iDeCo/NISA
【2026】iDeCoは海外赴任中でも継続・加入できる!手続きや受け取り、解約方法を楽天・SBI証券で比較解説
「海外赴任が決まったけれど、iDeCo(イデコ)はどうなるの?」 「海外赴任中にiDeCoを始めたいけど、手続きが複雑そう…」 「将来iDeCoを受け取る際や、万が一解約する場合の手続きも知っておきたい」 海外に在住しながら資産運用を行うことは、多くの海外赴任者にとって重要な関心事です。特に、老後資金形成の有効な手段であるiDeCo(個人型確定拠出年金)については、海外赴任中の取り扱いや手続き、受け取り、さらには解約の可否について、多くのご相談が寄せられます。 2022年の制度改正により、海外在住者でも国民年金に任意加入すればiDeCoへの加入・継続が可能になりました。さらに、2026年12月には掛金上限額の引き上げや加入可能年齢の拡大といった、利用者にとって有利な制度改正が予定されており、海外赴任者にとってもiDeCo活用の重要性はますます高まっています。 この記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から、2026年現在の最新情報に基づき、海外赴任中におけるiDeCoの取り扱いについて、以下の点を網羅的に解説します。 この記事を読めば、海外赴任中のiDeCoに関する疑問や不安が解消され、ご自身の状況に合わせた最適な資産運用の第一歩を踏み出せるはずです。特に、楽天証券やSBI証券といった主要な金融機関での具体的な手続き方法についても詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。 iDeCo(個人型確定拠出年金)は年金生活に備える制度 iDeCo(個人型確定拠出年金)は自身でお金(掛金)を用意し、定期預金や投資信託といった資産運用に充てて老後の年金生活に備えるための制度です。現在は65歳まで加入でき、引き出し開始時期は加入期間により60歳から75歳の間でそれぞれ異なります。また、原則として60歳までは引き出すことができません。 iDeCo(個人型確定拠出年金)の基本|老後のための積立制度 iDeCo(個人型確定拠出年金)はこれまで60歳未満の国民年金被保険者が加入可能でしたが、2022年5月以降は国民年金被保険者であれば、60歳以上〜65歳未満の方もiDeCoに加入ができるようになりました。またこの改正により、海外に住む20歳以上65歳未満の日本人も、国民年金に任意加入していればiDeCoに加入できるようになりました。 さらに、企業型確定拠出年金(企業型DC)を利用している方がiDeCoに加入する場合、一定の条件を満たせば併用が可能な点もポイントです。これにより、老後資金をさらに効率的に積み立てる選択肢が広がります。企業型DCとiDeCoを併用する場合、掛金には限度額があり、合算して55,000円までとなります。 ※出典:厚生労働省「企業型DC・iDeCoの加入可能年齢の拡大(2022年5月1日施行)」 iDeCoを活用する3つの税制メリット 老後の資金を賄う役割を果たしているのがiDeCoの制度です。それだけでなく、年金の足しにできる以外にも特徴が3つあります。 iDeCoの掛金は全額所得控除に充てられるため、税金対策になり年単位で手元に残るお金が増えます。利息や運用益が非課税なのでiDeCoを通して投資信託や定期預金を始めると税金面を考えるとお得です。 また、60歳以上になったときに一時金として一括で給付を受け取りをする「退職所得」や、分割して年金を受け取る「雑所得」の控除など受け取り時の税制優遇もあります。(条件あり) 【2026年12月制度改正】iDeCoの主な変更点 2026年12月1日より、iDeCoはさらに使いやすく、パワフルな制度へと進化する予定です。海外赴任者やそのご家族にとっても重要な変更点が含まれており、ポイントを解説します。 改正項目 現行制度(~2026年11月) 新制度(2026年12月~) 加入可能年齢 20歳以上65歳未満 20歳以上70歳未満に拡大 掛金上限額(自営業者等) 月額68,000円 月額75,000円に引き上げ 掛金上限額(会社員・企業年金なし) 月額23,000円 月額62,000円に引き上げ 新たな加入者区分 なし 「第5号加入者」(60歳以上70歳未満)を創設 FPの視点から注目すべきは、加入可能年齢が70歳未満まで引き上げられる点です。これにより、海外赴任のタイミングが遅めの方や、帰国後も長く資産形成を続けたいと考える方にとって、より柔軟なプランニングが可能になります。 また、掛金上限額の大幅な引き上げは、特に自営業者やフリーランスとして海外で活動される方、または日本帰国後独立を考えている方にとって、非課税メリットを最大限に活用できる大きなチャンスと言えるでしょう。 「海外赴任中は日本の制度は関係ない」と考えられているご相談者様が多くいらっしゃいますが、制度は常に更新されています。賢い資産形成をするためにも、最新の情報を把握し、ご自身のライフプランにとって有利な選択をすることが大切です。 海外居住者・海外移住者がiDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するための条件 海外居住者がiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入するには、以下のどちらかの条件に当てはまっている必要があります。 日本国内の企業から海外赴任をし、引き続き同じ雇用関係となる場合、勤務先企業で厚生年金に加入した状態が継続されていれば、iDeCoの掛金拠出と運用の継続が可能です。また、日本国内の企業と雇用関係がない場合も、「国民年金(任意)」に加入すれば、iDeCoに加入できます。もし将来日本での生活も現実的だと考えられていらっしゃる方、老後の資金を公的に確保しておきたい方は、国民年金の任意加入を検討するといいでしょう。 逆に、完全に海外移住し、海外現地の会社で勤務し、国民年金を継続されていない方はiDeCo利用が不可能となります。ご自身の出口戦略やゴール設定に基づき、海外在住中に利用が可能な貯蓄型保険等の別の手段を検討してみてください。中に利用が可能な貯蓄型保険等の別の手段を検討してみてください。 