【2024】日本の未来に希望を持てない?と思う若者に向けて、海外移住について詳しく解説!
近年、テレビやインターネット、SNSでも話題が増えてきていますが「日本の未来に希望が持てないので、海外移住した方がいいのか?」こんなお悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。
若者だけに限らず海外に出稼ぎ、セカンドライフの生活拠点として海外に行く人の数は、年々増えており、海外移住はとても注目を集めています。
しかし、何も情報を持たずに海外へ旅立つのはリスクがあります。
本記事では、日本から脱出して海外移住した方が良いのかについて詳しく解説します。また、記事の後半ではおすすめの移住国や働き方についても触れていますのでぜひご参考ください。
Contents
海外移住する人は増えている
令和4年の「海外在留邦人数調査統計数」によると、前年、海外への移住者数は減少傾向も約130万人の方が海外で暮らしています。また、入国規制緩和もあり、海外の旅行者数は前年よりも140万人増加していますので、これからも海外への旅行や移住をする人の数もますます増え続けると予想されます。
若者が日本に希望を持てない…わが国の現状
若者が日本に希望を持てない理由はあります。
日本企業に長く勤めても、年功序列で給与は上がりにくく、同調圧力で集団に合わせることを求められたりなど、閉塞感はぬぐいきれません。また、少子高齢化や年金・医療制度の不安があると、若者が日本に希望を持てないのは必然の理由です。
海外移住ができる働き方の選択
コロナ禍で普及したリモートワークの影響で、仕事場所に左右されずとも働く環境が整備されてきました。働ける選択肢が増えたことで、海外に移住を検討する人の後押しになります。
例えば、海外で仕事をしながら、日本でも副業ができるなど、将来を見据えたリスクを分散できる働き方も可能です。
こういった背景から、海外移住を望む日本人が、これからも増えると予想されるでしょう。
若者が海外へ出稼ぎに行くことを決意する理由
①自己成長できるため
海外移住を始めると、語学力が向上し、新しい事業などの今まで触れてこなかった分野にも挑戦できます。費用をかけずに移住先の言語を取得でき、人との出会いも増え、自己成長につながるでしょう。
②成果主義を採用
国や働き方によりますが、海外では成果主義を採用しています。
日本では、実質賃金は30年伸びていませんが、海外では成果に見合った報酬がもらえる場合が多いです。きちんと評価される環境ですので、働く意欲も感じられます。
③物価が安い
物価が安い国に移住をすると貯蓄が増えます。例えば、東南アジアのタイと比べると、物価は3分の2程度と言われ支出が抑えられます。したがって、日本と給与面が変わらず支出が抑えられるので、貯蓄が増えていくのです。
④海外移住をする壁が低くなった
コロナの影響で、リモートワーカーが増え、現在は場所に左右されずに働く環境が整備されました。語学の面でも、自動翻訳アプリを使い現地の方と会話できたり、アプリを使いタクシーを呼べたり、言葉や長距離移動をする壁も低くなっています。
若者が海外移住をするメリット
若者が海外移住するメリットについて経済面や環境面を交えて解説します。
①若くから資産を築ける
若くから資産を築けると、資産形成の幅が広がります。
冒頭でもお伝えしましたが、日本の賃金モデルは変わっていません。これに対し、報酬が多くもらえる国に移住する、もしくは、生活コストが低い国に移住すると日本にいるよりも収支のバランスが良くなります。
そして将来、家を購入したい、起業をしたいなど夢がある方は、海外移住を若くから始めると資産を多く築けるかもしれません。
②税金対策ができる
国によっては節税が期待できます。例えば、タイやベトナムでは、日本のような「地方税」がありません。タイやベトナムでは所得税率は日本と同様累進課税を採用しており、35%と高いですが、日本と違い住民税や社会保険料の支払いはありません。
③気候が良い
温暖な気候に移住すると、一年中、快適に過ごせます。
日本のような四季はないですが、東南アジアですと年間平均気温が25℃程度ほどです。
冬物の荷物も不要ですので、引越をするのにも便利でしょう。
海外移住をするデメリット
海外移住をするデメリットについては下記の通りです。
①治安の問題
世界的に見ても日本は安全な国です。国によっては治安は良くなりましたが、貧富の激しい国に目を向けると、強盗や窃盗などの犯罪のリスクは高くなるでしょう。
②日本食を食べられる機会が少ない
国によっては日本食がありません。しかし、海外移住をするにあたって、その国の食事に慣れることが大切です。日本レストランがなく、もしくは食事にこだわりが強い方は、海外移住は向かないかもしれません。
③家族・友人に会えない
海外移住でホームシックになった際、すぐに家族や友人に会えないのもデメリットの一つです。今は、オンラインですぐにつながれる時代になりましたが、どうしても会いたい時に会えないのは寂しさがあります。
④医療制度が無い国がある
