「海外移住はやめとけ、甘くない」と言われる理由とは?メリット・デメリットを解説
「海外移住はやめとけ、甘くない」と言われたり「やめておいた方がいいのかな」と不安が残っていたりする方がおられるでしょう。 海外移住は資金計画の立て方が甘いと生活が苦しくなったり、理想と現実のギャップに悩まされたりして、思い描く海外生活が送れなかったりします。 そんな方のために本記事は、海外移住は「やめておいた方がいい」と言われる理由の解明と、その対処方法をご紹介します。理想と現実の違いを理解しつつ、海外移住を決めている方だけでなく、これから計画を立てる方にもお読みいただきたい記事となっております。 海外移住をするメリット 海外移住をすることにより、人として成長できる可能性があります。本章ではどういったいい影響を受けるのかご紹介します。 話せる言語が増える 外国に住むメリットの一つとして、海外移住をすると、現地で生活するために言語を習得する必要が出てくるでしょう。 インプットだけでなくアウトプットをせざるを得ない環境なので、日本国内に住んでいるよりも言語習得が当然早く、語学力を短期間で習得できます。 2ヶ国語以上話せる人材は、日本では希少な扱いを受ける場面もあるので、後にスキルとして役立つ可能性があります。 価値観が変わり視野が広がる 外国に住むメリットとして視野が広がることが挙げられます。現地の人と関わると、日本人がなかなか持っていない考え方を知ることになります。 今まで当たり前だったことが当たり前じゃなかったと気づき、今までの日常に感謝するかもしれません。海外移住は新たな価値観に触れる機会が多くなるので、人間的に成長できる可能性を秘めています。 日本の良さと悪さがわかる 外国移住すると日本人や日本の制度、日本という国を客観的に見れる視点を持つことができます。日本以外の国のことを知ることで、日本のことをより深く知るきっかけとなります。 たとえば、海外では電車やバスが遅延することが頻繁にある一方、日本の交通機関は時間通りに来ることが当たり前で、このことは世界から賞賛されています。 一方、日本人は周りや人目を気にしてしまうばかりに、自分の意見をストレートに伝えることが苦手だったりします。 外国移住することで、日本の良さと悪さを知るにはとてもいい機会となるでしょう。 海外移住はやめとけ・甘くないと言われる理由 メリットがある反面、海外移住はやめとけ・甘くないと言われる理由を紹介しております。 準備資金・生活資金が必要 海外移住となると準備の段階から移住後しばらくの間、生活したり移住の準備でお金がかかります。 生活費や渡航費だけでなくビザを申請するときにお金が必要になり、他にも想定外の出費がかさむことも考えられるので、海外移住を決めた際には準備から移住後の生活まで計画を立てて、少し多めにお金を準備しておかなければいけません。そうしないと、経済的なリスクに直面する可能性があります。 もしくは、現地にある日系企業の門を叩いて、ビザスポンサーを獲得し、仕事での収入を得ながら海外生活をしていく方法もあるでしょう。 ただし、企業もだれでも採用する時代ではないので、自分独自のスキル、最低限のビジネススキルは必要でしょう。もちろん実際に行動した人にしかその結果は分かりませんので、まずは活動してみることが大事になります。行動しないこと自体がリスクになることもあるため、慎重かつ積極的に準備を進めましょう。 帰国後の再就職が難しい もし海外移住をしてからいずれ日本へ帰国する可能性がある場合、海外で相応の経験やスキルを身につけられなかった場合、日本での再就職が悲惨な状況になることを頭に入れておかないといけません。 厚生労働省が発表している年齢別有効求人倍率推移によると、25歳以降、35歳以降、45歳以降でだんだん求人が減っていっていることがわかります。 もし30歳から10年間海外移住をして40歳で帰国すると、本人のスキル次第では再就職が困難になっている可能性もあります。海外移住をしたあとに後悔しないよう、キャリアの方向性については事前に決めておいた方が無難でしょう。そうしないと、仕事が見つからず、経済的にも精神的にも悲惨な状況に陥る可能性があります。 医療費に関する不安 海外の悪いところの一つとして、移住先の国で医療制度がどれくらい充実しているのか、診断してもらうのにどれくらい費用がかかるのかを調べておかないといけません。 日本のように自己負担の割合が決まっているのか、全額自己負担で診断してもらうたびに莫大な費用がかかってしまうのかが国によって変わってきます。 これは海外の悪いところで、医療制度の違いによる不安は大きく、生活していくうえで医療は関係してくるので、必ず海外移住前に現地の医療制度がどういった形態なのかを調べておきましょう。 国ごとの甘くない、やめとけと言われる理由 オーストラリア移住のデメリット オーストラリア移住のデメリットとしては、物価や家賃の高さ、ビザ取得の厳しさが挙げられます。特に都市部では生活費が日本よりも高くなることが多く、事前の資金計画が必要です。また、オーストラリア移住は、医療費の負担や教育費の高さも甘くない点として挙げられます。 トルコ移住のデメリット トルコ移住のデメリットとしては、政治や経済の不安定さがあり、インフレによる物価変動が大きい点が問題視されます。また、文化の違いから日本人には馴染みにくい部分もあるでしょう。治安の面でも不安を感じることもあります。特に都市部では騒乱や暴動が発生することもあるため、事前に確認が必要です。 シンガポール移住のデメリット シンガポール移住には、生活コストの高さがあり、特に住宅価格や賃貸費用は世界でもトップクラスです。加えて、移民政策が厳しく、ビザ取得が難しいため、長期滞在を考えている人にはハードルが高い国といえます。 アメリカ移住のデメリット アメリカ移住のデメリットとして医療費が高額であることなどが挙げられます。特に健康保険なしでは医療費の負担が非常に大きくなるため、移住前にきちんと調査しましょう。 スペイン移住のデメリット スペイン移住のデメリットとしては、仕事を見つけるのが難しい点です。スペイン語が話せないと就職や日常生活で苦労する可能性が高く、移住前にしっかりとした準備が求められます。 このように、移住にはそれぞれの国ごとに異なる課題があるため、事前のリサーチと計画が不可欠です。 海外移住を成功させるコツ 海外移住では上記のようなマイナス点があることを踏まえた上で、海外移住を成功させるためのポイントを解説します。 自身に合った移住先を選ぶ どういった国に行きたいのか、海外移住では何を目的とするのかといったあなたの意図から、希望する国を選びましょう。 海外移住をする目的を明確にしておくことで、移住後の生活で迷わずやるべきことをこなせるようになるはずです。また海外移住後に壁にぶつかった時に、病んでしまうことも少なくなるでしょう。 「移住の目的を考える」「希望に合った国をリストアップする」などして、後悔しない移住先の選定を行いましょう。 あらかじめ言語を身につけておく 言語を事前に身につけておくことで、現地での生活が格段に楽になります。挨拶など日常で使う最低限の例文を知っておくだけでも、気持ちに余裕が出るでしょう。 また言語習得により、金銭的なトラブルを回避することにもつながります。海外では外国人を狙ったぼったくりもあり、現地の文化や言葉を知っておくことで、トラブルを回避できる可能性が高くなります。 言語を習得することで、現地での生活にゆとりが出てきます。しっかり準備を進めたい方は、日本にいるうちに現地語を習得しておきましょう。 不労所得が入るようにしておく…
20代で海外移住するには?費用・仕事・貯金の現実と成功する人の共通点をプロが解説|2026年版
