香港の医療費、いくらかかる? ―― 我が家の「医療保険ポートフォリオ」公開

「具体的には、どのように備えればよいのか?!」医療保険というと「治療費の実費をカバーするもの」と思われがちですが、香港においては、一概にそうとは言えません。

保険のカバーの仕方や仕組み、プランや種類には違いがあります。最も大きいのは、立場によって備え方が大きく異なることです。

例えば次のような立場です。

  • ① 個人事業主
  • ② 海外駐在員
  • ③ 学生・短期就労で海外へ来られている方
  • ④ 帯同で来られているご家族
  • ⑤ その他

日本の感覚のまま香港で生活している方が、見落としがちな現実があります。万が一の事故や重大な病気で、香港の私立病院に駆け込んで手術・入院となった場合、かかる費用は日本の比ではありません。数百万円は優に超え、なかには1,000万円もの治療費が請求された実例もあるのです。

国が診療報酬点数を定め、高額療養費制度で守られている日本とは、完全に別次元の世界。香港の医療費は、自己責任のサバイバルです。

「うちは会社の団体医療保険や海外旅行保険があるから大丈夫」。そう安心している方に、あえて厳しい現実をお伝えします。

その会社の保険、上限額はいくらですか? はみ出た数百万円、数千万円の請求書が届いた時、あなたの個人資産はそれに耐えられますか? せっかく香港で必死に築いた資産、お子様のインター校の学費、将来の資金が一瞬で消し飛ぶ。そんな最悪のシナリオを避けるために、海外にいる私たちはどのように備えるべきなのでしょうか。

非常に難しい問題ですが、解決策はあります。参考までに、私自身が医療費リスクから家族と資産を守るために構築している「医療保険の最強ポートフォリオ」を特別に公開します。

【私の医療保険ポートフォリオ】

  • ① 会社の団体医療保険:日常の通院や初期の治療費を確実にカバー
  • ② 妻の会社の団体医療保険(任意加入):①ではみ出る高額な入院・手術費を徹底カバー
  • ③ Critical Illness(重大疾病・大怪我):万が一、働けなくなった際に、生活費や教育費に充てる「一括の一時金」を確保

この3つの陣形を組んでいるため、仮に私が、1,000万円の治療費がかかる大病に襲われたとしても、私の自己負担額は「ほぼゼロ」です。

それどころか、働けない期間の収入保障まで機能する仕組みを作っています。医療保険の本質は、ただの「治療費の穴埋め」ではありません。万が一の時に、大切な家族の生活を守り、それまで稼いだ資産を1円も減らさないための「絶対的な盾」です。

これから香港で生活していくうえで、少しでも不安を感じた方、自分の会社の保険内容に確信が持てない方は、手遅れになる前に一度ご自身の「備え」を見直してください。

二十八コラム

所属:Insurance110 香港

二十八 智大

Tsuchiya Tomohiro

初めましてInsurance110香港の二十八(つちや)です。

2020年のコロナ期間が始まったころにご縁があり、日本から香港へ物流会社の駐在員として参りました。
香港に赴任した当時、資産運用や投資はギャンブルや博打に近いものだと考えておりましたが、今はその考えは180度変わりました。

我々の生活の中心には、いつもお金が絡んできますので基本的な情報を皆さんに共有できればと思います。
一緒に勉強できれば幸いです。

専門分野

  • 若いうちからのライフプランニング
  • 無理をしない資産形成
  • 香港における資産活用術
  • アスリートに向けた資産運用

海外の運用やライフプランの構築に出会ってから4年という時間で、沢山の皆様にお会いしてきました。
万が一の際にはもちろんですが、ご相談頂いたご本人やそのご家族に喜ばれるようなご提案をできるように、
日々勉強させて頂いております。
どんな些細な事でもご相談できるようにアンテナを張っていきたいと思います。

二十八 智大

将来の生活を少しでも豊かなものになるために、
今のうちから少しずつ準備できることがあると考えます。

人それぞれ備え方は異なりますので、先ずは海外の運用についての情報を聞いて、知って頂けると嬉しいです。
その先のご選択やご意向に沿って、全力でサポートできればと考えております。

海外在住者のためのマネーセミナー開催中

Insurance110では世界各地に拠点があります。
各国に滞在する日本人ファイナンシャルプランナーが、海外在住時の資産運用に関するセミナーを行なっております。

老後2000万円問題や円安、物価高など家計に直結するニュースについても分かりやすく解説いたします。

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