もう一つ、大きな違いとしては医療制度が国により異なり、病気の治療に際して病院を使うとなると高額の医療費が請求される可能性もあるという事です。まず日本から出る際に、6ヶ月や12ヶ月など滞在期間の状態に合わせた海外旅行保険などを手配し、現地での医療制度、民間の医療保険などを個人、ご家族それぞれ必要に応じて準備しましょう。
海外へ脱出したい若者におすすめの移住国
日本から海外へ脱出したいおすすめの移住国を紹介します。下記で紹介をする各国の日本人移住者の数は「海外在留邦人調査統計」を参考にしています。
マレーシア
マレーシアは常夏の国で人気もあり、現在、約2.4万人の日本人が移住しています。
特に首都クアラルンプールは治安も良く、英語も通じるほか、日本人も多く暮らしています。
物価も安く、食文化も日本人に合うので、食生活の面では長期滞在するのには困らないでしょう。さらに、マレーシアは親日国であり、日本人を尊敬していますので、差別をされるなどの嫌な思いをすることは少ないはずです。
タイ
タイに移住している方は約7.8万人と多く、日本人にも親近感を抱きやすい国です。
タイも物価が安く、東京の暮らしと比べると、タイでの生活費は月5万円程度で済みます。
マレーシアとともに親日国であり、日本人には優しくしてくれます。
またバンコクの病院では、日本語が通じる医師が診察してくれますのでとても安心です。
ベトナム
治安も良いベトナムは、移住先としておすすめの国の一つです。経済発展途上国であり日本からの観光客が増え、現在約2,2万人の日本人が移住しています。
台風による水害はあれど、日本と比べて地震などの自然災害のリスクは低く安全です。
気候も全体的に温暖であり、年間平均気温も22℃以上あります。食事面でもベトナムは中国の支配下にあった影響から中華料理は美味しく、日本人の舌に馴染みやすいと言われています。
日本から海外に脱出するおすすめ働き方
現地採用
現地採用とは、現地の企業(現地にある日本経営者企業含む)に採用してもらう働き方です。
現地採用は、その国の言語を話せないと難易度が高いですが、現地国が欲しがる専門的な職種で直接採用されると、大きく給料アップが望めます。
ただし、現地の企業に勤めると年金、社会保障の面で、日本企業よりも手厚くない場合があるので注意するところです。
リモートワーク
リモートワーカーの特徴として、海外にいながら日本の仕事をできることです。
好きな国に移住しながら日本の報酬をもらえるのがメリットです。
現地採用ですと、就労ビザの取得が必要ですが、リモートワークは日本企業に従事しているので、ビザの取得は不要です。時差の問題もありますが、好きな場所で働けるリモートワークはお勧めと言えるでしょう。国によっては税金の関係もあり、リモートワークを個人事業として居住国に登録する必要もあるので無意識にトラブルに巻き込まれない様に注意しましょう。
海外赴任
海外赴任とは、日本企業に籍を持ち、現地のスタッフと一緒に働くことです。
現地で採用されるのと比べ、難易度は高くなく、日本企業に所属しているので年金・社会保障も充実しています。
ただし、ほとんどの場合、会社の辞令によって海外へ派遣されるので、短い場合ですと2〜3年間で日本に帰国するデメリットもあります。
海外移住の際に、注意すべきポイント
入国規制緩和後、移住者が増加
コロナ禍で海外移住を我慢していた方が入国緩和後、一気に増えたことで、現地の働き手が埋まっています。つまり、国によっては外国人の採用をしていない可能性もあります。
海外へ渡航してみたが、実際に行くと働き手がいないリスクもあるので、渡航をする前に、海外転職のエージェントを活用したり、現地情報をなるべくリサーチすることが大切です。
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お試し期間を設けて、海外移住
まずは、お試し期間を設けて、海外移住をすることをお勧めします。いざ移住すると決めて、長期ビザを取得したが、現地に馴染めずに帰国してしまうことがあります。
まずは「試住」を活用してみてはいかがでしょうか。
タイでは、ビザなしで30日間滞在、ベトナムでは観光ビザで90日間の滞在が可能です。
現地の生活、経済状況に触れてから、長期移住の検討をしましょう。
海外に出て視野を広げる
日本は衰退途上国と言われますが、経済大国としては世界3位です。海外に出て、視野が広がれば良いですし、また日本に帰りたくなったら帰国しても良いと思います。海外で貴重な経験を積めればスキルアップも望めますので、日本での就職窓口の幅も広がるかも知れません。
まとめ
今回は、若者向けに海外移住について解説いたしました。デメリットばかりに目を向けると、早く海外移住を目指す気持ちにもなります。しかし、急ぐ必要もなくゆっくり準備をして海外移住を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
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