【2024】100万円の増やし方には何がある?投資の基礎知識から手法の選び方まで徹底解説

海外在住に向けて、またはすでに海外に住んでいる方の中には、手元の100万円の増やし方を考えている方も多いのではないでしょうか。資産を増やせば海外でも安心して暮らせるほか、老後の生活資金として貯めておくこともできます。しかし、どのように資産を増やしていけばよいかわからずに悩む方も少なくありません。

この記事では、100万円の増やし方について詳しく解説します。投資の種類から考える最適な資産運用方法を紹介するので、海外で不便なく暮らしたい方は必見です。

投資の種類と最適な資産運用の選び方

100万円以上のまとまった資金を元手にお金を増やしたいなら、投資がおすすめです。投資といってもさまざまな種類があり、それぞれで特徴が異なるため、自分のリスクに見合った方法を見つけることが大切です。まずは投資の種類の説明と、自分に合う資産運用の見つけ方を紹介します。

投資の種類

まずは投資の種類と特徴について把握することから始めましょう。よく耳にする投資方法の特徴をまとめました。

種類特徴
定期預金決められた満期までお金を預ければ、通常よりも高い金利がつく
株式投資企業の株を購入し、差額利益や配当金を受け取ることで利益を得られる
債券投資国や企業が発行する債券を購入し、利子を受け取る。満期には債権に記載されている金額全額が戻ってくる
投資信託資産運用の専門家にお金を預け、投資を代行してもらう
外貨預金円ではなく、米ドルやユーロで預金をする。為替変動の影響で利益が上下する
仮想通貨・暗号資産インターネット上でやり取りできる資産で、さまざまな要因によって価値が大きく変わる
iDeCo掛け金を元手に運用商品を選び、利益を得る
不動産投資アパートやマンションを購入し、価格高騰時に売却することで利益を得る
貯蓄型保険万が一の際の保障だけでなく、積み立てもできる保険。満期時や解約時に積み立てた分をもらえる
年金年金受給額を増やすことで、老後に多くのお金を受け取れる。付加年金や国民年金基金などがある
金への投資世界共通の投資資産である金を購入し、価格高騰時に売却する

投資は種類によって特徴が異なるため、自分に合った投資方法を選ぶ必要があります。低リスクで始められる投資方法を見つければ、無理なく資産を増やしていけるでしょう。

自分に合った資産運用の選び方

投資の特徴を把握しても、自分に合った方法がわからないとお悩みの方は、年代に適した投資方法で試してみることをおすすめします。年代別におすすめの投資方法を以下にまとめました。

  • ・20~30代:定期預金をしつつ、投資信託やiDeCoなどを活用する
  • ・40~50代:まとまった金額を元手に、株式投資や不動産投資をおこなう

20~30代は老後まで時間があることから、長期的な資産運用に取り組みやすい傾向にあります。定期預金をしながら、投資信託やiDeCoを活用して資産を少しずつ増やすことを目指しましょう。

40~50代はまとまった資金を用意しやすいため、株式投資や不動産投資を試してみてはいかがでしょうか。投資額が高額になりますが、その分高額のリターン(利益)が得られる可能性も高くなるので、さほど時間をかけずに資産を増やせるかもしれません。

 

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資産運用をする上で知っておきたい知識

初めて資産運用をする場合は、投資の基礎知識を身に付けることが重要です。基礎知識を把握してから投資を始めればトラブルに巻き込まれることなく資産を増やしていけるでしょう。

リスクとリターンについてよく検討する

預貯金はお金を預けておくだけなので、投資方法のなかでも特にリスクが低いといえます。ただし、上乗せされる金利はわずかなため、リターンも低いと考えておきましょう。

株式投資や不動産投資は一気に高額な利益を受け取れるので、ハイリターンの投資方法です。しかし、不動産価格や株価が暴落した場合はマイナスになる恐れもあるため、ハイリスク・ハイリターンだといえます。

投資による、リスクとリターンは比例するため、多くの人が望む低リスク・ハイリターンの恩恵を受けることは非常に難しいと言われています。

特に、投資・資産運用の話を持ちかけると何処からともなく「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」・・・とスグに儲かるリスクがない良い話が集まってきます。