「20代で海外移住したいけど、貯金はいくら必要?英語が話せなくても大丈夫?」そんな不安を抱えている方は少なくありません。実は、20代だからこそビザの選択肢が多く、生活コストも抑えやすいという大きなメリットがあります。本記事では、日本・海外で累計2,000名以上の資産運用をサポートしてきたFPの視点から、20代の海外移住で失敗しないための具体的なステップを解説します。 この記事でわかること 20代の海外移住でまず知るべき「費用と貯金」の現実 20代の海外移住でまず用意すべき貯金の最低ラインは、「最初の半年間、収入ゼロでも生活できる資金」と、「初期費用」の合計です。これは、現地での就職活動や生活基盤の構築に予想以上に時間がかかるリスクを考慮した、FPとしての安全基準です。 貯金の最低ラインは?各国で必要な生活費の目安 移住先の物価によって、準備すべき資金の最低ラインは大きく異なります。特に、ワーキングホリデービザ(ワーホリ)を利用する場合、最初の半年間の資金証明を求められることが多いため、以下の目安を参考に準備を進めてください。 目的別の国・地域 月々の生活費目安 6ヶ月間の最低貯金目安(初期費用込) 費用のポイント 物価安の東南アジア(ベトナム、タイ) 15〜20万円 約120〜180万円 シェアハウス利用で家賃を抑えやすい。日本からの渡航費も比較的安価。 英語圏(オーストラリア、カナダ) 25〜35万円 約200〜300万円 家賃が高く、生活費全体が高額になりがち。ワーホリ資金証明として200万円以上を推奨。 金融・キャリア特化(シンガポール、香港) 25〜35万円 約250〜350万円 特に住居費が非常に高いため、初期費用も高くなる傾向。 ※上記は単身で、現地到着後にすぐに仕事を始められない場合の目安です。 20代が移住費用を効果的に抑える3つのコツ 20代の移住成功の鍵は、費用を最大限に抑え、活動資金を長く保つことです。 20代で海外移住するメリット 20代での海外移住は、単なる引っ越しではなく、「人生への先行投資」です。この章では、なぜ20代での挑戦がキャリア、語学、そして人間関係に計り知れない価値をもたらすのかを解説します。若いうちだからこそ得られる具体的なアドバンテージ、例えば、ビザの選択肢の多さや、失敗を恐れずに済む環境、そして一生モノのグローバルな人脈構築の機会などについて深掘りしますので参考にしてみてください。 新しい価値観&人との出会い まず、20代で海外移住をすると、海外でしか出会えない価値観を持つ人や、さまざまなキャリアを積み、ビジネスに成功している人に出会える可能性が高まります。 最近では若者の中で移住者も増加傾向にあり、同世代からの学びをたくさん吸収できたり、一生の仲間ができたりするかもしれません。 海外文化にうまく馴染めるかどうか不安がありますが、多様な文化にふれて、日本では味わえない価値観を広げるチャンスにもなるでしょう。 キャリアと自己成長の機会 2つ目のメリットとして、自己成長の機会をつくれることが挙げられます。20代で海外移住すると、その後のキャリアアップ・キャリアチェンジの際の強みにもなります。 例えば、異文化の人とともに働いた経験は、国際感覚がある人材として重宝される可能性があります。また、海外のお客様を相手に働いているので、帰国後、海外マーケターの感性を持ったグローバルな人材として雇用される可能性が高くなるかもしれません。 また、20代のような若者でなくても海外移住のチャレンジは可能ですが、30代・40代と年齢を重ねるにつれ、移住する条件が厳しくなり、挑戦する意欲が低下してしまう恐れがあります。その点20代の方は、海外移住ができる選択肢も多く、失敗してもまた新しく挑戦することも可能です。 言語習得の機会 海外に身を置くと、現地の語学を勉強せざるを得ない状況になります。 下記は、主に東南アジアで取得できる言語となります。 【東南アジアで習得ができる言語】 移住国 習得ができる言語 台湾 中国語(繁体) ベトナム ベトナム語 シンガポール 英語・マレー語 香港 広東語 タイ タイ語 上記の国に移住することで、言語を習得するスピードも早まると言えるでしょう。また、移住国でしか習得できない便利なフレーズや、その言葉を通じて多国籍な仲間に出会えます。ヨーロッパなどの英語圏に移住するのもおすすめです。イギリスなどには日系企業も多いので仕事が見つかるかもしれませんし、最近ではデジタルノマドの移住先としてヨーロッパの国が注目されてきています。 また語学スキルを身につけておけば、日本に帰国してから海外赴任ができる企業に就職することで、再度海外に挑戦できる機会が得られるかもしれません。 20代前半と20代後半では移住の戦略が異なります。 20代前半はワーキングホリデーや留学など「経験重視」の移住が可能ですが、20代後半になるとワーキングホリデーの年齢制限(多くの国で30歳まで)が迫るため、より計画的な準備が必要です。…
30代で海外移住をする方法とは?アラサーでも取れるビザについても解説
「30代からでも海外移住はできる?」 「英語が話せない人でも海外で働くことはできる?外国に住むには仕事はどうしたらいい?」 30歳を超えてワーキングホリデーの制度が使えなくなると、海外移住をする難易度が上がるでしょう。 本記事では30代で海外移住をするメリット・デメリットと、移住するための方法について解説しております。 30歳あたりの方だけでなく、中盤の結婚を考える時期の35歳や40歳が近づいてきている方にとっても意味がある内容になっているため、読み進めてみてください。 30代で海外移住するメリット 30歳を超えてくるとワーキングホリデーの制度が利用できなくなりますが、30歳を超えたからこそのメリットがあります。 人の目を気にしなくて良くなる 「30歳になるまでに結婚」「日本はこういう文化だから」といった価値観の押し付けにうんざりしている方もおられると思います。 外国に住むと読者の方が外国人という立ち位置になるので、文化が違う前提で接してもらうことができ、ありのままの自分を表現しやすくなるでしょう。 日本の生活に息苦しさを感じている方は、30代独身女性であっても、海外移住の計画を本格的にはじめてみてはいかがでしょうか。 自分を変えるチャンスがある 慣れない環境や苦しい環境で生活できると、達成感やその成功体験で自分が変わる可能性があります。 成功体験から自信がついて、さらにはチャレンジ精神が旺盛になる方も出てくるでしょう。 海外のような慣れない環境で生活するには、自分が0から生活を組み立てていく必要があり、辛く感じることや困難なことが出てくるはずです。 こういった日本で生活していてもなかなか得られない達成感は、後に自分の自信につながる可能性があり、自分を変えたいと考えている方にとってはいい体験になるでしょう。オーストラリアなどへ出稼ぎを目的に生活を始めることなども、より多くの経験を得ることができ、自分を成長させるチャンスにもなります。 30代だからそこ移住できる 20代のころは「若いうちに失敗しておけ」と言われ、チャレンジしやすい環境があるかもしれませんが、30代だからこそできることも増えてきます。 20代の頃よりもお金に余裕が出てくる方が増え、留学の費用や海外移住した際の初期費用も支払える方も多いでしょう。 また30代でチャレンジするのはどうか」と思う方もいるかと思いますが、20歳から定年まで働くことを考えるとまだまだ前半です。 若い頃よりも余力が出てきた今だからこそ、30代独身女性や独身男性でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 オーストラリアなどへ出稼ぎを目的に移住するのも一つの方法で、新たな経験を積みながら自分を成長させるチャンスになります。 30代で海外移住するデメリット 海外移住には困難がつきものです。メリットと同様に30代だからこそ起こるデメリットもあるので、確認してみてください。 安全面が気がかり 日本は安全な国として世界的にも有名です。 経済平和研究所が発表した2023年の世界平和度指によると、日本は9位にランクインしており、日本人は平和な暮らしに慣れているといえます。 一方で、アジアやアフリカあたりでは世界でも注意やかいに属する国が多く、これらの国へ移住する際は安全面で気にすることが増えるでしょう。 海外移住先を決める際には、安全面の考慮が必要です。 言語の壁 海外へ渡航するとなると、現地では必ずと言っていいほど言語が変わり、英語や現地語の習得が必要不可欠となります。 聞いたり話したりはもちろん、住まいに関する書類の読解なども自分で行っていかなければいけません。 海外で働く、英語話せないという状況になると、より一層その必要性が高まります。