年金繰上げ繰下げ
どちらがお得?繰上げvs繰下げ受給!
110Finacialの近藤です。
定年前の大先輩と、年金の繰上げ受給と繰下げ受給どちらが良いか?と言う議論をしていました。
繰上げ、繰下げというとちょっとわかりづらいのでここでは繰上げ=先取り、繰下げ=先延ばしと表現します。
通常は65歳から年金スタートですが、60歳から先取りすることもできますし、最大で75歳まで先延ばしすることもできます。
もちろん先取りすると年間のもらえる額は減ります。逆に先延ばしするともらえる額は増えます。
ざっくり今の水準で計算すると
60歳開始した場合は61万円/年、75歳まで先延ばしした場合は147万円/年となります。
一瞬こうなると先延ばしすればするほど良いのではないか?となりますが上記2つの損益分岐を計算すると87歳となります。
つまり87歳以上生きる場合は先延ばししたほうが良いです。
ただし、日本人の平均寿命は男性81歳、女性で87歳です。
個人別で見ると先延ばしすることで得をする人もいますが、全体で見ると貰えない人も出てくるため総額は少なくなるはずです。
これが政府が先延ばしを推奨している理由となります。
別の視点から見て、平均寿命まで生きたとして国民年金の年利を計算すると男性で1.5%、女性で2.21%となります。
※年金制度には遺族年金、障害年金などの保険的要素もあるため一概に悪いと批判しているわけではありません。
もし60歳から先取りしてそれを5%で運用すれば…なんてことを考えるのは私だけでしょうか。
いずれにしましても国の年金だけでは足りない時代となっているため、「自分年金」を準備する必要がありますね。
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所属:Insurance110 香港
近藤 貴之
KONDO Takayuki
海外在住15年の国際ファイナンシャルプランナー。
44歳、4人の子ども(大学生2人、小学生1人、幼稚園児1人)の親として、また国際結婚経験者として、多様な家族構成における資産管理の実践知を持つ。
物流業界での海外駐在経験中に「国境を越えた資産形成」の可能性に魅了され、帰任を機に「興味を仕事に」の信念で海外FPへと転身。以来12年、在外邦人専門の資産設計を手がける。
専門分野
- 国際終活プランニング
- クロスボーダー資産管理
- 資産移転サポート
- 子どもの国際教育資金設計
深く知れば知るほど海外に住むメリットの大きさに気づかされました。その反面で日本語で得ることができる情報が少なく、それを知らずに帰国する人が多いのが現状です。日本と海外のいいとこ取りができる資産設計—それが私の使命です。
近藤 貴之からの一言
一度の離婚と国際結婚、4人の子どもの教育、そして現在は自身の終活も視野に入れる豊かな人生経験から、多様なライフステージに寄り添うアドバイスが強み。
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