ですが、本記事を読んでいる賢いあなたは、そんな事あるはずが無い!と思っているでしょうから正解です。

お金の塊が小さいうちは、あなたがしっかり守っていく必要があります。大きな塊になったら必ず恩返しがあるでしょうから。

運用の基本となる3つのポイント

資産運用の基本は、長期・積立・分散の3つがポイントです。それぞれについて説明します。

「長期」

投資で資産を増やしていくためには、長期的な視点が必要です。投資の基本は、投資によって得た利益をさらに投資することで徐々にお金を増やしていくことです。時間はかかるものの、長い目で見れば大きな利益になります。

「積立」

積立式の投資を選べば、少額から投資を始められます。これはローリスク・ローリターンと言われるもので、少額から始められる投資方法を選択すれば、商品別に発生する利益を受け取れます。また、損失が出た場合も比較的少額で済むというメリットがあります。

「分散」

積立と少し似ていますが、損失が出た場合のリスクを分散させるために、投資対象を1つではなく、複数の運用商品にすることも重要です。資産が少ない状態で1つの商品に多額の投資をしてしまうと、運用が上手くいかなくなった場合に投資額以上の損失が出る可能性があります。投資対象を分散させることでリスク回避につながります。

金融商品で投資をするなら単利と複利をチェック

積立預金や定期預金での投資を考えている方は、単利と複利の違いについても把握しておきましょう。単利は預けているお金にのみ利子が発生するもの、複利は預けたお金+発生した利益の合計額に利子が発生するものです。

単利は預けているお金にしか利子が発生しないので、受け取れる利益が大きく変わることはありません。しかし、複利は預けているお金に発生した利子が組み込まれるため、受け取れる利益が年々増加していきます。

金融商品を長期的に運用するのであれば、複利での運用がおすすめです。

利回りの数値で資産の増え方を確認する

利益を確実に得るためにも、利回りを定期的に確認しましょう。利回りとは、投資金額に対する利益の割合です。利回りは以下の計算で求められます。

・(利息と分配金+と売却損益)÷投資金額×100

数値は3~5%が一般的な目安となっています。

たとえば、投資信託で100万円を投資したとします。1年間の分配金は4万円で、投資信託の売却によって得たお金を102万円とすると、(4万円+2万円)÷100万円×100=6%です。利回りを計算する際には利息の金額も必要なので、事前に確認しておきましょう。

投資タイプと期間から見るおすすめの方法

投資の種類によって、最適な運用期間は異なります。短期・長期に分けて、おすすめの運用方法を紹介します。

短期投資

短期間でお金を増やしたい方におすすめな投資タイプは以下の通りです。

  • ・株式投資
  • ・仮想通貨・暗号資産
  • ・定期預金

株式投資は株価の変動によって、大きな利益を得られる可能性があります。購入する株式を慎重に見極めれば、短期間で一気にお金を増やせるかもしれません。

暗号資産はさまざまな要因で価値が変動するので、タイミングが良ければ短期間で元手の金額を上回るチャンスが高いでしょう。ただし仮想通貨・暗号資産の税制は通常の金融商品とは異なりますので、短期で大きな利益を手にした気がして、税金のことを忘れてしまうと税務署からしっかり取り立てられますので出口には注意です。

上記のように、短期的なリターンを求めるあまり仕事が疎かになったり、次は取り戻す!と変なローンに手を出したりと足元すくわれて、100万円貯めるどころが、そのまま失うという失態もよくある話ですので、動きの大きい投資手法は、デモトレーニングや少額からスタートすることをお勧めします。

上記(株式投資、仮想通貨・暗号資産)は、短期で増やせる可能性のある投資先ではありますが、反対に失う可能性も十分秘めています。そこでお金を『使うタイミング』で短期投資を考えると1〜5年以内に使う予定の資金であれば、定期預金一択でしょう。例えば3年後に必ず使う予定のお金を、株や仮想通貨に全部投資してしまって、本当に必要な時にはお金が無かった…という様なリスクを取る必要はありません。