語学留学をしてから移住をするなどの対策をしておくと、意図しない不利な契約を結ぶリスクを抑えられるでしょう。 日本では歳をとると転職が困難 日本は新卒から定年まで同じ企業で働く人が多く、海外移住をした後に帰国して再び日本で生活をしようと考えた時に、転職が困難になる可能性があります。 厚生労働省が発表している年齢別有効求人倍率推移では、2018年7月からは「25歳〜」「35歳〜」「45歳〜」のそれぞれの年齢の枠でだんだん求人数が減っていることがわかります。 こういった傾向にあることから、海外移住後に日本へ帰国したいと考え日本で転職活動を始めた場合は、デメリットとなる可能性もあるでしょう。 30代で海外移住する方法 30歳を超えるとワーキングホリデーの制度が利用できなくなり、20代に比べてビザの取得が比較的困難になるでしょう。 本章ではビザの取得を考え、海外移住をする方法を4つ解説いたします。 現地の学校へ留学(学生ビザ) 現地の言語を学ぶために学生ビザで留学をし、後に現地で就職して就労ビザを取得する方法です。 デメリットで紹介した言語の壁が乗り越えやすくなり、留学中に現地でインターンシップをすれば、そのまま企業に就職できる可能性があります。 また学生生活のうちに現地の言葉や暮らしに慣れておくことができるので、海外企業に就職していきなり仕事と現地の2つの環境におかれるよりも、気が楽になる可能性があるのでおすすめです。 留学するにはお金を蓄えておく必要があるので、留学をいつから始めるかを計画して、必要な資金を用意しておきましょう。 現地で就職活動(観光ビザ→就労ビザ) 観光ビザで現地に足を運び、ビザの期限内で就職活動をして就労ビザを撮る方法です。 滞在できる期間は限られており、就職活動がうまくいかないと時間に追われることになり、メンタル的に疲弊する可能性があります。海外で働くには現地の言語習得なども重要になってきます。 他の方法に比べて比較的短期間で就職活動をしないといけないので、よほど海外に慣れているか、現地語を話せてしっかり理解できる玄人向けの方法です。 海外移住しやすい職業としては、IT業界や英語教師など、現地の需要が高い職種を目指すと、就職活動がスムーズに進むことが多いです。 ビザの取りやすい国での就職活動を考えると、ビザ取得が比較的容易な国もありますので、まずは情報収集が重要です。 日本で就職活動(就労ビザ) 海外で働くには、日本で外資系や海外進出企業へ就職活動をして海外転勤を狙う方法です。 現地で就職活動を行うよりも期間を気にしなくて良くなるので、メンタル面で安定するでしょう。 後に帰国する必要があり海外で永住できない可能性があったり、海外赴任できる保証がなかったりする企業もあるので、就職活動の際には注意が必要です。…
お金がなくても海外移住はできる?失敗しない方法や各国の移住費用を徹底解説!
「お金がなくても海外移住できるのか?」「お金がなくても生きていける国や暮らせる国はあるの?」 「海外で生活するにはどんな方法があるのか?」について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、お金がなくても生きていける国や暮らせる国を希望している方に向けて、失敗しない移住方法や費用について解説します。 海外移住にかかる費用 海外移住するのには、初期費用がかかります。この章では、東南アジアへの移住を例に、海外移住にかかる費用について解説します。 パスポート申請費用 海外で生活するにはまずパスポートの申請が必要です。申請は、お近くの市町村で受付しています。 更新であれば、スマホでのオンライン申請も可能。 パスポートの有効期限1年未満の方は、切り替えをお勧めします。 申請費用は16,000円(有効期限10年)。12歳未満は6,000円になります。 ※必要な持ち物は、こちらの記事で解説しています。 ビザ取得・費用について ビザの取得は観光ビザや短期ビザがお勧めです。長期ビザを取得するも、移住が合わないことも考えられます。ですので、短期ビザで移住を始め、海外生活に慣れてくれば、長期ビザに切り替えても良いでしょう。 参考までに、タイではビジネスビザ取得の料金は10,000円、リタイアメントビザ取得は44,000円とされています。ベトナムでのビザ取得は30,000円程度となります。 航空費 航空費用は3万円〜8万円程度。 日本と同じく、お盆・夏休みを避けた閑散期であれば渡航費は安く済みます。 航空費用が安いとは言え、評価が良くない航空会社を選ぶとトラブルの原因にもなりますので、注意が必要です。 ワクチン接種費用 海外渡航の際には、ワクチンの接種が推奨されています。 ワクチン費用は4,000円〜20,000円程度。国により予防する「病原」が異なりますので、料金も異なります。なお、ワクチン接種が不要な国もあります。 東南アジア各国の海外移住に必要な費用の詳細はこちらの記事でも紹介しています。 お金がなくても海外移住する方法 十分にお金がない、必要資金がない予算がない方が海外移住を成功させるための工夫できる点をいくつかご紹介します。 物価の高い国を選択肢から外してみる まずは、物価が高くない国を選択することから検討してみましょう。物価が高い国を選ぶと必要資金や生活費用もかかりますので、物価の安い国を選ぶのが賢明です。 下記にて、物価が高いと言われるヨーロッパと、物価の安い東南アジアの費用を例に、一部解説します。 渡航費 ビザ 家賃 食費 光熱費 通信費 交通費 ヨーロッパ(イギリス) 約9万円〜30万円 6万円〜9万円 約8万円〜20万円 約6万円〜12万円 約10,000円 月2,000円程度 月20,000円 東南アジア(ベトナム) 約3万〜8万円 3万円(就労ビザ+必用書類) 約3万円〜7万円 約5万円〜8.5万円 約5,000円 月1,000円程度 月4,000〜20,000円 このように、ヨーロッパの国々での移住費用と生活費用は東南アジアよりも高めとなります。 生活費を低くおさえる 物価が安い国を選んだ上で、さらに生活費をおさえる、貯金額を減らさない努力も大切です。外食を少なくして自炊にしたり、職場まで近い地域に居住し通勤費をおさえるなど節約することも可能です。下記は一般的なヨーロッパの国々と東南アジアでの生活費の違いです。 【1ヶ月〜半年間】生活費用比較 1ヶ月の費用(min~max)…
税金が安いドバイに移住するためのビザとは?申請条件や準備費用を解説
税金の安さから、海外移住先として注目を集めるドバイ(UAE)。「実際にドバイに住むには、どのような条件や手続きが必要なのだろうか」「永住権は取得できるのか」といった疑問をお持ちの方も少なくありません。 物価や生活費、そして移住のメリット・デメリットを正しく理解しないまま計画を進めると、思わぬ失敗につながる可能性があります。特に、海外に在住しながら資産運用を行う上では、現地の最新情報を把握することが不可欠です。 この記事では、ドバイ移住を検討している方に向けてこの記事では、ドバイ移住を検討している方に向けて以下の内容を紹介します。 2026年現在の最新情報に基づき、資産運用の専門家の視点から詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 ドバイ移住のメリット・デメリットを徹底比較 ドバイ移住を検討する上で、まず理解しておくべきメリットとデメリットを解説します。 ドバイ移住のメリット5選 1. 税金が圧倒的に安い ドバイ移住における最大のメリットは、税制上の優遇措置です。個人の所得税、相続税、贈与税、固定資産税が一切かかりません。これは、資産形成において極めて大きなアドバンテージとなります。法人税は2023年6月から導入されましたが、税率は9%と国際的に見ても低水準です。さらに、仮想通貨(暗号資産)の売却益も非課税のため、投資家にとって非常に魅力的な環境と言えるでしょう。 2. 高い安全性と治安の良さ ドバイは世界的に見ても犯罪率が低く、治安が良いことで知られています。厳格な法制度と高度なセキュリティシステムが整っているため、女性や子供も安心した生活が可能です。 3. 