保険用語解説「解約編戻金」「死亡保険金」「プレミアム」など、保険で使われる基礎用語をご紹介

保険で使われている用語は日本語で聞いても難しいですよね。
この記事ではわかりづらい保険用語をわかりやすく解説していきます。

はじめに日本語で保険用語の意味を解説し、英語と中国語で何というのかお伝えするので参考にしてください。

『保険料:Premium(プレミアム)』とは?

一般の方は「保険金」と「保険料」を混同しがちですよね。

「保険料(Premium)」とは保険契約者が払い込むお金のことです。
掛け金といわれることもあります。保険料金と覚えてもらえれば間違えにくいでしょう。

英語に訳すと『Premium』(プレミアム)。
保険業界の方は頭文字をとって『P』(ピー)と呼ぶこともあります。

シミュレーション表のどこで使われるのかというと、

このように保険の見積書の左側に表記される場合が多いです。

中国語に訳すと『保費(ほひ)』。中国語の方が英語よりもイメージしやすいかもしれませんね。

『死亡保険金:Death Benefit デス ベネフィット』とは?

死亡保険金(Death Benefit)とは被保険者が死亡または所定の高度障害状態等になったとき、保険会社から支払われるお金のことを指します。

英語に訳すと『Death Benefit』(デス ベネフィット)。

どこで使われるのかというと、

図のような場所に書かれている場合が多いです。

中国語に訳すと『身故保障(しんこほしょう)』や『身故賠償額(しんこばいしょうがく)』。

『身故保障』は亡くなったときに保障されること、『身故賠償額』は亡くなったときに賠償される金額のことを意味します。

『解約返戻金:Surrender Value サレンダーバリュー』とは?

解約返戻金とは保険を解約したときに、契約者に払い戻しされるお金のことです。

英語に訳すと『Cash Value(キャッシュ バリュー)』や『Surrender Value(サレンダー バリュー)』となりますが、違いは解約手数料などの必要経費を差し引いた金額、つまり解約後銀行に着金する金額が『解約返戻金:Surrender Value』(サレンダー バリュー)となります。

国や保険会社によって表現が異なります。最近では『Surrender Value』が使われる場合が多いです。

業界用語としては『Cash Value』の頭文字をとって『CV』(シーブイ)と呼ぶ人もいます。

どこで使われるのかというと、

このように表記されることが多いです。

中国語に訳すと『退保價值』(たいほかち)や『退歩發還金額』(たいほはっかんきんがく)。

『退保價值』は保険を解約したときの価値のこと、『退歩發還金額』は保険を解約したときに返ってくる金額のことを意味します。

まとめ

保険用語の意味を覚えておけば、商品の契約や見積もりの場面などで「この言葉は何だろう」と悩むことが少なくなり、理解の助けとなるはずです。

少しずつでもよいので覚えていきましょう。もちろん難しいと感じたら弊社までお問い合わせくださいね。

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記事監修:INSURANCE 110 DIRECTOR 才田 弘一郎
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日本人に適した「出口戦略」を意識した堅実な資産運用の提案が得意。