海外赴任中にiDeCoを継続・新規加入する手続き 海外赴任が決まった、あるいは既に海外赴任中の方がiDeCoの手続きを行う場合、状況によって流れが異なります。ここでは、具体的な手続き方法を解説しますので参考にしてみてください。 1. 日本の企業から海外赴任する場合(厚生年金継続) 日本の企業に在籍したまま海外赴任し、厚生年金保険の被保険者資格を継続する場合、iDeCoの加入者資格も維持されます。このケースでは、特別な手続きは不要で、これまで通り掛金の拠出を続けられます。 ただし、金融機関への海外住所への変更手続きは忘れずに行いましょう。多くの金融機関では、オンラインで住所変更手続きが可能です。 2. 現地採用や退職して海外移住する場合(国民年金任意加入) 現地企業に就職する場合や、日本の会社を退職して海外に居住する場合は、国民年金の「任意加入」手続きを行うことで、iDeCoへの加入・継続が可能になります。 手続きのステップは以下の通りです。 FPの視点から最もおすすめなのは、海外赴任が決まった時点で、日本にいる間にこれらの手続きを済ませておくことです。海外からの書類のやり取りは時間と手間がかかるため、計画的に進めましょう。 海外居住者・海外移住者がiDeCo(個人型確定拠出年金)を始める際に気をつけたいポイント 2022年5月以降、海外居住者・海外移住者はiDeCoを始められるようになりましたが、以下の点に注意が必要です。 iDeCoは海外在住者・海外移住者になると所得控除を受けられず、メリットを最大限に活かせなくなります。また、海外の収入からiDeCoを行い日本の金融機関へ掛金を送金する必要がある場合、送金手数料や為替リスクを意識することは大切です。手数料や為替変動により、実際に得られる利益が減る可能性も考慮する必要があります。…
所得税を節税しながら年金準備もできる保険商品『QDAP』
日本における所得税の納税方法は毎月の給与から源泉徴収されています。自動的に引かれているので、意識していない方も多いのではないでしょうか。 一方、香港の所得税は1年分をまとめて納税します。1月が納税のタイミングなのですが、1年分まとめて払うのでかなりインパクトが大きいです。 この所得税を節税しつつ、年金準備もできる保険商品『QDAP』(Qualifying Deferred Annuity Policy)について、詳しく解説していきます。 QDAP導入の背景 QDAPが導入されてからまだ5年も経っていません。まだ新しい保険商品といえます。 QDAPが導入された理由、それは自主的な年金準備を促すためです。 では、なぜQDAPが導入されたのか、背景を見ていきましょう。 香港の平均寿命は世界でトップクラス 香港は世界的に見ても平均寿命が長い国です。日本と香港が、長寿国ランキングの1位2位を争っているニュースを見たことがある方もいるのではないでしょうか。 退職後には20年以上の生活が待っています。仕事を辞めたあとも長生きするため、生活のコストがかかるのです。 退職後にかかる生活コストが高すぎる 香港は生活コストが非常に高いことで知られており、特に不動産は「世界で最も高い」とまでいわれています。 日本だと家賃は給与の1/3までにおさえましょう、といわれていますが、香港だと平気で給与の半分以上払ってる方もいます。 生活コストの高さは家賃に限りません。食事代や生活用品などもかなり高いです。 たとえば、日本食を食べに居酒屋に行ったとします。 大衆的なお店でさえも、ひとり当たりのお会計が1万円をこえることも珍しくありません。 また、インフレが激しく、モノの値段はどんどん上がります。レストランで前回と同じ食事を注文しようとした際、半年前の価格よりも1割ぐらい値上がりしていることもザラにあります。 公的年金が日本よりも保障が薄い 香港は生活コストが高い割には、公的年金の保障が薄いです。 日本も公的年金の保証が薄く、このままだと老後の資金が足らないという試算を出しました。そこで、政府が個人の資産形成をうながすように、『NISA』や『iDeCo』のような制度を打ち出しています。 香港の保障は日本よりもさらに薄いです。 ある調査によると、退職後から一生を終えるまでにかかる生活コストは、数百万ドルといわれています。日本円に換算すると、おそらく5,000万円でも足りないかもしれません。 そのため、政府主導で個人に年金準備をうながしているのです。 QDAPの節税効果 実際にどれくらいの節税効果があるのか見ていきましょう。 最大HKD60,000の所得控除が受けられます。※MPF任意積立と合わせて上限HKD60,000 所得税の計算をする際は、さまざまな控除を含めます。たとえば、配偶者控除や扶養控除などがありますよね。 その控除の欄に『QDAP』があります。そこで最大HKD60,000の控除が得られるのです。 控除の金額は分かったけど、節税額はどれくらいなのか気になりますよね。 香港では所得税の計算方法は2種類あるのですが、ここでは一般的な累進税率を使います。この累進税率は2%から最大17%で計算される方法です。 最高税率の17%で計算した場合、 所得控除 所得税率 節税額HKD60,000 × 17% = HKD10,200 となります。 結構大きな節税額ですよね。 QDAPの豆知識 最後にQDAPの豆知識や注意点をお伝えします。 ①QDAPとして認められた年金保険のみ節税可能 香港では年金保険とうたっている保険商品はたくさんあります。ただ、QDAPとして認められている商品は半分もありません。 つまり、すべての年金保険が節税できるわけではないのです。 QDAPとして認められている商品のパンフレットには このロゴがついています。 節税をする場合は、必ずQDAPのロゴが付いている商品を選びましょう。 ②加入タイミングに注意 香港の給与申告の対象期間は、毎年4月から翌年の3月末と決められています。 仮に2021年4月から2022年3月の給与申告期間で所得控除したい場合は、2022年3月までに保険成立させなければなりません。 つまり『2月から3月上旬には申込み手続きを実施』しておく必要があります。 もし4月以降に加入すると、次回の対象期間での申告になるので注意してください。…
あなたの準備は大丈夫?90歳までにかかる必要経費は○億円!?
