資産寿命と健康寿命 〜二つの寿命のバランスを考える〜

110Financialの伊奈です。あなたは何歳まで生きますか?

人生100年時代、私たちが向き合うべき大切な概念が「資産寿命」と「健康寿命」です。資産寿命はお金が尽きるまでの期間、健康寿命は自分の足で歩いて自立した生活を送れる期間のこと。この二つのバランスが、実はハッピーライフの秘訣なんです。

タイに駐在して「ここで老後も過ごしたい!」と考える方も多いでしょう。そんな夢を叶えるためにも、お金と健康は切っても切り離せない関係です。どちらか一方が欠けると、せっかくの楽しいリタイア生活も台無しになってしまいます。

日本では老後2000万円問題など「資産寿命」に注目が集まっていますが、見落とされがちなのが「健康寿命」の大切さ。いくらお金があっても、健康を失えば思い通りに使うことができませんよね。

海外移住者の多くが気づくのは、日本での生活では「資産寿命」を延ばすことに必死になるあまり、「健康寿命」を縮める選択をしていたという事実です。長時間労働、ストレスフルな通勤、休みが取れない生活…。こうした日本的スタイルが、実は知らず知らずのうちに健康寿命を縮める原因になっていたんです。

タイでの暮らしは、日本人が忘れがちな「生活の質」を思い出させてくれます。必要以上にお金を貯めることよりも、今を健康に楽しく生きることの大切さに気づかせてくれるんですね。

でも楽観視はできません。医療費は世界的に上がり続けており、質の高い医療・介護サービスを利用するには相応のお金が必要です。大切なのは、二つの「寿命」を対立させるのではなく、うまく両立させること。

現役時代からワークライフバランスを整え、健康的な食事や適度な運動を習慣にする。同時に、無理のない範囲で資産形成も続ける。健康であれば、リタイア後も好きな仕事で収入を得られますし、「健康は最大の節約」と言われるように医療費も抑えられます。

資産は「いざという時」のために必要ですが、その「いざという時」が来る前に健康を失っては本末転倒。今を健康に生きることこそが、実は最高の資産形成なのかもしれませんね。

お金も健康も、どちらも大切にバランス良く育てていきましょう!

伊奈コラム

所属:110 Financial Support Thailand

伊奈 純一

Ina Junichi

バンコク在住15年のお節介焼きファイナンシャルプランナー

2026年現在タイ在住15年、タイで家族と暮らす。

日本で大手内装会社で17年間勤務した後、「独立したい」という信念のもと退職。タイ北部チェンライで日本種いちご栽培に挑戦したことをきっかけにタイへ移住。カオヤイでの農業経営を経て「国境を越えた資産形成」の可能性に魅了され海外FPへと転身。以来10年以上、在外邦人専門の資産設計・保険コンサルティングを手がける。

専門分野

  • タイ在住者向けライフプランニング・資産形成設計
  • 利回り型貯蓄保険・オフショア保険の活用提案
  • タイ在住者向け医療保険の選定・比較
  • 海外在住者の保険見直し、乗り換えサポート

畑を耕し、種を植え、丁寧に育ててはじめて実りが訪れる——資産も、人生も、まったく同じだと農業が教えてくれました。あなたの未来という畑に、一緒に種をまきましょう!

伊奈 純一からの一言

内装業17年・農業経営という異色のキャリアを経てFPへ転身した経歴と、バンコクで出会ったパティシエの奥様とともに「ゼロから挑戦し続けてきた」豊かな人生経験から、どのライフステージにある相談者にも寄り添うアドバイスが強み。

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