国際的なビジネスハブ 世界中から人・モノ・金が集まる国際都市であり、ビジネスチャンスが豊富にあります。特にフリーゾーンと呼ばれる経済特区では、法人税が免除されるなど、起業家にとって有利な条件が整っています。 4. 英語が公用語同様に通じる ドバイの公用語はアラビア語です。しかし、住民の8割以上が外国人のため、行政手続きや商業施設、医療機関など、生活のあらゆる場面で英語が通じます。言語の壁を感じることなく生活を始められるのは、大きなメリットです。 5. 高水準の生活インフラ 世界最先端の医療機関、インターナショナルスクール、商業施設、交通網が整備されており、非常に高いレベルの生活水準を享受できます。 注意すべきドバイ移住のデメリット4選 1. 生活費、特に家賃が高い ドバイの物価は年々上昇しており、特に家賃は高騰しています。2026年現在、中心部の1LDKで月額25万円〜35万円程度が相場です。また、賃貸契約は1年分を一括で支払うのが一般的であり、初期費用が大きくなる傾向があります。 2. 猛烈な暑さ 5月から9月にかけては、日中の気温が40℃を超える酷暑となります。屋外での活動は厳しく、日中は空調の備わっている屋内中心の生活スタイルになるでしょう。 3. 日本の金融サービスが利用不可 海外へ移住(非居住者となる)すると、原則として日本の証券口座や銀行口座の大部分は利用できなくなります。渡航前に資産を海外の金融機関に移すなどの手続きが必要です。FPの視点から見ると、この点を考慮せずに移住し、後から慌ててご相談に来られる方が非常に多いのが実情です。 4. イスラム文化への理解が必要 イスラム教の文化や慣習(ラマダン期間中の断食、飲酒の制限など)への理解と尊重が求められます。外国人に対しては比較的寛容ですが、公共の場での振る舞いには注意が必要です。 あわせて読みたい 「海外移住はやめとけ、甘くない」と言われる理由とは?メリット・デメリットを解説 お金がなくても海外移住はできる?失敗しない方法や各国の移住費用を徹底解説! ドバイへの移住できる主なビザの種類と申請条件 ドバイに居住するためには、目的に応じた居住ビザの取得が必須です。ここでは、日本人が取得しやすい代表的なビザの種類と、2026年現在の申請条件や手続きについて解説します。 1. 法人設立ビザ ドバイを含むアラブ首長国連邦(UAE)に法人を設立することで、2年または3年間の居住ビザを申請できます。このビザは、起業家やフリーランスとしてドバイで活動したい方に最適な選択肢です。 2. 不動産ビザ(投資家ビザ) ドバイで一定額以上の不動産を所有することで取得できるビザです。退職後の移住や、資産の一部をドバイ不動産で運用したい富裕層に人気があります。 3. 被雇用者ビザ 被雇用者ビザはドバイの現地企業に就職し、正社員として働く場合に取得できます。最も費用を抑えて移住できる方法の一つです。 4. バーチャルワーキングビザ 日本の企業に在籍したまま、あるいはフリーランスとして海外から収入を得ながら、ドバイに1年間滞在できる比較的新しいビザです。デジタルノマドとしてドバイでの生活を試してみたい方に適しています。 5. ファミリービザ 上記のいずれかのビザを保有する人がスポンサーとなり、配偶者や子供のために申請するビザです。法人設立ビザはドバイを含むアラブ首長国連邦(UAE)に法人を設立することで3年の居住ビザを申請することができます。…
老後のベトナム移住はあり?生活費・ビザ・年金・失敗しないポイントを紹介
物価の安さや温暖な気候、食事の親しみやすさなどから、ベトナムへの老後移住を検討している人もいるのではないでしょうか。 「退職後はベトナムでゆっくり暮らしたい」「日本の年金だけで生活できるのか知りたい」「ベトナムには退職者向けのビザがあるの?」「ホーチミン、ダナン、ハノイのどこが老後生活に向いている?」 このような疑問を持つ人は少なくありません。 結論からいうと、ベトナムは数週間から数カ月のロングステイ先としては魅力的ですが、仕事・投資・家族関係などの滞在資格がない人が、退職後に長期間住み続けるのは簡単ではありません。 2026年7月時点で、ベトナムには年齢や年金収入、保有資産だけを条件とする一般的なリタイアメントビザがないためです。 そのため、最初から日本の生活基盤を手放して完全移住するのではなく、45日から90日程度の試験滞在や、日本とベトナムを行き来する季節移住から始めるのが現実的です。 この記事では、ベトナムへのリタイア移住の魅力、老後の生活費、必要資金、ビザ、年金、保険、資産運用、都市ごとの特徴、失敗を避けるための準備について詳しく解説します。 ベトナムへの老後移住は可能? ベトナムに住むこと自体は可能ですが、観光目的の滞在と、生活拠点を移す長期移住は分けて考える必要があります。 日本国籍者は一定の条件を満たせば、ビザを取得せずにベトナムへ入国できます。 査証免除で滞在できる期間は、入国日から45日以内です。入国時点でパスポートの有効期間が6カ月以上残っていることや、帰国または第三国へ出国する航空券を持っていることなどが条件となります。査証免除で入国した場合、原則としてベトナム国内で滞在期間を延長することはできません。 45日を超えて滞在したい場合は、事前に電子ビザ(e-Visa)を取得する方法があります。電子ビザの有効期間は最長90日で、1回入国と複数回入国のいずれかを選択できます。 ただし、45日間の査証免除に90日間をそのまま追加できるわけではありません。また、電子ビザを取得すれば自動的にベトナムへ永住できるわけでもありません。 ベトナムにリタイア移住できる退職ビザはある? 「ベトナムの退職ビザ」や「ベトナムのロングステイビザ」を探している人もいますが、2026年7月時点で、ベトナム政府の公式案内には、年齢・年金収入・預貯金だけを条件とした一般的なリタイアメントビザは確認できません。 タイやマレーシアなどには、一定の年齢や収入、資産を条件とする長期滞在制度があります。一方、ベトナムでは「退職した人だから」「十分な年金や資産があるから」という理由だけでは、長期滞在資格を取得できないのが現状です。 90日を超えて継続的に滞在するには、おもに次のような資格が必要です。 就労や投資の名目を形式的に用意すればよいわけではありません。実際の雇用関係、投資、事業活動などが求められるため、老後の滞在資格を取得するためだけに安易に会社を設立することはおすすめできません。 ビザ制度は変更される可能性があるため、実際に申請する際は、ベトナム出入国管理局、在日ベトナム大使館、外務省などの最新情報を確認してください。 老後のベトナム移住が注目される5つの理由 1.日本人にも親しみやすい食文化 健康にも関わる食事が自分に合うかどうかは、海外で生活するうえで重要です。 ベトナムには、フォー、ブン、春巻き、チャーハン、おかゆなど、米や米麺を使った料理が数多くあります。 野菜やハーブを多く使った料理、比較的あっさりとした味つけの料理も多く、海外の食事に慣れていない人でも選択肢を見つけやすいでしょう。 ただし、料理によってはパクチー、ヌクマム、唐辛子、八角などが使われます。すべてのベトナム料理が日本人に合うとは限らないため、試験滞在中に日常的に食べられる店を探しておくことが大切です。 ハノイ、ホーチミン、ダナンなどの都市部には、日本食レストラン、日本の食品を扱うスーパーマーケット、輸入食品店もあります。ただし、日本から輸入された米、調味料、加工食品などは、現地の商品より高くなる傾向があります。 2.生活スタイルによっては生活費を抑えやすい ベトナムでは、ローカルレストランでの食事、配車サービス、通信費、美容サービスなどを日本より安く利用できることがあります。 現地の商品やサービスを中心に生活すれば、毎月の生活費を抑えられる可能性があるでしょう。 一方で、次のような生活を希望すると支出は増えます。 「ベトナムなら日本の半額で暮らせる」と一律に考えるのではなく、自分が希望する住居、食事、医療、移動手段をもとに生活費を計算する必要があります。 3.暖かい地域を選べる ベトナムは南北に細長く、地域によって気候が大きく異なります。 南部のホーチミンは年間を通して暑く、北部のハノイには比較的はっきりとした季節の変化があります。