日本は世界でナンバーワンの長寿国です。生きるためにはお金が必要なのですが、長生きするにあたって支出も増えていきます。 あなたがもし90歳まで生きるとしたのならば、いくらお金が必要なのかご存じでしょうか。 この記事では90歳までにかかるお金のシミュレーション結果を見ながら、いくら必要なのかを解説します。 また老後2,000万円不足問題と、老後資金の準備についてもご紹介しますので参考にしてください。 2つのリスクとは 私たちが生きていく中で存在しているリスクはふたつあります。『生きるリスク』と『死亡のリスク』です。それぞれ見ていきましょう。 『生きるリスク』とは日常生活に存在しているリスクのことです。 ・景気の停滞新型コロナウイルスによって景気が悪化する ・超高齢社会=長生きのリスク長生きすることによりお金や健康の心配事が生じる ・終身雇用制度の崩壊これまで信じられてきた働き方が変わろうとしている ・税金など、家計負担の増大消費税や社会保険料などが増えることで、家計が圧迫される ・土地神話の崩壊かつて「土地を所有していれば大丈夫」と思われていた時代があった ・年金受給問題老後2,000万円不足問題など、将来の年金はどうなるのか不透明 などがあげられます。 最近では新型コロナウイルスによって、収入が減っている方もいるのではないでしょうか。このように生きていくうえでさまざまなリスクが点在していることがわかります。 『死亡のリスク』とは残された家族の生活保障のことです。遺族はどう生活していくのかを考えていかなければなりません。 以上が2つのリスクです。 生きていく上での必要経費はいくらか それでは次に『生きるリスク』のうちの、長生きリスクについて詳しく見ていきましょう。超高齢化社会に突入した今、どうお金を使っていくのかが重要です。 私たちが生きるためには生活費がかかります。どれくらいのお金が必要なのかご存知でしょうか。 一般的な必要経費をシミュレーションしました。あくまでも一般的なデータなので、すべての方に当てはまるわけではありません。 前提条件として30歳で結婚して、90歳で亡くなるとしています。 内訳 1月あたりの支出 60年間の合計 生活費(レジャー/交際含む) 食費 6万円 4,320万円 〃 光熱費 6万円 4,320万円 〃 雑費 6万円 4,320万円 住宅費用(賃貸) 賃貸料 10万円 7,200万円 住宅費用(戸建) 物件/修繕費 5,000万円/2,500万円 7,500万円 住宅費用(マンション) 物件/修繕費 5,000万円/3,400万円 7,400万円 教育資金 – 1,500万円×2人 3,000万円 その他 死亡整理金・結婚関係費・自動車・特殊趣味など…
積立NISAと海外年金、2,000万円不足問題に有効なのはどちらか
私たちの将来は不確実であり、老後の資金が足りないのではないかと不安に思われている方も多いのではないでしょうか? 「いやいや、そんな先のことはまだ分かりません・・・」 と、お考えの方も多いかと思います。 ですが、公的な事実として、老後2,000万円不足問題が顕在化し、政府から老後資金を『自己責任』で貯めましょうといわれたことも大きいでしょう。 そこで老後資金を貯めるのに有効な制度のひとつとして『積立NISA』があります。この『積立NISA』と海外居住者が加入できる海外年金プラン、どちらが老後資金を貯めるのに良いのでしょうか? 老後2,000万円不足問題の振り返り 老後2,000万円不足問題はどういったことなのか、改めて振り返りましょう。 老後2,000万円不足問題とは、私たちの老後資金が公的年金ではまかないきれず不足するといわれている問題のことです。ではなぜ2,000万円足りないのでしょうか。 ・65歳で仕事を退職し、30年間生きる・世帯で毎月25万円の生活費を支出する としたうえで、計算してみましょう。 退職後の30年間でかかる支出の合計は1億2,000万円です。 内訳は 生活費:25万円×12か月×30年=9,000万円住宅・医療・車など:500~2,000万円介護費用など:0~1,000万円 としました。 金額に幅があるのは、個人によって生活のスタイルが異なるからです。多い方もいれば少ない方もいます。 一方の収入はどうでしょうか。 公的年金:8,000万円退職金や企業年金:2,000万円 としました。 上記の金額の合計が1億円になります。企業に勤められている方は企業年金や退職金があるのですが、支給される会社もあればない会社もありますので、確認しておくと良いでしょう。 このように老後までに1億円準備できたとしても、2,000万円が足りないわけです。※毎月5万5,000円 × 12ヶ月 × 30年 = 約2,000万円 足りない2,000万円は預貯金で準備するのか、支出を減らして対応するのかいろいろな手段を講じて対策しなければなりません。 資料元:金融庁 老後2,000万円不足問題 国会答弁資料より 積立NISAを活用すれば老後2,000万円不足問題は解消できるのか 金融庁が投資を促進させるために作った制度が『積立NISA』です。 『積立NISA』(ニーサ)は『つみたてNISA』とひらがなで書かれることが多いですが、中身は変わりません。金融庁の提示する正式名称は『つみたてNISA』とひらがなですが、本記事ではより多く目にする漢字の『積立NISA』で記載させていただきます。 積立NISAを活用した資産運用の事例 それでは『積立NISA』を利用して30,000円/月を20年間積み立てた場合、元本はいくらになるのでしょうか(積立総額720万円)。年利3%、5%、7%とそれぞれ見ていきましょう。 ・3%で運用した場合:およそ980万円・5%で運用した場合:およそ1,200万円・7%で運用した場合:およそ1,500万円 となりました。 7%で運用しても2,000万円には届きません。 『積立NISA』で2,000万円貯めるには、積み立てる金額を増やしたり、リスクをとってよりリターンの高い商品に投資したりと、いくつかの対策は考えられます。非課税枠を利用すれば手元に残る金額は増えるので、積立NISAを利用すれば資産形成に有効なのは間違いありません。 しかしこのままだと『積立NISA』だけでは老後資金の準備には不十分といえます。 なぜかと言うと、リスクとリターンを考慮したアセットアロケーション(どの様なファンドに投資をし、どの様な割合で分配するのか?)という基本コンセプトを持って運用に臨むことがとても大切なのですが、 一方ではリスクを恐れすぎて2,000万円まで運用でたどり着かず、もう一方では過度にリターンを求めすぎて大きく元本割れしたり・・・と、気にするポイントが増え、自分では運用できないのではないか?と消極的な選択をされる人が多いのも事実です。 海外年金プランは海外居住中のみ加入できる 日本に居住しているときは『積立NISA』で税制メリットを受けながら資産運用するのが良い手段と言えますが、海外生活をされている方は海外で資産運用を始める事をおすすめします。その中でも、元本を減らさずに年金の確保ができるプランなどが変動が少なく安心できて良いでしょう。 例えば、駐在員として海外で4~5年ほど働いているとまとまった貯金が増えます。