中長期投資

中長期的な投資を考えている方におすすめの投資タイプは以下の通りです。

  • ・外貨預金
  • ・iDeCo / NISA
  • ・貯蓄型保険
  • ・金投資

iDeCoやNISAは商品の運用によって地道に利益を増やしていく方法が一般的です。そのため、数ヶ月などではなく、数年単位で長期的に運用することが大切です。

短期間の投資は、価格の変動や株価の値上がりを常にチェックし、運に頼るような要素があります。一方で長期間な投資は、変動があるものの着実に利益を増やしていくことができます。

特に、将来的に海外移住の予定がある方におすすめなのが外貨預金です。外貨預金は日本円ではなく海外の通貨でお金を預けておくことですが、お金を預けた当時よりも円安になったタイミングで円に替えることで為替差益を受け取れます。

外貨預金は移住後の生活資金の積み立てとしても活用できるため、早めに預金を始めておくとよいでしょう。

また、すでに海外に住んでいる方には海外の貯蓄型保険もおすすめです。お金の積み立てができる上に、万が一の際の保障も受けられるので、万全な備えをしておきたい方には最適です。110Financial Supportでは、日本にはない利回りを誇る海外の保険商品をご紹介していますので、元本を確保しつつ中程度(20年で250%前後)のリターンを安定的に目指すのであれば、ぜひご相談ください。

最後に金投資(ゴールド)ですが、金投資の本当の目的は『紙幣通貨の下落に対するリスクヘッジ』です。政府の発行する紙幣はコントロールを失うとハイパーインフレなどで紙切れになるリスクがあります。長期的にはどの国の政府にもそのリスクはありますので、資産全体の10%くらいを保有できればいいでしょう。

投資方法は大きく二つ「リアルゴールド」「ペーパーゴールド」と実物の金をちょっとずつ買っていくのか、ネットから毎月一定額を買っていくのかで方法が変わります。ペーパーゴールドとは最終的に金に変えられるものではなく、あくまでも金の価値の変動に投資しているものですので、しっかりと目論見書を確認してください。

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100万円の増やし方でお悩みの方は110グループまでご相談を

100万円の増やし方には、さまざまな方法があります。投資方法にはそれぞれの特徴があるため、最初の投資に必要な金額や利益を得られるまでにかかる期間などをよく調べて、自分に合った方法を探してみましょう。

海外在住、または海外に移住する予定の方は、110グループまでご相談ください。110グループでは、海外の保険商品を提供しております。香港やアメリカ、シンガポールなどで利用できる貯蓄型保険や年金保険、生命保険といった各種保険を用意しておりますので、ぜひお問い合わせください。

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海外資産運用は、110(ワンテン)グループへ

「110 Financial Support」では、海外在住者や海外移住を検討されている方の資産運用をサポートをしています。海外での資産運用では、資金シミュレーションはもちろん、税務知識の専門性や海外現地の情勢、物価上昇や想定外の出費など、多岐にわたる要因を考慮することが必要です。

  • ・駐在国で、どのように資産運用すべきか、方法がわからない
  • ・海外での資産運用事情や、老後資金の準備について詳しく知りたい

といったお困りごとがあれば、日本人サポート実績20年以上の「110 Financial Support」までご相談ください。海外在住者や海外移住N-2年前のご準備段階の方も、あなたの資産運用状況を踏まえ、最適な資産運用プランづくり・適正化のサポートをいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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Insurance110では世界各地に拠点があります。
各国に滞在する日本人ファイナンシャルプランナーが、海外在住時の資産運用に関するセミナーを行なっております。

老後2000万円問題や円安、物価高など家計に直結するニュースや、iDeCo /NISAについても分かりやすく解説いたします。

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記事監修:INSURANCE 110 DIRECTOR 才田 弘一郎
日本・海外で累計2,000名以上のお客様の資産運用をサポート。
香港、シンガポール、日本、アメリカなど世界各国の保険やオフショア商品の事情に精通。
日本人に適した「出口戦略」を意識した堅実な資産運用の提案が得意。