中部のダナンは温暖なビーチリゾートですが、台風や大雨、浸水の影響を受けることがあります。 寒さが苦手な人にとって、暖かい環境で暮らせることは魅力です。ただし、高温多湿の気候は、熱中症、脱水、疲労、睡眠不足などの原因にもなります。 特に高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくくなることがあるため、こまめな水分補給や休憩が必要です。外務省も、高温多湿の環境では熱中症や脱水症への対策が必要だと案内しています。 4.都市によって異なる暮らし方を選べる ベトナムでは、にぎやかな大都市、海沿いのリゾート都市、歴史や文化が残る都市など、自分の希望に合った滞在先を選べます。 ただし、観光で訪れたときの印象と、毎日生活したときの印象は異なります。少なくとも数週間、できれば雨季と乾季の両方を体験してから都市を決めるのがおすすめです。 5.国内外への旅行を楽しみやすい ベトナム国内には、ダナン、ニャチャン、フーコックなどのビーチリゾートがあります。 ダナン周辺には世界遺産の街ホイアンや古都フエがあり、ハノイからはハロン湾やニンビン、ホーチミンからはメコンデルタなどへアクセスできます。 日本に住んでいると長期休暇が必要になる東南アジア各国にも、比較的短時間で移動できます。退職後に国内外の旅行を楽しみたい人にとって、ベトナムは魅力的な拠点となるでしょう。 ホーチミン・ダナン・ハノイの老後生活を比較 ベトナムへの老後移住を考える際は、都市ごとの気候、医療、交通、生活費を比較することが大切です。 都市 おもな魅力 注意点 向いている人 ホーチミン 生活利便性が高く、私立病院や日本語対応クリニックの選択肢が比較的多い 交通量、騒音、暑さ、中心部の家賃 便利な都市生活や医療環境を重視する人 ダナン 海に近く、街が比較的コンパクト。ホイアンやフエにも行きやすい…
海外在住者が一時帰国で免税を受ける条件とは?2026年の新制度「リファンド方式」対応ガイド
「海外居住者の場合、日本人でも一時帰国をしたら誰でも免税されるの?」「一時帰国の際に税関に申告は必要なの?」と帰国時に疑問に思ったことはありませんか。 海外在住者が一時帰国時に免税を受けるには、複数の条件を満たす必要があります。単にレジで買い物をしただけでは免税価格で購入できません。さらに、「リファンド方式のことがよくわからない」「綿税品を開封してしまい対処の仕方がわからない」といった悩みもつきものです。 本記事ではこういった悩みをお持ちの方に向けて、以下の内容について解説しています。 すでに日本人で海外在住者となっている方はもちろん、帰任後に再び海外に渡る予定がある方や、これから日本を出る方(海外在住)にも参考になるはずです。本記事を読んで日本帰国時にお得に買い物しましょう。 免税(タックスフリー)とは? 条件を満たした人が特定の店で商品を購入するときに、消費税をはじめとする税金を免除されることがあります。 海外在住者が一時帰国して購入した商品は、いずれ海外へ持ち出されることが想定されるため、いわば輸出と同じ状態です。 そのため貿易で輸出するときと同様に、消費税などの税金を納める必要がありません。 ただし、購入した商品が輸出と同じ扱いとなるには「帰国してから開封しないといけない」などの条件があるので、次の章以降で確認しましょう。 一時帰国時に免税を受ける条件 海外在住者が日本への一時帰国で免税を受けるには、以下の3つの条件を満たす必要があります。 免税を受けるための条件をそれぞれ詳しく確認しましょう。 日本国籍で日本の非居住者または外国籍の方 令和5年4月1日(2023年4月1日)からは、外国為替及び外国貿易法第六条第一項第六号(定義)に規定する非居住者の要件、及び、以下の要件を満たす者について免税購入対象者となります。 対象者 免税を受けるための条件 外国籍を有する非居住者 「短期滞在」「外交」「公用」の在留資格を有する者、または出入国管理及び難民認定法第十四条から第十八条までに規定する上陸の許可を受けて在留する者等 日本国籍を有する非居住者 国内以外の地域に引き続き二年以上住所又は居所を有することを「在留証明」又は「戸籍の附票の写し」により確認がされた者※ 観光庁のWebサイトに記されている内容から、免税を受ける場合は国籍に関わらず日本の非居住者である必要があります。 ※「在留証明」「戸籍の附票の写し」は、免税購入対象者が最後に入国した日から起算して6ヶ月前の日以後に作成されたものにて確認する必要があります。 出典:観光庁「消費税免税制度改正のお知らせ(令和5年4月1日施行)」 日本国籍で日本の非居住者となる条件は2年以上住所または居住を有することです。 2年以上海外に住む予定で海外移住しても、免税価格で買い物ができると思われる方もいるかもしれませんが、実際に2年以上住所または居住を有していないといけないことに注意しましょう。 2026年11月からは、日本人一時帰国者の確認書類として新たに「マイナンバーカード(国外転出の記載があるもの)」も利用できるようになります。これにより、在留証明や戸籍の附票の写しの取得が難しい場合でも、より簡便に免税手続きを進められるようになります。 1日あたり1店舗で5,000円以上一般物品・消耗品を購入 11日あたり1店舗で一般物品または消耗品を5,000円以上購入すると、免税価格で購入可能です。消耗品を購入する場合は5,000円以上、50万円以下の範囲が免税となる点には注意が必要です。 免税価格で購入できるのは生活で使用する一般物品や消耗品のみで、事業用などの商品は免税価格で購入できません。購入する商品に注意しながら5,000円以上購入し、消耗品を含む場合は50万円以下に抑えるようにしましょう。 2026年11月からは、消耗品の特殊包装が廃止され、一般物品と消耗品の区分も廃止されます。これにより、購入手続きがより簡潔になります。 未免税購入品の「未開封義務」と「30日以内の国外へ持ち出し」 免税購入品を「日本国内で消費せず、輸出(海外での消費)と同等に扱う」という原則に基づいています。そのため、日本国内で開封・使用した免税購入品は国内消費とみなされ、免税の対象外です。 免税品は、専用の袋や箱に封印されます。絶対に日本国内で開封しないでください。開封した場合、その免税品にかかっていた消費税を後日追徴される可能性があります。 また、購入日から30日以内に必ず日本を出国する必要があります。長期滞在などで30日を超えた場合も、国内消費と見なされ、免税の対象外となるため注意が必要です。 2つの厳守事項を守るため、免税での買い物は「できるだけ日本出国直前」に行うようにしましょう。これにより、開封や30日制限の違反リスクを最小限に抑えることができます。 【2026年版】一時帰国で免税するために必要な入出国手続きと「リファンド方式」の注意点 一時帰国をした際に購入した品を免税するためには、入出国時に手続きが必要です。手続きを忘れると、免税対象ではなくなる可能性があります。また、2026年11月に始まるリファンド方式について詳しく解説しているので確認しておきましょう。 一時帰国で免税するために必要な入出国手続きの手順 一時帰国で免税するためには以下の手順で手続きを行います。 日本入国時にパスポートに入国スタンプをもらうことが、免税手続きの最初の重要なステップです。 自動ゲートでは係員に申し出て、審査官がいるゲートでは審査官に申し出ればスタンプを押してもらえます。スタンプなしの場合は購入した商品を免税することができません。 海外在住者の中には自動ゲートを利用する方も多いかもしれませんが、免税を受ける予定がある場合は必ず有人ゲートでスタンプを押してもらうようにしましょう。 出国時には空港の税関で、商品購入時にもらった書類の提出が必要です。 商品購入時には忘れずに書類をもらうようにして、同書類を大切に保管しておきましょう。 2026年10月までは、従来の方式で免税手続きが行われます。2026年11月からは、新しい「リファンド方式」が導入され、税関での手続き方法が変わります。 2026年11月以降の新制度「リファンド方式」の注意点 2026年11月1日購入分からは、消費税免税制度が大きく変わります。従来は免税店での購入時に消費税が免除されていましたが、新制度では一旦税込価格で購入し、出国時に消費税相当額を返金(リファンド)する方式に移行予定です。 出国時の手続きは以下の通りです。 重要な注意事項: 免税手続き用の端末に提示する際、購入した免税対象物品を全て所持している必要があります。そのため、空港で手荷物を機内預けした後に免税手続きを行うことはできません。時間的余裕を持って空港に到着し、搭乗手続きまでに税関確認を完了する必要があります。 あわせて読みたい 一時帰国時に免税店で買い物するときの手順 免海外在住者が免税店で実際に商品を購入する手順は以下の通りです。 注意すべき点は5,000円以上購入しなければいけない点と、消耗品を含むお会計の場合は50万円以下に抑えないといけないという点です。 お会計では店員に免税をしたい旨を伝えてパスポートを提示します。また、2023年4月から導入されている「Visit…