いつのまにか1,000万円ほど貯まっていた、という方も珍しくないでしょう。 「貯まったお金はすぐに使わないから、安定した運用でもしようか?」と考えた時に検討していただきたいのが、海外年金プランですね。 仮に、35歳でUS$100,000を一括払いして、30年間寝かせておいた場合、65歳から毎年US$15,000を100歳まで受け取れるプランなどもあります。個人年金としての保険契約を結んでいるので、日本の年金はどうなるんだろう・・・と、漠然と不安を抱えているよりも確実に年金対策できるといえるのではないでしょうか? またこの記事の執筆日が2021年3月12日なのですが、2週間前からドル円が円安に進みました。円安に進んだ場合、ドルをたくさん持っておくほうが、有利(儲かる)になります。 為替は変動するので確実なことはありません。しかし日本円のリスク分散の一環として、海外ドル建ての商品に加入しておくと、このような恩恵を受けることもあります。外貨運用をしたり、ドル建ての保険商品に加入したりと意識してポートフォリオに組み入れると良いでしょう。 将来の年金として長期的に預けておくのではなく、数年後に預けた資金を引き出すかもしれない場合は別のプランがあります。 例えば、45歳で$50,000を一括払いして、20年間寝かせておいた場合、$99,317となり、リターンはおよそ2倍で、約$50,000増加します。 「今さら投資をはじめてももう遅いから、資産運用は諦めよう」と思う必要はありません。 では、55歳で$50,000を一括払いして、10年間寝かせておいた場合はどうでしょうか?10年後に$67,000になります。リターン1.34倍で、約$17,000増加します。 このように、それぞれのご年齢や保有資産に応じたプランをご提供できますので、一度お問い合わせいただければ幸いです。 積立NISAと海外年金プランは併用がおすすめ…
老後2,000万円不足問題とiDeCo vs 海外年金
老後2,000万円不足問題は私たちがこれから直面するであろう課題のひとつです。老後資金は自分で作る必要があると政府から言われているわけですが、解決の糸口が見つからずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 この記事では ・老後2,000万円不足問題について・『iDeCo』を活用すれば2,000万円不足問題は解消できるのか・これで解決!海外年金プランの運用について などを解説します。 老後2,000万円不足問題の振り返り この問題点が指摘されて、すでに数年経過していますから、まずは老後2,000万円不足問題の振り返りをしましょう。老後資金がどれだけ不足するのかをシミュレーションしたので、参考にしてください。 前提条件として・65歳で退職し、95歳まで生存する・世帯で月25万円の生活費を支出する としました。 主な支出の内訳を分析しました。 生活費:25万円×12か月×30年=9,000万円住宅・医療・車など:500~2,000万円介護費用など:0~1,000万円 です。 合計すると、30年間の支出は1億2,000万円になります。 毎年必要な収入は、400万円ということになります。 もちろん個人差があるので一概には言えません。あくまで一般論としてお考えください。 次に主な収入の内訳を見ていきましょう。 退職金や企業年金:2,000万円公的年金:8,000万円 退職までに準備できる金額は合計1億円になります。 しかしこのままだと差額の2,000万円が足りません。そこで資産運用を行い2,000万円用意してくださいね、ということが老後2,000万円問題の本質です。 海外で生活していて思うのですが、日本人は貯蓄が好きです。しかし新型コロナウイルスが蔓延したことで、世界各国でも貯蓄率は増えています。 今までは日本人は貯蓄に偏りすぎ、海外は投資に偏りすぎな部分がありましたが、バランスされてきた感じもうけますが、日本人はもう少し資産運用に意識を向けてみると良いのではないでしょうか? 特にこの1〜2年で資産運用を始めた人とそうでない人は、人生における総所得額、総リターンがが大きく変わると言えそうです。 iDeCoを活用すれば老後2,000万円不足問題は解消できるのか? 今まで何気なく引き落としされていた国保・社保などの現行年金制度では将来の老後資金が不足する可能性がとても高いことがわかりました。その流れは、国が年金不足問題を提起し、個人でも老後資金を貯めるように推奨し始めていることからも良く分かります。 『年金制度の変化と自己責任の増加』この歴史的な制度の変化については、また別途まとめてみたいと思いますが、制度発足時とは『蟹とカニカマ』くらい違うことを認識する必要があります。 そこで誕生したのが、個人の運用成果で結果が上下する『iDeCo』です。 『iDeCo』(イデコ)はIDECOやidecoなどで書かれることが多いですが、正式名称は『iDeCo』と書きます。個人型確定拠出年金のことで、読み方は「イデコ」です。 iDeCoを活用した資産運用の事例 では『iDeCo』を活用している人たちはどのように自己年金づくり(資産運用)しているのかを見ていきましょう。 条件は年齢:40歳年収:800万円拠出金:68,000円 としました。 まず、お伝えしないといけないことは・・・資産運用になっていない、資産を運用できている人が少ないという事実です。もちろんマーケットは上げ下げしますので一概には言えませんが。 『2019年度確定拠出型年金実態調査結果-通算運用利回り』に基づいた利回りの平均は0.6%でした、仮にその平均利回りのまま運用した場合、65歳時にまとめて受け取れる金額は16,807,120円です。 20年間(60歳まで)、毎月68,000円を積み立てても2,000万円には到達しないんですね。 通算運用利回りの内容※は -5.0%以下:3.4%-5.0%超~-4.0以下:1.5%-4.0%超~-3.0以下:2.6%-3.0%超~-2.0以下:3.6%-2.0%超~-1.0以下:9.4%-1.0%超~0以下:15.0%0%超~1.0以下:21.6%1.0%超~2.0以下:21.6%2.0%超~3.0以下:13.5%3.0%超~4.0以下:4.7%4.0%超~5.0以下:2.6%5.0%超:0.6% となっています。 ※企業年金連合会 確定拠出年金実態調査の結果2019年度 通算運用利回り平均0.6%をどうとらえるでしょうか?預貯金より少し良いかな、といった数字ですね。 『iDeCo』をはじめる人は「貯めたい」、「減らしたくない」と考えている人が多いようです。結果だけ見れば預貯金の延長にしかなっていない、とも考えられるでしょう。 このまま運用すると、先にも触れたように目標の2,000万円には届きません。この運用額以外にもお金があるとしても、心もとないのではないでしょうか? 以上の結果を踏まえると、『iDeCo』も預貯金の延長と考えて、ただお金の引落しを続けているだけでは老後2,000万円不足問題は解決できません。 