【2024】お金がなくても海外移住はできる?失敗しない方法や各国の移住費用を徹底解説!
「お金がなくても海外移住できるのか?」
「どんな方法があるのか?」について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、お金がなくても海外移住を希望している方に向けて、失敗しない移住方法や費用について解説します。
Contents
海外移住にかかる初期費用
海外移住するのには、初期費用がかかります。この章では、東南アジアへの移住を例に、初期費用について解説します。
パスポート申請費用
パスポートの申請は、お近くの市町村で受付しています。
更新であれば、スマホでのオンライン申請も可能。
パスポートの有効期限1年未満の方は、切り替えをお勧めします。
申請費用は16,000円(有効期限10年)。12歳未満は6,000円になります。
※必要な持ち物は、こちらの記事で解説しています。
ビザ取得・費用について
ビザの取得は観光ビザや短期ビザがお勧めです。長期ビザを取得するも、移住が合わないことも考えられます。ですので、短期ビザで移住を始め、海外生活に慣れてくれば、長期ビザに切り替えても良いでしょう。
参考までに、タイではビジネスビザ取得の料金は10,000円、リタイアメントビザ取得は44,000円とされています。ベトナムでのビザ取得は30,000円程度となります。
航空費
航空費用は3万円〜8万円程度。
日本と同じく、お盆・夏休みを避けた閑散期であれば渡航費は安く済みます。
航空費用が安いとは言え、評価が良くない航空会社を選ぶとトラブルの原因にもなりますので、注意が必要です。
ワクチン接種費用
海外渡航の際には、ワクチンの接種が推奨されています。
ワクチン費用は4,000円〜20,000円程度。国により予防する「病原」が異なりますので、料金も異なります。なお、ワクチン接種が不要な国もあります。
東南アジア各国の海外移住に必要な費用の詳細はこちらの記事でも紹介しています。
お金がなくても海外移住する方法
お金がなくても海外移住を成功させるためには、工夫できる点をいくつかご紹介します。
物価の高い国を選択肢から外してみる
まずは、物価が高くない国を選択することから検討してみましょう。物価が高い国を選ぶと費用もかかりますので、物価の安い国を選ぶのが賢明です。
下記にて、物価が高いと言われるヨーロッパと、物価の安い東南アジアの費用を例に、一部解説します。
渡航費 | ビザ | 家賃 | 食費 | 光熱費 | 通信費 | 交通費 | |
ヨーロッパ(イギリス) | 約9万円〜30万円 | 6万円〜9万円 | 約8万円〜20万円 | 約6万円〜12万円 | 約10,000円 | 月2,000円程度 | 月20,000円 |
東南アジア(ベトナム) | 約3万〜8万円 | 3万円(就労ビザ+必用書類) | 約3万円〜7万円 | 約5万円〜8.5万円 | 約5,000円 | 月1,000円程度 | 月4,000〜20,000円 |
このように、ヨーロッパの国々での移住費用と生活費用は東南アジアよりも高めとなります。
生活費を低くおさえる
物価が安い国を選んだ上で、さらに生活費をおさえる努力も大切です。外食を少なくして自炊にしたり、職場まで近い地域に居住し通勤費をおさえるなど節約することも可能です。下記は一般的なヨーロッパの国々と東南アジアでの生活費の違いです。
【1ヶ月〜半年間】生活費用比較
1ヶ月の費用(min~max) | 半年間の費用(min~max) | |
ヨーロッパ(イギリス) | 約32万円(min)~約74万円(max) | 約192万円(min)~約444万円(max) |
東南アジア(ベトナム) | 約15万円(min)~約29万円(max) | 約60万円(min)~約120万円(max) |
半年間の生活費を比べてみても、物価の高い国への移住は収入源やお金がないと実現は難しいです。海外移住を確実に成功させるには、なるべくお金のかからない移住国を選ぶのが無難でしょう。
海外での収入源を確保する
支出を抑えた上で、生活をしていくための収入源を確保することも考える必要があります。本章では、一般的な海外での仕事の見つけ方を3つご紹介します。
①現地で就職 ②海外赴任できる日本企業に就職 ③ワーキングホリデー |
①現地で就職
まず、現地で企業に就職する方法です。現地で就職可能な求人情報を探してみましょう。語学力や専門スキルがどの程度必要かも確認が必要です。
【平均月収について】
平均月収(2023年11月時点レート) | |
ヨーロッパ(イギリス) | 4,813ポンド(約900,000円程度) |
東南アジア(ベトナム)1人当たり月収 | 2,700USD(約400,000円程度) |
最近では、円安の影響から海外でもらえる収入も増加傾向にあります。
②海外赴任の可能性がある日本企業に日本で就職
海外赴任をすると、給与は1.5倍程度になると言われています。また、移住費用や福利厚生などのバックアップも期待できるメリットがあります。
ただし、就職してから必ず海外赴任に行けるという保証はないので、就職先の企業で海外赴任の可能性が高いかどうかは、事前にリサーチしておく必要がありそうです。
③ワーキングホリデー(18歳以上30歳以下の方)
続いては、ワーキングホリデー(以下:ワーホリ)の活用方法です。
ワーホリでは二国間協定を結んでおり、現地で働くビザを取得しやすいのがメリットです。ただし、期限は原則1年です。
国により規定がありますが、現地の雇用主から働きぶりを気に入られると、ワーホリビザから就労ビザに切り替えることも可能です。
下記はワーホリで稼げる金額をヨーロッパと東南アジアについて比較しました。
【時給比較(マクドナルド)「2023年11月レート」】
マクドナルド給与 | 時間あたりの給与 | 月収(8h×20日勤務) |
ヨーロッパ(イギリス)給与目安 | 9.28ドル(約1,750円) | 約280,000円程度 |
香港 | 20~23HK(約440円) | 約70,000円程度 |
※東南アジア(ベトナム・タイ)はワーキングホリデー該当国ではないので省略。
詳しくはワーキングホリデー協会のサイトをご参考ください。
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海外移住を失敗させないコツとは?
最低限でも半年分の生活費を確保する
海外移住後の生活をうまく軌道にのせるために、最低でも半年分の生活費を確保しておくと安心です。
移住先で仕事が決まっている方は、すぐに生活に軌道乗れる一方で、
そうでない方は、現地で仕事を探す期間内、半年分ほどの生活費は貯蓄しておきたいところです。
相談できる日本人がいる移住国が好ましい
海外移住後の生活は困難なことも多いため、現地で相談できる日本人がいると安心材料となります。
移住前なら、SNS(Facebook)を活用し、移住国の内容を発信している方に連絡して、現地に住んでいても相談できる間柄を作る努力も重要です。
日本人同士で仲良くしすぎるのも語学の面で良くないですが、相談できるコミュニティは何か困った場合、便利と言えるでしょう。
お金がなくても海外移住はあきめなくて大丈夫
お金がなくても海外移住はあきらめる必要はありません。永住者も年々増えており、より移住に関する情報を集めやすい時代になっています。初期費用や半年間の生活費をまずは蓄え、海外移住を成功させましょう。
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