老後にマレーシア移住はあり?海外移住をする際に気をつけるポイントとは
定年後に老後を海外で生活したいと考えている人や、気候の穏やかなあったかい国でのんびり暮らしたいと考えている人はいませんか。 近年定年後、老後の移住先として注目を集めているのが、東南アジアのマレーシアです。「マレーシアに移住するには?」「マレーシアに住むにはどうすればいいか?」「マレーシアで暮らすにはどのようなビザがあるのか?」など疑問に思うことが多いと思います。 本記事では、マレーシア移住の人気が高まっている理由や、移住するために必要なことや気をつけること、条件などを解説していくので、参考にしていただけたら幸いです。 老後にマレーシア移住が人気になっている理由 老後にマレーシアを選ぶ人が増えている理由はさまざまですが、移住費や物価が安く、生活コストが抑えられることや、温暖な気候で体の負担が少ないことが挙げられます。 また、東南アジアのおおよそ中心に位置するため、他の東南アジアとの距離も近く、旅行がしやすいことから、人気が高まっているのでしょう。マレーシアが注目を集めている理由を順番に解説していきます。 移住費や物価が安く生活費が抑えられる 1つ目の特徴として、マレーシアに移住するための費用や物価が安いため、費用が抑えられることです。 日本と比べると物価が1/3〜1/2となっており、生活コストを落とせるというメリットがあります。住む地域にもよりますが、首都のクアラルンプールでは、家賃が約10万円で3LDKのお部屋でジム、プール付きのタワーマンションに住むことができます。 また、水道光熱費も、電気代や水道代は月1,000円を切るなど日本と比べると安いです。ただし、水道水は飲めません。 温暖な気候で安定している 熱帯気候に属しているので、暑いと思われがちですが、日本の真夏に比べると35度を超える日が少なく、スコールが降ったあとは気温が下がるため、快適に過ごすことができます。 一年を通じて、30度前後の最高気温となるため、日本の真夏よりは快適に暮らすことができるはずです。 英語が通じる マレーシアの公用語はマレー語、英語となっています。中国系の移民が多いエリアでは中国語やインド系の移民が多いエリアでは、タミール語が使用されています。 このように多民族国家であるため、英語が共通語として使われているため、英語が使える人にとっては安心材料の1つになるはずです。 また、日本人であるからといって、街を歩いていても外国人として浮くことはありません。そのため、さまざまな文化を体験できるため、多くの文化に触れ合って楽しめる人も多いでしょう。 長期滞在できるMM2Hなどのビザがある マレーシアに滞在できるビザの種類の中にリタイアメントビザの代わりのようなMM2Hというものがあります。MM2Hは最長5年滞在できるビザです。再度申請し、延長することによって10年滞在することも可能です。 ある一定以上の収入や資産の証明が必要になりますが、条件を満たすとビザが発行され、長期にわたってマレーシアに滞在することが可能になります。リタイアメントビザとしても取得しても良いでしょう。 旅行などで一度訪れて、環境を確かめてから、MM2Hのビザを発行するというのも、1つの方法です。 クアラルンプール空港は有名なLCCの本拠地なので他の国への旅行が簡単 首都にあるクアラルンプール空港はLCCの拠点になっています。そのため、周辺国に旅行する際、安く旅行することが可能です。 LCCの拠点としているのは、エアアジアXやファイアフライです。それらの航空会社を利用することで、費用を抑えた東南アジアの旅行を楽しむことができます。 マレーシア移住する際の注意ポイント マレーシアに移住する際の注意があります。本記事では特に大事な5つのポイントを解説します。 海外旅行保険などに加入しておく 海外に移住する際は保険に加入しておきましょう。マレーシア以外の国に移住する場合でも言えることですが、病気などで病院に行かなければならないという状況が起こった時に、保険に加入していないと、高額な医療費がかかります。 補償内容などが、しっかりカバーされているものを選ばないと、補償上限を超えて、500万円以上の請求が来た事例もあるため、保険の加入は重要です。保険に加入しない失敗を避けるためにも、慎重に選びましょう。 健康管理には気をつけておく マレーシアの医療水準は高度で日本と比較しても同水準ですが、診察までに時間がかかるなど、日本と比べて劣る部分もあり、日本語に対応している病院に行くと時間がかかってしまう場合があります。 そのため、健康的な食生活や適度な運動を心がけることで、少しでも病気にかかるリスクなどを減らすことが可能です。ジムやプールがついているコンドミニアムが充実しているため、活用することはとても大切です。健康管理を怠る失敗をしないよう、日々の生活習慣を意識しましょう。 日本よりは衛生面がよくない 日本に比べると衛生面はよくないです。しかし、首都のクアラルンプールなどは整備されているため、問題なく暮らすことができます。 水道水に関しては、飲むことができません。コンタクトなどを利用している人は洗浄に適している水ではないので、注意が必要です。 熱帯特有の病気などもあるため、食品は必ず火を通してから食べることをお勧めします。 物価上昇のリスクがあることに気をつけておく マレーシアでは毎年約2〜3%程度物価が上昇しています。コンドミニアムなどの家賃も年々高くなっています。2023年6月現在では、前年比2.4%上昇しているため、貯金などで移住を考えている場合、物価上昇にも対応できる貯金資産を準備しておくことが大事です。 年金の受け取りの手続きを行っておく 年金を受け取っている人は、必ず手続きを済ませてから移住をすることが大切です。日本年金機構に年金請求を行います。 身分証明などの必要書類を提出し受け取り口座を選ぶことで、マレーシアの口座でも受け取ることができます。 海外移住してからでも申請することはできますが、必要書類などを準備する必要があるため、セカンドライフの移住する前に手続きを行うほうがスムーズにできるはずです。 老後にマレーシア移住するための準備 老後にマレーシアに移住するための手順を紹介します。 マレーシアにある銀行で定期預金口座を開設する マレーシアにある銀行で、マレーシアの通貨であるリンキッドで定期預金する必要があります。 50歳未満の人であれば、30万リンキッド(約950万円)、50歳以上の人であれば、15万リンキッド(約470万円)の定期預金が必要です。(2023年10月現在) マレーシアの通貨で定期預金を行うことで、MM2Hのビザを申請することが可能です。 マレーシアに滞在できるビザを取得する はじめに、マレーシアに滞在できるビザを取得します。必要な資産や書類を準備し、マレーシア・マイ・セカンドホームセンターへ提出します。 パスポートの確認と航空券のチケットを取得する 認可が降りた段階で航空券のチケットを取得します。パスポートは事前に期限を確認しておくことが大切です。残り期間が短いとビザが降りないということや、航空券の取得ができないということがあるため、確認しておきましょう。 健康診断など出国前に手続きをする 健康診断などで大きな病気がないか事前に確認する必要があります。健康診断書や医療保険証明などの書類を移民局に出す必要があるからです。 出国する前に日本でできる準備等は済ませておくとマレーシアに渡航してからスムーズに生活を始めることができます。…