もちろん所得控除の対象になるなどのメリットがあり、資産形成に便利な制度なので、日本国内に住まれている方は、ぜひ活かしてください! もし『iDeCo』のリターンだけでは物足りないと感じる方は、株や投資信託、最近では仮想通貨など、金融の勉強をしてはいかがでしょうか? はじめは難しくてよくわからないかもしれませんが、弊社の動画や記事を通して理解を深めていただければと思います。 それでも「金融の勉強なんてしたくない!」、「そんな時間はない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。私もセミナーや動画撮影、面談などで日々バタバタしているので、トレーダーとしては、半人前以下だと思います。 ただ、同じような境遇の方って多いと感じています。そこでおすすめさせて頂いているのがが海外で加入する貯蓄保険です。 海外年金プランは元本を減らさない資産運用が可能 今現在も、海外生活を送っている方は海外で投資を始めることをおすすめしています。海外の貯蓄保険商品には引き落としが確定した瞬間から保険会社が運用してくれるプランがありますので、海外居住者や駐在員として働いている方は海外在住のメリットを十分活かしていきましょう。 例えば、35歳で年金を作るイメージを見ていきますね。 どの様なステータスで海外に居住しているか?で、生活環境や所得状況などが変わると思いますが、例えば、駐在員であれば、各種海外勤務手当が支給されるので、余裕資金が増える方がいらっしゃいます。その余裕資金は帰任後に家の頭金や新車の購入費用などに充てても良いでしょう。 他、いろいろな使い方が想像できるかと思いますが、一部は自分の老後資金作りに充てることも検討してみてください。 海外の終身年金プランであれば、$100,000を投資して、65歳から生きている限り年間$15,000を受け取れます。もし81歳まで生きていた場合は、支払った金額に対しておよそ4.4倍ものリターン、87歳ならおよそ4.8倍になる計算です。 『生きている限り受け取れる年金』というのが嬉しいポイントですね。このように、海外年金プランも視野に入れておくことも、これからの時代の賢い老後資金の作り方といえるのではないでしょうか? iDeCoと海外投資を併用してリターンを獲得しよう 『iDeCo』は税制控除などの優遇されている面があるので、日本国内では最大限利用したほうが良いでしょう。しかし『iDeCo』をはじめるだけではダメです。『iDeCo』を使ってどう資産運用していくのかをしっかり学ぶ必要があります。…
海外在住、海外移住・赴任でも駐在期間の積立NISAは継続可能?新NISA制度の注意点も解説
海外への赴任や移住は、新たな生活やチャンスの始まりですが、日本で始めた資産形成の取り組みをどう継続するかが懸念事項になることも少なくありません。これまで日本で運用をしていた旧NISAに加え、新NISAについても海外移住後や赴任後にそのメリットを享受できるのか知りたいと考える方は多いでしょう。 この記事では、海外在住者や赴任者が直面するつみたてNISA(積立NISA)の継続問題に焦点を当てて解説します。 旧NISAについて NISA(ニーサ)は、少額で投資を行い得られた利益が非課税になる制度です。金融庁が多くの人に投資や資産運用をはじめてもらう目的で発足しました。 旧NISA制度は大きく2つに分けられ、上場株式・投資信託などで利益を得る「一般NISA」と、長期の積立や一定の投資信託を行う「つみたてNISA(積立NISA)」があります。 また、それぞれ資産運用や投資で利益が出た場合、その利益に対して非課税になる上限額や保有期間が定められており、その期間や金額は以下の通りです。 一般NISA つみたてNISA(積立NISA) 投資対象商品 ・上場株式・投資信託・REIT など ・長期の積立・一定の投資信託 非課税対象 株や投資信託などから得られる配当金や分配金、譲渡益 一定の投資信託によって得られる分配金・譲渡益 非課税投資上限額(年間) 120万円 40万円 非課税保有限度総額 600万円 800万円 非課税保有期間(最長) 5年 20年 旧NISA制度においては、一般NISAとつみたてNISA(積立NISA)の併用ができないこともデメリットとなっていました。 新NISAとは? 2024年から発足した新NISAは、旧NISAと比較すると非課税枠が広がり、非課税で投資できる期間も無期限となりました。 また、旧NISAでは2つのNISA制度の併用ができませんでしたが、新NISAでは併用ができるようになったため、非課税保有限度総額は合計で1,800万円と大幅に引き上げられています。 ただし、併用をする場合の成長投資枠の保有限度総額は1,200万円となります。 2022年4月の法改正により成人年齢が引き下げられたため、対象が「日本在住の20歳以上」から「日本在住の18歳以上」の方が口座開設の対象となっています。 成長投資枠 つみたて投資枠 投資対象商品 ・上場株式(整理・監理銘柄)・投資信託(信託期間20年未満)※毎月分配される投資信託、及びデリバティブ取引を用いた一定の投資信託は除外・REITなど ・長期の積立・一定の投資信託※投資信託は、金融庁の基準を満たしたものに限定 非課税対象 株や投資信託などから得られる配当金や分配金、譲渡益 一定の投資信託によって得られる分配金・譲渡益 非課税投資上限額(年間) 240万円 120万円 非課税保有限度総額 1,800万円(このうち、成長投資枠は1,200万円) 非課税保有期間(最長) 5年 20年 海外在住・赴任者はNISA(ニーサ)の継続は可能? これまでは、NISA制度を利用しており海外在住や海外留学、海外赴任、海外駐在となる場合には口座を閉鎖しなければなりませんでした。しかし2019年に税制が改正され、一部の金融機関においては、特定の事情に限り最長で5年以内であれば、そのまま口座の保有が可能です。 特定の事情とは、現在所属している日本の企業において、海外転勤、海外駐在などの命令を受けた場合などです。海外留学などの私事都合による海外移住や海外企業への転職等の場合は適用されない可能性があるため注意が必要です。 そのまま口座の保有が可能となるのは、あくまで各金融機関の任意の対応となっています。そのため、自分が保有している金融機関や証券会社によっては、従来通りNISA口座を解約・閉鎖しなければならないかもしれません。 また、NISA口座を維持できるようにはなりましたが、海外にいる間は新規の買付は不可となっています。そのため、株式投資の継続を考えている方は特に注意が必要です。 現在、海外赴任や移住の予定がある方ですでにNISAを運用している場合は、自分が契約しているNISA口座の海外転出時の対応について、確認する必要があるでしょう。特に、海外転出後の株式投資に関する制約を理解し、適切な対応を取ることが重要です。 海外移住すると積立NISAをしている証券会社はバレる? 住民票を日本から抜いた場合、証券会社と税務署のデータが不突合となってしまうのでバレる可能性が高いです。 自己都合以外の海外赴任・移住の際には手続きが必要 一部の証券会社では、海外赴任する人がNISA口座を継続して保有したい場合、出国時に「非課税口座出国届出書」と「非課税口座継続適用届出書」を提出する必要があります。…
【海外赴任者向け】駐在期間のiDeCo口座の取り扱いと海外資産運用のメリットを徹底解説!
