoinで引き換えたとされています。当時の価値としてはUS$41(3,700円)相当ですが、現在の価値に直すとUS$4.3億(633億円)! 約1,000万倍の価値上昇をしています。Wow

まぁ、そのようなタイミングで買っている人は変な人と思われていたでしょうから、しょうがないですよね。諦めもつきます。

背景が不確かだった『ビットコイン』にも、いよいよ市民権を得るタイミングが来ました。米国証券取引委員会SECがブラックロックなどの超大手資産運用会社の申請するETF(ザクっと言うとファンド)を今年1月10日に承認したのです。結構重大なイベントだったのですが、一般の人にはどうでも良い事ですので、ポイントだけ纏めます。

『安心感』『詐欺商品ではない』『既存金融の枠組みの投資商品』『課税関係も明確』『ハッキングリスク無し』と、これまでニュースで騒がれてきた様なリスクがほぼ回避される形になります。マネロン・リスクも回避できると言う事で承認されたのだと考えています。

ではなぜ騒がれているのか?比較対象として、金$GoldのETFを振り返ると、2004年に上場されてから7年で価格が4倍以上となり、現在では1トロイオンス=$2,012を超えます。つまりデジタルゴールドと言われているビットコインも、勢いよく上がるのでは? とマーケットでは期待感に溢れています。

香港での一般顧客向けビットコイン投資の解放、米国でのETF承認など雰囲気的には追い風な感じですが、どう動くのか…楽しみですね。とはいえ投資にリスクは付きものです。いい話の後には暴落というシナリオも考える必要があります。今回の記事は、投資アドバイスではなくあくまでも既存情報のシェアですので、最後のご判断は慎重にお願い致します。

※日本と香港では税金が異なるので、異動・本帰国の際は、香港で現金化して引っ越しした方が良いのではないかと思います。

香港で、一般投資家向けにビットコイン取引きを開始した会社
HASHKEY Exchange
取り扱い中の通貨数:17通貨(2024年1月18日現在)
一般投資家が購入可能な通貨:2通貨(BTC、ETH)

今後、香港のオンライン専業銀行も取り扱いを始めるかも?といったニュースは多いので、資産全体の一部として考えるのも良いでしょうね。ただし夢の様に儲かる事もありますが、まずは足元固め、土台固めが大事です。興味がある様でしたらまた記事にしたいと思います。

才田コラム

所属:Insurance110 香港

才田 弘一郎

SAITA Koichiro

「通信を止めない」インフラ設計思想を資産防衛へ。香港16年の知見でグローバルに生きる人々を支える国際フィナンシャル・アドバイザー

49歳:2人の子育て中。アジアの金融ハブである香港に拠点を移して16年目。香港のダイナミックな変化を肌で感じ、海外の資産専門家として、日本と世界の双方の視点から、国境を越えて活躍する皆様の資産形成・保全をサポート。

社会人の最初はNTTグループにて、24時間365日『絶対に通信を切断させない』ための設備計画など、国家規模の重要インフラ設計に従事。個人の人生における『資産』もまた、絶対に途絶えさせてはならない最重要インフラであると痛感。転機もあり国内FPを経て16年前に渡港し、激動のグローバル金融環境に身を置く中で、インフラの世界で徹底的に叩き込まれた『高度なリスク管理』と『緻密な設計思想』を個人の資産防衛に役立てるべく、国際FPへと転身。

専門分野

  • 国際終活プランニング
  • クロスボーダー資産管理戦略
  • マーケット分析・運用戦略
  • Wealth Management

『Form follows function(形態は機能に従う)』という格言を、資産形成・設計の信念としています。
華やかに見える投資も、人生の土台となる『基盤(機能)』が正しく準備出来ていなければ意味を成しません。
元インフラ設計者の視点から、予期せぬ環境変化というリスクにも耐え、論理的で再現性の高い『資産形成とバックアップ体制』の設計が重要だと考えています。

才田 弘一郎

日本の通信インフラを支えた『ロジカルな設計力』と、香港16年で磨いた『グローバルな金融知見』。これらを掛け合わせ、皆様の資産を荒波から守り抜き、豊かで安心な未来を築くための最良のパートナーとして伴走いたします。

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