海外赴任中の証券口座は放置NG!維持できるおすすめ3社と継続の留意点
「海外赴任が決まったけれど、今の証券口座はそのまま使えるの?」 「海外からでも制限なく株式投資を続けられる方法は?」と海外赴任や海外移住が決まった方がよく相談される悩ましい問題です。 急な海外赴任や駐在を控えた際、多くの方が直面するのが「日本の証券口座の利用制限」という壁です。実は、多くの国内ネット証券では、非居住者になると新規買付ができなくなるだけでなく、原則として口座解約を求められるケースが少なくありません。 知らずに放置していると、「強制解約」や「意図せぬ特定口座の廃止」といったリスクに加え、出国時の資産額によっては「出国税(国外転出時課税)」の対象になることもあります。 そこで本記事では、海外赴任・移住後も投資を諦めたくない方に向けて、非居住者でも利用可能な証券口座などの具体的な選択肢と、二重課税を防ぐための税務上の留意点を徹底解説します。海外での資産運用を「制限」ではなく「チャンス」に変えるために、出発前に知っておくべき知識をまとめましたので参考にしてみてください。 海外移住後に株式投資を続けられる証券会社かどうかを確認 海外赴任や海外移住が決まった際、まず確認すべきは、現在利用している証券会社の利用規約です。日本の証券会社の多くは、基本的に日本国内の居住者をサービスの対象としています。そのため、税法上の「非居住者」に該当する場合、これまで通りに証券口座を使い続けることは難しくなります。 かつては海外転出すると即解約という流れが一般的でしたが、近年、主要ネット証券の対応が変わりつつあることを押さえておきましょう。 例えば、楽天証券では、出国から5年以内に帰国予定であれば、所定の手続きを行うことで口座を維持し、日本株式や個人向け国債を継続保有できます。NISA口座も最長5年間は維持可能ですが、海外滞在中の新規買付はできません。 また、SBI証券でも2025年5月より制度が拡充され、2親等以内の親族などを「常任代理人」に設定することで、出国後もNISA口座や課税口座での資産保持が可能になりました。ただし、こちらも帰国予定が未定(6年以上など)の場合は閉鎖が必要となるほか、海外からの新規注文は原則として制限されます。 このように、多くの国内証券会社では「資産の維持(ホールド)」はできても、「海外に住みながら自由に株式投資を続ける」ことは依然として困難です。資産をただ眠らせるのではなく、海外滞在中も積極的に運用を続けたいのであれば、非居住者に対応した新たな選択肢を検討する必要があります。 あわせて読みたい 海外赴任後も新NISA口座は継続可能?非居住者・海外赴任者向けに解説 海外移住後に株式投資を利用できる証券会社で契約 日本の証券口座の継続が難しい場合、海外在住者が資産運用を続けるための最も現実的な解決策は、「非居住者へのサービスに特化した証券会社」で新たに口座を開設することです。 海外在住の日本人にとっておすすめの証券口座は、居住国や投資スタイルによって異なりますが、主に国際的なサービスを展開している証券会社が選択肢となります。非居住者この日本人投資家から特に支持されている、代表的な3社をご紹介します。 インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券) 海外在住の投資家の間で最も人気のある選択肢の一つです。日本語に対応しており、世界中のほぼ全ての市場の株取引が可能で、手数料も安く、資産運用の自由度が高い点が大きな魅力です。アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、どの地域に在住していても利用しやすいグローバルなプラットフォームは、多くの海外駐在員や海外移住者にとって心強い味方となるでしょう。 フィリップ証券 フィリップ証券はシンガポールを拠点とし、アジア全域で強固な基盤を持つ証券会社です。特にシンガポールや香港に在住している方には、地域に根差したサポートが期待できるためおすすめです。日本語のカスタマーサービスも提供しており、日本の投資家が安心して株取引を始められる環境が整っています。 Firstrade(ファーストレード) Firstrade(ファーストレード)は アメリカの株式投資を中心に考えている方におすすめの証券会社です。多くの米国株やETF(上場投資信託)の取引手数料が無料である点が最大の特徴で、コストを抑えながら資産運用を行いたい海外在住者に適しています。 海外で証券口座を選ぶ際は、ご自身の語学力、投資したい国や商品、そして何よりお住まいの国から利用可能かどうかを事前にしっかりと確認することが重要です。まずは現在利用している証券口座が非居住者でも利用できるかを確認し、必要であればこれらの海外の証券口座の開設を検討しましょう。 海外移住先の税率を考慮している方は2か所で税金が発生することに留意 税率の低さを考慮して海外移住先を選ぶ方もいますが、海外での資産運用や投資においては、税金が二重に課される可能性がありますが、実際には租税条約や外国税額控除によって調整されるケースが多い点も理解しておくことが重要です。具体的には、「居住している国で課される税金」と「投資対象の国で課される税金」の2種類が存在します。 これらの税率は、各国の税制だけでなく、二国間で結ばれている「租税条約」の内容によって大きく変わります。この仕組みを理解せずに資産運用を行うと、想定以上に税金の負担が重くなる、あるいは不適切な手続きによって後々大きな問題に発展するリスクがあります。 例えば、タイに在住しながらアメリカの株式に投資した場合の税金を見てみましょう。(※税率は変動する可能性があるため、2026年現在の一般的な例として参照してください) 利益の種類 タイの税率 アメリカの税率 最終的な税負担(ケースにより変動) キャピタルゲイン(売買益) 0% 0%(※タイに送金しない場合) 0% インカムゲイン(配当) 累進課税(0〜35%) 10〜30%(租税条約により軽減) 外国税額控除により調整(単純合算ではない) インカムゲイン(利子) 課税あり(累進または源泉) 原則0%(一定条件あり) 外国税額控除により調整 ※海外所得は「現地への送金有無」や「居住ステータス」によって課税関係が大きく変わるため、実際の税負担は個別条件により異なります。 この例では、キャピタルゲイン(株の売却益)については非課税となり、日本で投資するよりも有利に見えます。しかし、配当や利子に対する税率は、両国での課税を合わせると決して低くはありません。これが、例えばシンガポールや香港、ドバイといった他の国であれば、また異なる税率が適用されます。 このように、海外での資産運用を成功させるには、移住先の税制だけでなく、投資対象国との租税条約を含めた国際税務の知識が不可欠です。特に、税務知識に苦手意識がある方は、ご自身で全てを把握するのは困難なため、専門家のアドバイスを求めることが賢明な判断と言えるでしょう。 すでに株式を保有している方は出国税が適用される可能性がある 海外移住や海外赴任の際、すでに多額の金融資産を保有している方は、「国外転出時課税制度(通称:出国税)」に注意が必要です。海外へ転出する時点で、株式や投資信託などの対象資産の合計額が1億円以上ある場合に、その含み益に対して日本の所得税が課される制度になっています。 この制度のポイントは、実際に資産を売却していなくても、出国するタイミングで「売却して利益が確定した」とみなされ、課税対象となる点です。つまり、長年の資産運用で大きな含み益が出ている場合、多額の税金を納める必要が生じる可能性があります。 ただし、この出国税には納税猶予制度が設けられています。出国前に納税管理人を選任し、所定の手続きと担保の提供を行えば、原則として5年間、納税を猶予してもらうことが可能です。さらに、延長の申請が認められれば、最長で10年間まで猶予期間を延ばすことができます。 この制度は、海外移住後すぐに多額の現金を用意するのが難しい方や、海外赴任から数年で帰国する予定の方にとっては非常に重要な選択肢となるでしょう。1億円以上の金融資産を保有して海外へ渡航する方は、ご自身の資産運用計画と照らし合わせ、「出国税の対象となるか」「納税猶予制度を利用するか」を事前に専門家へ相談しておくことを強くおすすめします。 海外移住で株式投資を続けるには国際税務知識が必要 海外赴任、海外駐在、そして海外移住など、どのような形であれ、国境を越えて資産運用を続けるには、常に最新の国際税務知識をアップデートしておく必要があります。本記事の重要ポイントを改めて整理しましょう。 これらの複雑な手続きを一人で完璧にこなすのは、大きなリスクを伴います。FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から言えるのは、「迷ったら国際税務の専門家に相談する」ことが、結果的に資産を守る最も確実な近道であるということです。…