海外で働くことになった場合、iDeCo口座の取り扱いはどうなるかご存じでしょうか? この記事では・iDeCoについて・海外居住中のiDeCo口座の取り扱いについて・駐在員のメリットを海外投資に活かすためには などを解説します。海外在住者からの目線でお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。iDecoの口座開設されている方は必見です。 iDeCoとは?iDecoの基本をおさらい まずはiDeCoのおさらいをしましょう。 iDeCo(個人型確定拠出年金)とは自分で入り自分で選ぶ、もうひとつの自分年金をつくる制度です。 iDeCoの特徴は60歳まで払い出しができない!っていう制度でしたね。 「60歳まで払い出しができない?そんな不便な制度は使わないよ!」 と思われるかもしれませんが、今は60歳でも元気に働いている方は大勢いらっしゃいます。自分も働きつつ、お金にも働いてもらう。これからはそのような働き方が必要な時代です。 また投資限度額に捻出した金額は、全額所得控除の対象になったり、受取時には退職所得控除を受けられたりと、さまざまな税制メリットが受けられます。 iDeCoの詳細は以下の通りです。 積み立て可能期間 最長60歳まで 払い出し 60歳まで不可 非課税運用期間 最長70歳まで 提出時の税制優遇 全額所得控除 受取時の税制優遇 退職所得控除公的年金等控除 運用商品の変更 可能 投資限度額 ※年14.4万円~81.6万円(※勤務先等により変わる) 加入資格と掛金は下記の図を参考にしてください。 iDeCoを前向きに捉える方もいらっしゃいますが、中には 「なんで自分で年金を準備しないといけないんだ。会社からも年金を取られているし、さらに自分で用意しないといけないなんてあんまりだ!」 と思う方もいらっしゃるでしょう。 ここで国に代わってお伝えさせてください。 「今の年金制度下では、将来の年金は足りません」 寿命が延びたり、予定運用利回りが減ったり、若年層が減り年金を負担してくれる世代が少なくなったりと、さまざまな要因が考えられます。 もう年金が足らない事実に不平不満を言うのではなく、一歩前に踏み出してみませんか。これからの人生にプラスになると思います。 せっかく国が用意した優れた制度なので、上手に利用して資産形成に役立ててください。 海外駐在中のiDeCo口座の取り決め・取り扱いについて 駐在員として海外で働くことになった場合、iDeCo口座の取り決めがありますので確認していきましょう。就業形態によって大きく2つのパターンがあります。 ①いわゆる海外赴任の場合(日本からの海外駐在員)勤務先企業で厚生年金に加入した状態が継続されていれば、iDeCoの掛金拠出と運用の継続が可能です。 ②海外企業への雇用に変わる場合掛金の拠出ができなくなります。そのため、国民年金基金連合会に支払う105円/月の手数料は不要です。しかし運用資産を管理してもらう信託銀行には66円/月×12か月=762円/年の管理手数料はかかります。 海外駐在中のメリットを活かした資産運用をするためには? これまでは日本の資産運用についてお話してきました。海外で働くことになった場合、海外の保険商品や海外積み立てなどを利用することで、有効な資産運用戦略を立てることが可能です。 日本のiDeCoやNISAと、海外保険などはどのような違いがあるのかまとめた表が以下になります。 商品 商品特性 税メリット 払い出し制限 運用リターン 日本 iDeCo 選択次第 ◎ △(60歳) △~〇(選択次第) 日本 NISA…
駐在期間のNISA取り扱いと海外資産運用のメリットとは
日本に居住している間はNISAを使えます。もし駐在員として海外で働くことになった場合、NISAの取り扱いはどうなるでしょうか。 この記事では・NISAについて・海外居住中のNISA口座の取り扱いについて・駐在員のメリットを海外投資に活かすためには などについて解説していきます。 NISAのおさらい まずはNISAのおさらいをしましょう。 NISAとは小額の投資が非課税になる制度です。金融庁が投資を促進する目的で定めており、資産運用に一歩踏み込んでほしい思いを込めて発足されました。 通常の資産運用では投資が上手くいき利益が出たとしても、手元には全額残りません。 例えば100万円投資したとします。100万円が200万円になれば、差額の100万円が利益になると思われますよね。 しかしその100万円には税金がかかるので、およそ20万円引かれます。残りの80万円が最終的に手元に残るのです。 香港やシンガポールなどはキャピタルゲインに税金がかからないので、利益がそのまま手元に残るのですが、日本は儲けに対しては税金がかかります。 このように普通に資産運用をしているだけでは税金がかかってしまいますが、NISAを使えば税金を優遇してくれる期間があるため有利に資産形成ができます。 NISAの詳細は以下の通りです。 NISA 積み立て可能期間 ー 払い出し いつでも可能 非課税運用期間 最長5年間 提出時の税制優遇 なし 受取時の税制優遇 なし 運用商品の変更 売却時に非課税枠消滅 投資限度額 年120万円 非課税が適用される運用期間は最長5年、年間120万円です。ここで注意しておきたいのは運用商品を変更した場合、非課税枠が消滅します。 例えば非課税枠の120万円分をインデックスファンドで運用し、ある程度含み益がのったので売却することにしました。売却すると非課税枠の120万円分は使い切ることになるので、その年はNISAでの運用はできません。 NISAについてのより詳細なポイントは『金融庁』のホームページをご覧頂くと良いかと思います。 最大限非課税枠を活用する繰り越し方法や、税金の優遇を受けられる期間について、最新の情報が掲載されています。 またNISA口座は1人1ひとつです。またNISAと積み立てNISAの併用はできません。 海外駐在中のNISA口座の取り決め・取り扱いについて 駐在員として海外生活を送っている間は、NISA口座を開設したままにしておくことや、新規でNISA口座を開設することはできません。 日本は居住場所で税金のかけ方を判断します。つまり日本に居住していれば税制優遇される制度を使えるのですが、海外に出てしまえば対象外になってしまうのです。 