海外保険に関するよくある質問 – 第8弾 –
お客様から実際に相談された海外保険に関する内容をご紹介します。
質問①
Q.将来、解約返戻金を受け取るときに、香港に行く必要はありますか?
A.現状、書類のやりとりで受け取り可能なので、香港まで来ていただく必要はありません。
ただし、今後香港政府の方針の変更や、保険会社独自のルールが設定されることによって、香港まで受け取りに行かなければならなくなる可能性もあるのでご了承ください。
今回のご質問は解約返戻金についてですが、似たようなケースでは万が一の死亡時における死亡保険金の受け取りがあります。死亡保険金の受け取りに関しては、受取人が香港まで出向き手続きをする保険会社もあるため、ご注意ください。
質問②
Q.香港保険に加入する際、銀行口座を開設する必要はありますか?
A.開設する必要はありません。
保険料の支払いがあるため、銀行口座を開設しなければならないと思われている方もいらっしゃるようですが、特に必要ありません。
保険料の支払い方法は
- 送金
- 小切手
- クレジットカード
などの方法があります。
保険料を毎月支払うとなると、クレジットカード払いが便利です。もしくは年に一度の支払いであれば、海外送金で支払うのもよいでしょう。
保険金の受け取り方法に関しても、銀行口座で受け取る必要はありません。
保険金の受け取り方法は
- 香港内送金
- 小切手
- 海外送金
などの方法があります。
小切手は世界中のどこでも使えるので使い勝手がよいです。発行後、現在のお住まいに送ってもらえます。駐在員としての任期が終わり、日本に帰国した場合でも受け取れますので、受け取り後は日本の銀行で換金すればよいでしょう。
最近の話ですが、日本の銀行では海外発行の小切手の取り扱い停止をしているところがでてきているようです。もし日本に住まれている方で小切手の受け取りができないようでしたら、海外送金を選択してください。
お金の形はこれからも変わっていくと予想されます。保険金の受け取り方も、上記の方法以外に選択できるようになるかもしれません。
保険金の受け取りの際は、自分に合った方法を選ばれるのがよいでしょう。
香港の銀行口座を開設していなくても保険金の受け取りはできるのですが、開設していることに越したことはありません。
例えば年金保険のように毎月年金の払い出しが行われるプランの場合、月ごとに海外送金をするのは現実的ではないですよね。海外送金手数料は契約者が負担することが多いため、手数料負けしてしまう可能性があります。
香港の銀行口座のキャッシュカードにはデビット機能がついていますので、日本にいながら現金の引き出しが可能です。もしくはネットバンキングを利用してドルから円に交換したあと、海外送金する方法もよいでしょう。
まとめ
よくあるご質問を2つご紹介しました。
解約返戻金の受け取りは香港に行く必要はありません。死亡保険金の受取時は、保険会社によって香港に行く場合もあります。
海外保険に加入する際、銀行口座を開設しなくても問題ありません。保険料の支払いや受け取りはさまざまな方法があるため、ご自分にあった選択をしてください。
海外保険についてご不明点がございましたら、弊社へお気軽にご相談いただければと存じます。
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