正しい投資のすゝめ
投資とは?
長年、投資に携わりお金と向き合う中で、人の感情や行動が結果に繋がる事に気付くのは容易なことでした。その事実と歴史が示す原則の再認識のため、投資の基本を整理してみましょう。
投資とは、資産を作り、増やし、守り、資本を育てることです。投資とは、資本の活用です。資本には、人的資本と金融資本、があります。では、これら資本をどのように活用するのでしょう?投資には、フェーズ(段階)があります。投資を始める際、まず現状を知ることから始めます。
1. これから資産を作る方。 資産形成のフェーズ
2. まとまった資金を活用する方。 資産形成&運用のフェーズ
3. 大きな資産を守りたい方。 資産運用&防衛のフェーズ
大切なのは目的と目標です。目的を顕在化させれば目標は自ずと決まります。まず始めに、人的資本(労働等)によって金融資本(預貯金等)を作ります。預貯金の無い人は労働から得た給与で積立投資を始めて、投資の原資=金融資本、つまり預貯金を作ります。これが所謂、労働(人的資本)を活用した投資で、預貯金(金融資本)は利回り(金利)と言えます。これから資産形成を始める方は積立投資一択ではないでしょうか?
そして、その金融資本(お金)から、新たに資産を生み出します。例えば株式、債券、投信、保険等、資産を活用し資本を増やします。金融資本を既に持っている方も同様です。また、より大きな資産があれば、それを活用し生活と資本を守ります。これら一連の行為を投資といいます。
そして重要なのは“金利”です。人的資本(労働等)からの利回りは単利、金融資本(お金)からの利回りは複利で資産を生み出します。ただし、金利の高さはリスクの高さも意味します。金利の高い低いという基準設定は、リスク許容度によって違ってきます。
そもそも、資産と資本の違いは?
資本は、純資産、とも言い、預貯金等、純粋に自分自身のものである利益の事です。一方、資産は、財産全般を意味します。例えば、5000万円の家を所有し、3000万円は支払い済、2000万円はローン中の場合、資産は5000万円で資本は3000万円となります。次に、投資の原則です。投資には、長期、積立、分散、という三原則があります。特にこれから資産形成を積立投資で始める方には、いい方法です。なぜなら、失敗が少なく、手間を取られず、無理なく出来、続けやすいからです。長期とは10年以上で、分散とは、お金、資本の置き場所を意味します。よく、“日本で投資をしています”、という方の多くは、日本国内のみに投資先が分散しがちですが、バイアス(偏り)が掛かり、リスクマネジメント的に好ましくありません。
投資のリスクとは、為替、地政学、法制度、テクノロジーの進化等です。時代とともにリスクの内容も種類も変わります。いかに対処し、影響を受けにくくするか、その解決方法が、分散=海外、長期=時間を掛ける、ということです。加えて、投資を早く始めた人を後から始めた人が追い越すことは、あまりありません。また、一つのカゴに全ての卵を入れてはいけない、という投資の格言を意識すべきです。
ここまで基本的な考え方でした。あとは投資スタイルを性格や嗜好に合わせ始めるだけです。そして、資産が出来た後も重要です。大切な事は、金融資本(お金)が出来たとしても、仕事を続け、更なる増加に勤しむ。それが目標への一番の近道で、投資を成功に導く一因です。また、資産を守る段階の超富裕層の方は、経費(税や生活費用)を安定的に負担出来る堅実な運用利回りが重要です。資産を増やすことより減らさない戦略が資産防衛の鍵を握ります。例えば、相続時には税を始め様々な問題が顕在化します。これに居住地は関係ありません。どのように対応するかは居住地(国)で変わります。どこに居たとしても有用な選択肢を持つ金融商品の活用が最大の解決策です。
最後に、投資を始める相談から、これらの課題や問題への対応に至るまで、正式なライセンスを保有する基盤の安定したブローカー所属の専門家に相談すれば殆どが解決します。正しい知識と行動が投資を成功に導く大きな要素と言えるでしょう。
所属:Insurance110 香港
平田 政彦
HIRATA Masahiko
業界歴17年。海外在住5年、海外金融歴12年の国際フィナンシャル・アドバイザー。
孫3人の55歳。離婚を経験後、子育ても終わり再婚。穏やかに第二の人生をと思ったのも束の間、子供の結婚、孫3人への経費援助で資金需要が再燃。子育てを終えてもなお安心できない現実を伝承中。
商社、技術系ベンチャー役員、保険会社と多岐にわたる経験の中で、最も経験深く真摯に取り組んでいるのが海外金融。香港でのFund運営経験に裏打ちされた知識を活かした資産運用アドバイスや、老後を目前に控えた現状からの資産活用と保全の助言に力を入れています。
専門分野
- クロスボーダー資産管理戦略
- クロスボーダー税務戦略
- マーケット分析・運用戦略
- Wealth Management
海外金融の世界に関わり12年、人生で最も真摯に向き合い、取り組んでいます。決して表舞台に出るような仕事ではありませんが、必要とされる方への貢献度合いは大きく、長い視点で人との関わりや人生観を共有出来る素晴らしい仕事だと自負しています。
平田 政彦
人生の答えは自分にしか出せない、そのプロセスに関わりプロとして助言すること。重責で簡単ではありませんが、素晴らしい時間と機会と感じています。進むべき道を決めるときに頼れる存在、伴走者として相談いただけることも多く、それが強みだと思っています。
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