ただしNISAを続ける場合、海外転出の前に金融機関に『継続適用届出書』を提出する必要があります。また基本的には『継続適用届出書』を提出してから5年を経過する日の年末までに、『帰国届出書』を提出することでふたたびNISAの積み立てが可能です。 もし5年を経過する年の12月31日までに『帰国届出書』を提出していないと、口座が廃止されてしまうので注意してください。 海外駐在中のメリットを活かした資産運用をするためには 日本に居住しているときはNISAやiDeCoのように、税金が優遇された制度が使えました。しかし一歩海外に出てしまえば新規での口座開設ができなかったり、5年で口座が廃止されたりと既存の制度が使いにくくなってしまいます。 「日本の便利な制度が使えないから、資産運用に不利だな」と思われるかもしれません。 大丈夫です。海外には日本にない優れた商品があるのでご安心ください。それでは海外の個人年金商品にも目を向けてみましょう。 日本と香港の制度や商品を一例として紹介します。 商品特性 税メリット 払い出し制限 運用リターン 日本 iDeCo 選択次第 ◎ △(60歳) △~〇(運用次第) 日本 NISA 選択次第…
そろそろNISA・iDeCoを始めてみませんか?国が゙優遇する年金の仕組み
あなたは年金について詳しくご存知でしょうか? 『知ってたらこのブログ読んでいません!!』 って言われそうですが、そうですよね、、、年金といってもざっくりとしか知らないという方も多いと思います。 この記事では日本の年金制度やもらえる金額を紹介した上で、自分で老後資金を作るために活用できる制度『NISA』と『iDeCo』を解説していきたいと思います。 日本国が推奨する年金づくりの仕組み まずは日本の年金制度について見ていきましょう。 日本の年金制度は3階建て 日本の年金制度は3階建てになっています。 1階建て部分:国民年金(老齢基礎年金)対象者:第1号被保険者(自営業者や学生)、第2号被保険者(会社員や公務員)、第3号被保険者(第2号被保険者が扶養する配偶者)条件:65歳になれば全員が給付対象 2階建て部分:老齢厚生年金対象者:会社員や公務員 3階建て部分:国民年金基金、確定拠出年金(個人型、企業型)、確定給付企業年金、厚生年金基金、年金払い退職給付 会社員の方なら1階部分と2階部分をもらう権利があります。自営業者の方は1階部分のみの権利です。もちろん受取るまでに義務を果たしておく必要はあります。 それぞれの階数ごとにもらえる金額が異なります。階数が高くなっていくごとにもらえる金額は増えていくと覚えてください。 国民年金と厚生年金の支給額はいくらか さて、ここで気になるのは老齢厚生年金で老後の資金が足りるのかどうかですよね。 あなたはどれくらい年金をもらえるのかご存じでしょうか?2020年度の年金額と保険料を見ていきましょう。 国民年金加入者 厚生年金加入者 年金額 6万5,141円(+131円) 22万724円(+458円) 保険料 1万6,540円(+130円) 労使折半で18.3%(固定) 備考:月額。()内の金額は19年度比。国民年金額は保険料を40年納めた満額の場合。厚生年金額は平均的な給与で40年働いた夫と専業主婦のモデル世帯。 国民年金のみ受給する場合、毎月6万5,141円もらえます。ここから健康保険料が毎月1万6,540円かかり、さらにそのほかの支出も発生すると考えると、国民年金のみでは・・・心もとないですよね。 では厚生年金の場合はどうでしょうか。毎月22万724円ともらえる金額は多くなりました。ただここで気にしておかないといけないのは、現在かかっている生活費と比較して足りるのかどうかですね。 この厚生年金額は給与の金額や勤続年数などで変動します。上記は一般的な金額なので、人によっては若干の違いがあるかもしれません。 もらえる厚生年金額で十分かどうかはファイナンシャルプランナーやコンサルタントに相談する、もしくは自分で計算してみるなどで確認してみましょう。 また厚生年金の保険料負担の労使折半は固定とありますが、変動する可能性も十分あります。少子高齢化社会の日本では年金の原資を、現役世代からもっととらないと間に合いませんからね。 ですので、現在の支給額を鵜呑みにして、過度に期待するのではなく、ご自身でも老後資金を準備しておいた方が良いのではないかと思います。 1階建て部分を満額貰う場合、月額6万5,141円、2階建て部分を満額もらう場合、月額22万724円と改めて知ってどう思われたでしょうか? 「こんな金額じゃやっていけない」、「もっと余裕のある生活がしたい」、「そんな先のことは分からない」、「現役時代にもっと稼ぐ!」など、さまざまな意見があると思います。 それぞれ現役時代にしっかり積み上げることも必要ですし、老後もずっと働き続けるという選択肢もあります。ただゆっくりしたい時期もあると思います。 そこで老後資金をより充実させ、退職後の生活にゆとりと潤いを得るために、3階建て部分を活かす必要があるのです。 NISAとiDeCoは資産運用に有利な制度 3階建て年金部分を活かす国の制度には『NISA』と『iDeCo』があります。これは『自分年金』と言っても良いと思います。 あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?もしかしたら、銀行や証券会社などでおすすめされたことがある方もいらっしゃるでしょう。 なぜ『NISA』と『iDeCo』は自分年金づくりに必要なのか順を追って見ていきましょう。 NISAとiDeCoは管轄が違う 『NISA』と『iDeCo』は同じような商品に見えますが、管轄が異なります。 『NISA』は金融庁の管轄です。国民に貯蓄から投資を促す目的があります。 『iDeCo』は厚生労働省の管轄です。公的年金を補完し自分年金を充実させることで、将来の不安を緩和させる目的があります。 NISAとiDeCoの特徴 『NISA』と『つみたてNISA』、『iDeCo』の特徴を表にまとめました。 NISA つみたてNISA iDeCo 積み立て期間 ー 2018年~2037年 原則60歳まで 払い出し いつでも可能 いつでも可能…
「海外つみたて貯蓄プラン」「NISA」「つみたてNISA」の違いと選択のポイント!
