50代の分かれ道
110Financialの近藤です。
子育てが一段落し、新たなステージへと踏み出す50代。先日、同年代の方々と集まった際、この世代特有の悩みについて興味深い会話が交わされました。
子育てから親の介護へ
「やっと子どもが独立したと思ったら、今度は親の介護が…」という話題がちらほら。ようやく解放されたと思いきや、新たな家族の責任が待ち構えている方も少なくありません。実家の両親が80代に入り、突然の入院や介護施設探しに奔走している友人の話を聞くと、自分の親にもいつか訪れる現実を意識せざるを得ません。
異なる人生の優先順位
「これまでは子供にお金がかかってから、これからやっと自分たちの老後資金を貯められる」という声がある一方で、「収入が半分になってもいいから自分の時間を作りたい」という方も。
ある方は自分が遠方に住んでいるので親の面倒は兄弟に任せきりという話でしたが、その分何かあった時には金銭的負担をしているとのことです。親の介護の形は家族それぞれですが、何らかの形で関わることになるのは避けられない現実です。
時間とお金のバランス
子育てに追われた日々から解放され、「やっと自分の時間を取り戻せる」という解放感を優先したい気持ちがある方がほとんど。この時期だからこそ叶えたい夢や挑戦したいことが見つかる方も多いようです。
一方で、「まだ子どもの教育費が残っている」「住宅ローンあと10年」という現実的な声も。子育て一段落といっても、完全に経済的負担が消えるわけではありません。
人生、お金がかかります
50代の集まりで改めて感じたのは、人生のどの段階でもお金の問題は尽きないということ。子育て、親の介護、自分の老後…と、お金の使い道は形を変えながら続いていきます。
しかし同時に、何にお金をかけるかという「選択」も50代からは増えてきます。自分の価値観に合った人生設計をするために、改めてお金との向き合い方を見つめ直す良い機会なのかもしれません。
子育てが終わった後の人生、お金と時間のバランスをどう取るか。それぞれの答えは違っても、考え始めるのに遅すぎることはありません。むしろ、今が本当の人生設計の始まりなのかもしれませんね。

所属:Insurance110 香港
近藤 貴之
KONDO Takayuki
海外在住15年の国際ファイナンシャルプランナー。
44歳、4人の子ども(大学生2人、小学生1人、幼稚園児1人)の親として、また国際結婚経験者として、多様な家族構成における資産管理の実践知を持つ。
物流業界での海外駐在経験中に「国境を越えた資産形成」の可能性に魅了され、帰任を機に「興味を仕事に」の信念で海外FPへと転身。以来12年、在外邦人専門の資産設計を手がける。
専門分野
- 国際終活プランニング
- クロスボーダー資産管理
- 資産移転サポート
- 子どもの国際教育資金設計
深く知れば知るほど海外に住むメリットの大きさに気づかされました。その反面で日本語で得ることができる情報が少なく、それを知らずに帰国する人が多いのが現状です。日本と海外のいいとこ取りができる資産設計—それが私の使命です。
近藤 貴之からの一言
一度の離婚と国際結婚、4人の子どもの教育、そして現在は自身の終活も視野に入れる豊かな人生経験から、多様なライフステージに寄り添うアドバイスが強み。
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