海外保険に関するよくある質問 – 第16弾 –

海外保険に関して、よくある質問に回答していきます。

今回は海外貯蓄保険の予算がテーマです。

質問

Q.海外貯蓄保険の加入を検討しています。

①どれくらいの時期で?
②いくらくらい殖えるのか?

教えてください。

A.プランや加入時期、将来解約するタイミングによって異なります。

海外貯蓄保険を検討している方は、どれくらいの期間で、いくらくらい資産が殖えるのかが気になりますよね。
インターネットで上でもさまざまな情報が出回っています。

回答としては、加入するタイミングや商品によって異なるため、一概には言えません。

高度経済成長期から1990年代半ばぐらいまでの貯蓄型保険は、掛金が将来的に2倍〜3倍になる商品がありました。

現在の日本の貯蓄型保険よりも、昔はとても利回りがよかったですね。

ですが、海外においては昔の日本の商品と同じような、利回りの高い商品がまだまだ購入可能です。ただ、やはり海外でも一昔前の商品と現行商品を比べると過去の商品の方がパフォーマンスが優れています。

また、海外の保険のプランはその時々の上振れ要素を含むため、日本と同じようには比べられないことも注意です。

目安はどのくらいか

質問の答えとしては一概に言えない、としたものの、せっかく動画や記事をご覧になっていただいているので目安をお伝えします。

・どれくらいの時期で?
ご契約後、10年目以降が殖えてくる目安になるでしょう。

ただし、ご契約後10年以内に支払いが完了していることが前提条件です。

日本でも海外でも保険商品は払い込み(積み立て)をしている期間は、元本を上回るパフォーマンスを出すのは難しい商品が多くになっています。

10年が経過する前には払い込みを終えている状態になっているように、計画を立てておくとよいでしょう。

     

・いくらくらい殖えるのか?
ご契約から20年目付近で、掛金の2倍程が目安です

こちらも前提として、ご契約後10年以内に支払いが完了していることが条件です。

殖え方は保険会社のプランによって差が生じます。
中には2倍以上殖えると書かれているプランもあるので、ご自身で選択してください。

イメージがしにくいかもしれないため、サンプルを用意しました。

こちらは香港に現存するプランです。

条件は以下のように設定しています。

年齢:40歳
性別:男性
支払額:USD10,000(一括払い)

保険料累計では毎年払うように記載されていますが、USD10,000を一括で払うプランです。

実際にお金がたまっていく解約返戻金の欄を見てください。
20年経過時の見込解約返戻金率は246%と、2倍以上になる見込みです。

こちらも確定部分と見込部分に上振れがあるので、ひとつの目安にしてください。

このサンプルプランは香港に現存する商品に限っています。
保険会社やプランによってはパフォーマンスが異なるので、ご了承ください。

弊社は香港のみならずアジアを中心に多国展開しています。
20年で掛金が2倍になる貯蓄型商品は香港に限らず、ほかの国でも同様のスペックの商品が販売されているのを見てきました。

なぜ同様のスペックの商品がほかの国にもあるのかは、別の動画や記事で解説しますね。

もしご不明点や気になることがありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせくださいね。

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記事監修:INSURANCE 110 DIRECTOR 才田 弘一郎
日本・海外で累計2,000名以上のお客様の資産運用をサポート。
香港、シンガポール、日本、アメリカなど世界各国の保険やオフショア商品の事情に精通。
日本人に適した「出口戦略」を意識した堅実な資産運用の提案が得意。