超低金利下で銀行預金ではなかなかお金が増えない今、投資に注目が集まっています。そして投資を始める際にぜひ利用したいのが、NISA(ニーサ)とつみたてNISAという制度。そして海外居住者には身近な「海外つみたて貯蓄プラン」 でも・・・「聞いたことはあるけれど、いまいちどんなメリットがあるのかわからない」「投資なんてやったことがないので、自分にもできるのか不安」「海外だから言葉が不安」という人も多いでしょう。 記事の最後の方に「海外つみたて貯蓄プラン」はまとめていますので、一読ください。 そこで、それぞれの制度の内容から“何が違うのか” “どういう人に向いているのか”などを、わかりやすくお伝えしていきます。 1.それぞれの制度の特徴 1-1. NISAとつみたてNISAに共通する特徴は非課税! 「NISA(ニーサ)」とは、「少額投資非課税制度」のことで、本来、株式や投資信託での投資で得た売却益や配当に対して課せられる約20%の税金が、一定額まで非課税になるという制度です。 具体例を用いて説明すると、例えば投資によって10万円の利益を得たとします。日本の税制上、投資で得た利益には約20%の税金が課せられるため、その分を引いた額が手取りとなります。つまり、10万円の利益が実際には8万円になってしまうのです。 しかし、NISAを利用して投資をすれば、税金を課せられることなく儲けを丸々手にすることができます。仮に利益が100万円であれば、NISAを利用した場合と、NISAを利用せずに普通に取引をしたときとの差はなんと20万円にもなります。こう見ると、利益が非課税になることが、いかにメリットが大きいか分かるのではないでしょうか。 この「利益が非課税になる」というのが、NISAとつみたてNISAの最大の特徴となります。また、制度を利用できる年齢は20歳から、そして運用した資金をいつでも引き出せるというのも、2つに共通した特徴となります。 ちなみに、この2つの制度は併用することができません。1年に1度切り替えは可能ですが、ある程度の手間はかかるため、どちらを利用するかはある程度慎重に考える必要があります。 では、続いてそれぞれの制度の内容について見ていきましょう。 1-2. NISAは通常売買に適した制度 NISAは、株式や投資信託を自分が買いたいタイミングで買い、売りたいタイミングで売る通常の取引に適用される非課税制度です。 投資した商品の売却益や配当金等が非課税になる期間が5年で、年間非課税枠は120万円まで。つまり、5年×120万円=600万円が最大に活用できる非課税投資額となります。 また、運用する金融商品は株式や投資信託(ETF、REIT含む)など、幅広くなっています。 1-3. つみたてNISAは積立投資のための制度 つみたてNISAは、毎週、毎月など定期的に一定の金額を積み立てていくような投資に適用される非課税制度です。 売却益や配当金等が非課税となる期間は20年とNISAに比べて長く、一方で年間非課税枠は40万円と少額になっています。少額を長期間にわたって積み立てていくための制度だからです。 また、運用する金融商品は基準にあった一部の投資信託、ETFに限られ、株式投資はできません。 2. NISAとつみたてNISAの違い ここまでの解説で、NISAもつみたてNISAも、投資して得た利益が一定額まで非課税になるという基本的な特徴は同じ、ということはおわかりいただけたと思います。 一方で、それぞれ違った投資スタイルを想定した制度であるために細かい違いがあります。その違いを詳しく見ていきましょう。 大きな違いは下の表でもわかるとおり、非課税期間と、年間非課税枠、そして投資対象の金融商品です。1つずつ見ていきましょう。 2-1. 非課税期間の違い 2つの制度とも、投資した商品に非課税が適用される期間に上限が設けられており、NISAは最大5年、つみたてNISAは最大20年となっています。 ちなみに、新規購入できるのはNISAが2014年~2023年まで、つみたてNISAが2018年~2037年となっています。たとえば、NISAを利用して、新規購入できる最後の年である2023年に投資をした場合、そこから最大5年間、つまり2027年まで非課税で運用をすることが可能です。同様に、つみたてNISAで2037年に投資をスタートした場合、2056年まで非課税で運用することができます。 2-2. 年間の非課税枠の違い NISAの年間非課税枠は120万円であるのに対し、つみたてNISAは40万円です。月に直すと、NISAは毎月10万円、つみたてNISAは毎月3.3万円程度を投資できることになります。 また、この年間非課税枠にそれぞれの非課税期間を掛けると、最大の非課税枠(総額)が分かります。NISAは総額600万円(5年間の場合)、つみたてNISAは20年間で総額800万円となり、トータルで見ればつみたてNISAの方が多く投資ができるということになります。 2-3.投資対象の金融商品の違い NISAの対象となる商品は投資信託、株式、REITなど、選択肢は膨大です。一方で、つみたてNISAの対象商品は、長期的な積立投資に適した商品として法令で定められた条件をクリアした投資信託(ETF)だけです。 ちなみに、NISAの場合は一括購入できるので、最大120万円(上限いっぱい)まで一度に投資することも可能です。対するつみたてNISAは、その名のとおり「積立」に特化した制度のため、一度で40万円分を購入することはできず、毎月定額を投資するのが基本です。 3.NISAとつみたてNISAの選択のポイント! 3-1. NISAに向いているのはこういう人 ・余剰資金が多く、たくさん投資したい人 NISAは、非課税投資枠の上限が年間120万円と高く設定されています。投資の大原則は「余剰資金で行うこと」であり、生活に必要なお金に手を付けてはいけません。それでも、月々3.3万円程度のつみたてNISAでは物足りない、もっと余剰資産があるという場合には、NISAの方が向いています。 ・投資にある程度慣れている人 NISAは、投資信託だけでなく、株式やREITなど、投資対象の金融商品のバリエーションの豊富さが特徴です。しかし、投資初心者が膨大な選択肢の中から選ぶのはかえって難しいもの。よって、ある程度投資に慣れている人に向いているといえます。 ・1~5年以内で結果を出したい(中期投資をしたい)人 株式や投資信託は大きいリターンが見込める一方で下落リスクもあります。特に一定の期間内に利益をあげるのは難易度が高くなります。リスクを考慮しても、早めに大きく資産を増やしたいという人はNISA向きだといえるでしょう。 3-2.つみたてNISAに向いているのはこういう人 ・少額をコツコツ投資したい人 つみたてNISAの特徴は、年間の投資額は低い一方で、非課税の投資期間が20年間と長くとれること。投資は、長期であるほどリスクを軽減することができます。子どもの教育資金や老後の資金作りなど、中~長期的な目的に向かって、毎月の投資資金は3.3万円以下と少額でいいという人には、つみたてNISAが向いています。ちなみに、加入する金融機関によっては、「毎月」だけでなく、「毎週」「毎日」など、もっと短いスパンで投資することも可能です。 ・投資初心者の人、リスクをできるだけ小さくしたい人 投資を始めたばかりだと、銘柄選びや購入のタイミングに迷うものです。その点、つみたてNISAの商品は、長期的な資産形成に適した商品に絞られているため、選択肢が多いNISAよりも、安心して選ぶことができます。また、一括で大きな額をどんと投資するのではなく、少しずつ積立、運用するので、値動きに一喜一憂する必要がなく、最初に投資商品を選べば、ある程度ほったらかしにできるのもメリットです。 4.日本での投資初心者には「つみたてNISA」がおすすめ…