日本は本当に”ヤバイ”のか?海外移住者が増えている理由を解説
「現状の生活感を変えていきたい」「日本にこのまま住んでいても未来がない?」「巷では日本が”ヤバイ”と噂されているが本当なのか?」「海外移住してる人が増えているが、自分も移住を目指すべきか」 今回はこういった悩みを持つ方へ、海外移住について詳しく解説いたします。ぜひご参考ください。 「海外永住者」は過去最高 令和4年の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外へ永住する方は約55万人と過去最高を記録しました。ここ20年で見ても約25万人超の永住者は増えています。 特に女性永住者の割合が約62%と過半数を占めています。やはり、男性とくらべると賃金水準の伸び率が低く、また、子育てや教育の観点から海外移住を目指したい方が多く見受けられます。 永住者の数はコロナ禍を除いて毎年、上昇しており、賃金上昇や働き方の見直しが進まない限り、日本の未来はないと判断され、人材はますます海外に流出していくでしょう。 どうして日本が「ヤバイ」「終わり」と言われているのか 日本に未来が見えない「オワコン」と感じる若者が多い 日本財団が発表した「18歳意識調査」によると、日本の若者が「自分の国の将来が良くなる」と答えたのは約14%と低水準です。 一方、中国では約96%が「自分の国の将来は良くなる」と答えており、いかに日本の若者が未来に悲観的かが際立ちます。 日本では少子高齢化や社会保障負担の問題が深刻化しており、多くの若者が将来に希望を持てないのも無理はありません。このような状況を「ヤバイ」「終わり」「オワコン」と感じた若者たちが、海外移住を希望するケースは今後さらに増加していくと予想されます。 コロナ不況による経済悪化 コロナの不況で経済成長が停滞しています。2023年の初めにはリーマンショック以来、全ての業種で9ヶ月連続で倒産件数増加を記録しています。 コロナが始まるまでは、インバウンド需要で経済は成長していました。しかし、コロナが終わってインバウンド需要が戻っても、国民の生活様式は低価格思考になり、大手の百貨店は閉店を余儀なくされています。 国民の消費が減ることで賃金上昇が望めず、さらに経済に不安を感じる人が多くなるでしょう。 働き方改革が進んでいない 終身雇用や年功序列の影響により、時間あたり労働生産性は落ち込みを見せています。海外では、終身雇用を採用しているのは公務員のみで、その他の民間企業では、転職している人が多いです。 成果を出さないと雇用が途切れてしまう成果主義を採用しているので世界の労働生産性は向上しています。また休暇の面でも、人手不足により中々休みが取れず、有給取得率も低いのが、わが国の現状です。 海外労働者が日本を選ばない 日本の働き手不足は外国人労働者で補ってきました。しかし、近年、外国人の働き手は増加していないのが実情です。 外国人労働者の割合が高いベトナムでは、ここ6年間で賃金が30%超も上昇しており、日本との賃金格差は縮まっています。外国人労働者にとって日本に出稼ぎに行くメリットはなく、このまま円安傾向や物価高が続けば、とても残念ですが、日本はますます選ばれない国になっていくかもしれません。 日本人の海外移住希望者が増えている背景 高い給与水準 海外の給与水準は上昇傾向 移住先の国によりますが、海外に出稼ぎに行くと給与は上昇します。全労連の「経済指標国際比較」によると、海外の給与水準は上昇傾向です。日本人の給料は30年でほぼ伸びていないのが実情です。そして、海外に通じる専門職で雇用されると、日本と大きく平均年収が開いているので所得が大きく増加するでしょう。 海外赴任手当の存在 また、日本企業に勤め、海外転勤する場合には、給与に海外赴任手当がつくので、年収アップに期待を持てます。福利厚生も付いていますので、安心して在住ができます。 働き方が進化し、リモートワークが可能に コロナ禍によりリモートワーカーが増え、今は場所にとらわれずに働くことができます。生まれた国で生涯仕事をする価値観はなくなり、インターネットで完結する仕事であれば、国を選べて生活できる時代になりました。 日本の物価は高騰しており、生活費はこれからも圧迫していきます。しかし、コストの安い国に移住すると資金も増え、幸福度も高まるでしょう。 最適な気候で暮らすことができる 気候が良い国に移住すると、快適な暮らしが実現できます。本人の好みにもよりますが、東南アジアのベトナム、タイ、マレーシアなど暖かい気候の国を選択すれば、最適な気候で暮らせることも多く、幸福度が高まるかもしれません。 50代〜老後を見据えた海外移住 最近では、50代〜老後に年金を得ながら、海外移住をする方も増加しています。物価の安い国に移住すると、老後年金を得ながら、貯金を減らさずに生活できるので、将来の不安も弱まるかもしれません。また、台湾・タイではリタイアメントビザ(退職者ビザ)の取得しやすいように配慮されています。 また、海外移住を検討する際に、大事なことは「お金の通り道」の確保です。移住はただの旅行ではなく、その地に長期間住み続けることになりますし、もしかしたら国・場所を変えるかもしれません。 その際、どこに移住しても『有効に使える銀行』『有効に使える資金運用』を海外で今のうちから準備しておきましょう。 老後長生きするほど、生活費がかかります、生活感を変えたい人、経済に不安がある方は海外移住を検討してみるのも良いでしょう。 海外移住の費用についての記事は弊社のこちらで紹介しております。 海外移住を検討するなら、まずは短期間の「試住(しじゅう)」から すぐに海外移住を決めるのはなかなか難しいと思います。そのため、まずはお試しに海外移住をしてみて、自分にも挑戦できるかどうかを実感してみる方法も良いでしょう。タイではビザなしで30日の滞在が可能です。また、ベトナムは観光ビザがあれば90日間の滞在が可能です。 海外移住を検討する際は、後悔しない選択を 今回は、日本に希望を持てないのでは?ということで、海外移住をご検討されている方むけの内容をご紹介いたしました。日本経済の低迷の長期化はこれからもまだまだ続くと考えられます。正直、今の状況を考えると「ヤバイ」「終わり」と感じることもあります。しかし、ネガティブな部分だけを見て海外移住をするのは危険です。 特に若い方は海外でも稼げる専門力や語学力がないと就職して働くのは難しいでしょう。まず、日本でも海外に通じる能力や経験を積んでから、海外移住を視野に入れていただければ幸いです。 海外資産運用は、110(ワンテン)グループへ 「110 Financial Support」では、海外在住者や海外移住を検討されている方の資産運用をサポートをしています。海外での資産運用では、資金シミュレーションはもちろん、税務知識の専門性や海外現地の情勢、物価上昇や想定外の出費など、多岐にわたる要因を考慮することが必要です。 といったお困りごとがあれば、日本人サポート実績20年以上の「110 Financial Support」までご相談ください。海外在住者や海外移住N-2年前のご準備段階の方も、あなたの資産運用状況を踏まえ、最適な資産運用プランづくり・適正化のサポートをいたします。ぜひお気軽にご相談ください。